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寸志の意味と使い方|封筒の表書きや渡し方のマナー・類語も解説

更新日:2024年02月22日

言葉の意味・例文

贈り物の一つである「寸志」の意味や渡す際の注意点などはご存じでしょうか。本記事では、「寸志」の意味や類語との違いを説明するとともに、封筒の書き方などのマナーも解説しています。「寸志」について疑問や不安があれば是非チェックしてみてください。

「寸志」と類語との違い

「寸志」には類語がたくさんあります。代表的な類語について解説します。

「寸志」と「ボーナスや賞与」の違い

「ボーナスや賞与」は夏と冬で年2回、給料何カ月分とある程度決まっているのが一般的です。 それに対して「寸志」は、前述したように会合の幹事や営業成績が優秀な職員がもらったりと、その働きや仕事への感謝の気持ちとして不定期に渡されます。 幹事へ渡す寸志の相場金額としては、会費よりも多くなるように包むのが適切で、会費が3000円であれば8000円~1万円程度の寸志を贈ると良いでしょう。

「寸志」と「ご厚志」「ご芳志」の違い

「ご厚志」「深い思いやりの気持ち」「心のこもった親切」という意味です。「ご芳志」はご厚志と同じ意味ですが、ご厚志よりも丁寧な言葉です。 目上の人からいただく際に「ご厚志」「ご芳志」を用いますが、自分が金品などを渡す際は「寸志」と言います。

「寸志」と「心付け」の違い

「心付け」は、お世話になる人に感謝の気持ちとして渡す金品です。そのため、「寸志」も「心付け」も基本的には同じ意味です。 「寸志」はへりくだった表現であるので、わずかばかりのという気持ちが強い場合に使われることが多いです。

「寸志」と「金一封」の違い

「金一封」とは、「包み金」とも言われ、賞金や寄付金、礼金などを渡す際に、紙に包み封をして金額を明示しないものです。 金銭以外の品物を渡す際や、へりくだった気持ちを表したい時は「寸志」を用いるとよいでしょう。

寸志のその他の言い換え表現

「寸志」には他にも言い換え表現があります。その時々で自分が使い分けるとともに、使われる相手方の気持ちもくみ取れるよう一つ一つ用語を解説していきます。

  • お心遣い
  • 松の葉
  • 心ばかり
  • 花一重
  • 寸情
  • 寸意
  • 薄謝
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初回公開日:2017年11月06日

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