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お疲れ様ですは敬語なのか?|ビジネスマナーとお疲れ様ですの使い方

初回公開日:2017年10月24日

更新日:2017年10月24日

記載されている内容は2017年10月24日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

敬語

『お疲れ様です。』という言葉は、ビジネスではよく耳にする敬語です。仕事帰りや出勤後の挨拶などとして使われる便利な敬語フレーズです。『お疲れ様です』という言葉をどのようなときに使えば失礼に当たらないかを知ることで、便利に使うことができます。

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お疲れ様ですは敬語として使えるか?

「お疲れ様です」という言葉は、職場の中でよく耳にしたり実際に使っていたりしている挨拶のひとつです。仕事が終わった帰りの挨拶として使っていたり、電話を掛けた際の冒頭の挨拶用語として使っていたり、メールの書き出しなどでよく使ったりしているのではないでしょうか。実際、この言葉はとても使い勝手のいい敬語のフレーズです。 しかし、上司や先輩から「お疲れ様」と言われることには違和感がないかもしれませんが、部下や後輩の立場から上司や先輩に対して使う場合には、本当に使ってよいのでしょうか。そこで、「お疲れ様です」について、色々な視点で敬語として使えるか見てみましょう。

ビジネスマナー

『お疲れ様です』はもともと目上の者から目下の者に対して使う言葉でした。現在のビジネスの場では、目下の者から目上の者に対して使うようになっています。 秘書検定でも、『お疲れ様です』は目下の者から目上の者に対して使い、『ご苦労様です』は目上の者から目下の者に使うとなっています。そのため、ビジネスマナー的には、『お疲れ様です』を使っても問題はありません。逆に『ご苦労様です』を目上の人に使うことはマナー違反となります。

社外

『お疲れ様です』は、通常上司や同僚に仕事を労って使う言葉になりますので、社外の人に対して使うのはビジネスマナーでは失礼にあたります。そのため、「いつもお世話になっております」などの挨拶を使います。 ただ、相手の方がそれなりの地位にあったりする場合は、『お疲れ様です』を使うほうがいいでしょう。

目上・上司

『お疲れ様です』は、見上の方や上司に使うのは問題ありません。同じように『ご苦労様』という言葉もありますが、こちらは目上や上司の方に対して使うのには失礼にあたり、敬語として使うにも適しておりません。 そのため、仕事の終わりの『お疲れ様です』という使い方のほか、挨拶代りの『お疲れ様です』という使い方も問題はありません。 しかしながら、年配の方の中には『お疲れ様です』の目下の者から労われることに抵抗のある人がいます。そのため、使い続ける場合には、その相手に合わせて使うのがいいでしょう。

お客様

お客様に対して、敬語で『お疲れ様』を伝える場合は、丁寧語である『お疲れ様です』をさらに丁寧にした『ございます』を語尾につけます。そうすることで、お疲れ様という気持ちを失礼なく伝えることができます。 また、帰り際の場合であれば、敬語で同じように『お疲れ様でございました』というような言い方をしてもいいでしょう。

お疲れ様ですの正しい使い方

『お疲れ様です』という言葉は、メールでの使い方や敬語での最上級の使い方など、色々な使い方があります。丁寧語の敬語として正しい使い方をすることで、使う相手の方にも良い印象を与えることができます。 『ご苦労様』という似た意味の言葉の使い方なども合わせて見てみましょう。

メールでお疲れ様ですを使う場合の敬語

今の時代、プライベートだけでなく会社での勤務でもメールを使ったやりとりは多くあります。このメールでのやり取りは、書きたい時にかけて、送りたい時に送ることができるという点で、手紙よりも手軽でとても便利なもので、現在、生活に欠かせないものとなっています。 このようなメールですが、『お疲れ様』をビジネスメールの場で使う場合、どのような書き出しになるのでしょうか。

そもそも『お疲れ様です』は上司や同僚に使う言葉ですので、上司や同僚宛のメールで『お疲れ様』を使用しても間違いではありません。ただ、年配の方では、良い印象を抱かない方もいますので、例えば午前中に送信するのであれば、『おはようございます』など違う言葉で置き換えるのが無難です。 また、このような『○○さん、お疲れ様です』などの言葉をメールに入れること自体を嫌う人もいます。都度都度のメールでこの言葉を書くことが時間のムダととらえているからです。1通あたり3秒で書けたとしても、1日20通書いたとすれば、1分を無駄に使ってしまうということです。 そのため、直ぐに送ることができるメールという利点を捨てないように、省略してしまうというのもいいでしょう。

最上級

敬語として『お疲れ様』を使う場合に、最上級な使い方として『~でございます』という言葉をつける方法があります。この言葉を敬語につけることで、さらに丁寧な表現となります。サザエさんの「サザエでございます」というフレーズは聞いたことはあるでしょう。このように、敬語として間違いではありません。 しかし、無闇やたらと使うことで慇懃無礼にあたってしまいます。仕事時間が終わり、先に変える同僚や先輩に敬語を使っているつもりで「お疲れ様でございます」なんて使うと、皮肉を言っているように思われてしまいます。 そのため、このような表現はお客様などに使う限られた場合にとどめ、社内などで使うのは控えましょう。

ご苦労様

『お疲れ様』と同じようによく使う言葉に『ご苦労様』があります。これらの言葉は意味もかなりにていますので、使う相手や使う場面などで悩む場合も多いのではないでしょうか。 しかし、『お疲れ様』と『ご苦労様』には決定的に違う意味合いがあります。そのため、使い方を間違っており、知らず知らずの間に失礼にあたっている場合があります。マナー違反は、直属の先輩や上司ならともかく、お客様などに対しては致命的になりかねません。

正しい意味・使い方

『ご苦労様』の正しい日本語の意味としては、目上の者から目下の者へと使うという労いという内容です。では、なぜこの言葉を目下の者から目上の者に使うと失礼にあたるかというと、昔から日本では、目下の者から目上の者に対して労う言葉をかけるということが失礼にあたるという価値観があったためです。 『お疲れ様です』は、1980年頃からビジネスの世界で使われはじめました。そして一般的に挨拶の代わりとして『お疲れ様です』という言葉が使われだしたのは1990年から2000年前後頃と新しく、その後、時代の流れでビジネス会話の挨拶となりました。 『お疲れ様』と違い、それまでの意味を残した『ご苦労様』はこのような歴史より、現在でも目下の者から目上の者へ使うのは失礼となるため、目上の方に言葉をかけるのであれば、『お疲れ様です』のほうがいいということになります。

お疲れ様ですを使った敬語の例文

『お疲れ様です』は挨拶や労いの敬語の言葉です。これらの言葉を使った敬語の例文は次のようなものがあります。 ・職場で先に帰るとき 「お疲れ様です。お先に失礼いたします。」 ・会議に出席した人に対して 「お疲れ様です。こちらの封筒を1部お受け取りください。」 ・一緒に仕事をしていることが、ひと段落したとき 「ようやく終わりましたね、お疲れ様です。」 ・退職する人へ向けた言葉 「長い間でしたが、今までお疲れ様でした。」

お疲れ様を敬語で使いこなそう

『お疲れ様』を敬語であらわした場合、『お疲れ様です』や敬語の最上級で『お疲れ様でございます』という表現になります。このように、相手を労う言葉ですので、敬語で使う場合が多い言葉です。 敬語と聞くと、肩肘をはってしまうかもしれませんが、難しいことではありません。どのような相手にどのようなタイミングで使ったらよいかを知って、敬語を使いこなしましょう。 適切に敬語が使えることで、周囲からの評価もあがりますので、ビジネスマナーとして敬語を使えるようにしましょう。

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