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寸志の意味と使い方|封筒の表書きや渡し方のマナー・類語も解説

更新日:2024年02月22日

言葉の意味・例文

贈り物の一つである「寸志」の意味や渡す際の注意点などはご存じでしょうか。本記事では、「寸志」の意味や類語との違いを説明するとともに、封筒の書き方などのマナーも解説しています。「寸志」について疑問や不安があれば是非チェックしてみてください。

英語では、「Please accept this as a token of my gratitude.」という言い回しをします。 「accept」は「受ける」、「token」は「代用硬貨、コイン、土産」、「gratitude」は「感謝」という意味で、日本語に訳すと「寸志ですがお受け取りください」という意味です。

寸志の渡し方・返し方のマナー

寸志の渡し方・返し方のマナーはどんなことがあるでしょうか。のし袋や封筒の注意事項、お返しなどについて解説します。

渡すときはのし袋か封筒に寸志と表書きする

寸志を贈る時の封筒の種類は、ケース別で分かれます。ご祝儀の場での封筒については、水引が付いていない花結びののし袋を使いましょう。それ以外で控えめに贈りたいケースに関しては赤棒ののし袋が適しています。葬儀スタッフへのお礼には無地の白封筒がおすすめです。 のし袋、封筒ともに中央上部分に「寸志」と表書きし、中央下部分には自分の名前を記します。封筒は文房具店で寸志専用のものを取り扱っている場合があります。急ぎの際はコンビニなどで売っているのし袋を利用しましょう。記入の際は毛筆・筆ペンを利用するのがおすすめです。

お返しは不要

寸志は「心ばかりの贈り物」であり、金額も高額にならないことからお礼が必要かどうか悩んでしまうこともあるでしょう。贈った側も返礼を特に求めないものとして「寸志」を利用するため、大げさなお返しは必要ありません。ですが最低限のマナーとしてお礼の言葉の述べたりお礼状を送ったりして、寸志に対する感謝の気持ちを伝えておくと良いでしょう。 また貰った寸志の金額が高額であった場合は、お礼状に菓子折りを付けて送るのがおすすめです。その際の菓子折りの金額はいただいた寸志の金額の半分以下程度で、相手に気を遣わせないよう注意しましょう。

「寸志」の意味と使う場面を考えて適切に使おう

今回は寸志の意味やマナーについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?寸志を使う機会はそれほど多くはありませんが、円滑なコミュニケーションを図るためにも、意味やマナーをしっかり把握しておきましょう。

初回公開日:2017年11月06日

記載されている内容は2017年11月06日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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