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多肉植物の上手な育て方・種類別多肉植物の育て方・季節別管理法

ガーデニング

多肉植物は葉の面白い形がインテリアに人気で育てやすい植物です。ぷっくりした葉に水や養分を溜め込んでいる多肉植物は水やりが少なくてすむので忙しい人にもおすすめです。今回は、多肉植物の上手な育て方や種類別の育て方など多肉植物の楽しみ方をご紹介していきます。

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大人気の多肉植物とは

大人気の多肉植物とは

多肉植物は今や園芸店やフラワーショップだけでなく、雑貨店や100円均一ショップなどでも売られているほど人気のある植物です。あまり水をあげなくても育てられるので管理が楽だったり、ぷっくりした葉やその姿形のユニークさが、インテリアにもおすすめということで人気が高まっています。 おしゃれな器に入っている多肉植物を購入して飾るのもいいですが、最近は自ら育てて株分けして増やしたり、寄せ植えを作って育てたりと楽しみ方も増えています。そこで今回は多肉植物の上手な育て方や種類別の育て方、寄せ植えなどのつくり方など多肉植物の楽しみ方をご紹介していきます。

多肉植物の魅力

多肉植物の魅力

多肉植物の育て方を紹介する前に、多肉植物とはどのような種類の植物のことなのかご紹介していきます。 多肉植物とは葉や茎や根に水分や養分を溜め込むことができ、その部分が肥大した形になる植物の総称をいいます。原産地は主にアフリカ南部や中南米で、乾燥して水も栄養も少ない土地で生育するために、体内に水や養分を溜め込むことができるようになったと考えられています。 自然界において生き残るためにでき上がった形とはいえ、そのぷっくりとした葉やそれが幾重にも重なったり連なったりする個性的な姿が、多肉植物の人気が高い理由のひとつでしょう。また、多肉植物は原種だけでも1万5千種以上あると言われています。その種類の豊富さから、コレクションしたくなるというのも多肉植物の魅力と言えます。

多肉植物とサボテンの違い

多肉植物とサボテンの違い

多肉植物の多くはぷっくりとした艶やかな葉を持っていて、トゲなどは見当たりません。しかし、その体内に水や養分を溜め込むことができる性質はサボテンと同じです。サボテンと多肉植物は同じ種類なのでしょうか。 結論から言うと、サボテンは多肉植物の一種です。サボテン科に分類される植物の総称で、アレオーレまたは刺座(しざ)と呼ばれるトゲの生え際に細かい綿毛をもつものがサボテンと呼ばれます。 サボテンは昔から園芸種として育てる人も多く一定の人気がありましたが、多肉植物がインテリアプランツとして広く人気が高まってきたのはここ数年です。見た目の違いもあり、お店では多肉植物とサボテンは別のカテゴリーで扱っているところが多いです。

多肉植物はサボテンと同じ育て方でいいのか?

サボテンも多肉植物の一種であるため、サボテンと同じ育て方をすればいいと思われがちですが、実際には違います。サボテンの主な原産地は南北アメリカであり、生育環境はほぼ同じですが、多肉植物はアフリカ大陸を中心として世界中に分布しています。そのため、生育地域によって環境が異なり、日陰を好んだり寒さに強いものもあるため、育て方に違いがでてきます。 サボテンと一緒に育てていて、水のタイミングや環境を同じにすると、枯れてしまうこともあります。サボテンと同じでも大丈夫な品種もありますが、サボテンと多肉植物は別と考えてそれぞれに合わせた育て方をするといいでしょう。

多肉植物も花は咲く?

多肉植物も花は咲く?

多肉植物と言うとぷっくりした葉やモコモコした葉ばかりが注目されがちですが、そのほとんどに花が咲きます。育てる環境によっては必ず花が咲くとはいえませんが、花が咲くと育てる楽しみもいっそう強く感じられるでしょう。 定番で人気があるセダムやカランコエなども花を咲かせることができます。カランコエは時期になると花が咲いた状態の鉢が出回ります。風水で人気の金のなる木も株が大きくなると花を咲かせることができます。グリーンのインテリアとしてだけでなく、長く育てて花を咲かせてみるのも植物を育てる楽しみのひとつですので、ぜひ挑戦してみてください。

多肉植物を育てるのは難しい?

多肉植物を育てるのは難しい?

多肉植物は水やりが少なくていいので育てるのが簡単という意見もあれば、買ってもすぐだめにしてしまうので難しいという意見もあります。多肉植物を育てるのは難しいことなのでしょうか。 多肉植物を育てるのが難しいと感じる場合は、残念ながら育て方を間違っているか育てる環境が適切ではないと考えられます。基本的には乾燥や暑さに強いのが多肉植物ですが、中には日陰を好んだり寒さに強い種類もあります。 購入するお店によっては商品に育て方が載った札がついていたり、育て方や管理方法の説明書きを別紙で置いているところもあります。そのため、正しい育て方をすれば多肉植物を育てることは決して難しくはありません。ちょっと気にかけてあげることで長く育てて楽しむことができるようになるでしょう。

多肉植物を買う時のポイント

多肉植物を買う時のポイント

多肉植物は比較的丈夫で育てやすい植物ですが、購入する時の選び方で上手く育てられたり、すぐだめになってしまうことがあります。ここでは購入する際に注意すべきポイントをご紹介します。

見た目に元気がありそうですか?

どんな植物でも同じですが、ぱっと見て元気がなさそうなものは弱っている可能性があります。元気がなさそうだけど特価品だからという理由があれば別ですが、そうでなければ元気がありそうに見えるものが育てやすいので、まずは見た目で選びましょう。 葉と葉の間や茎と茎の間がしっかり詰まっていたり、姿かたちがしっかりしているものは元気があると言えます。一方からではなく、全体を見渡してみると、元気があるかどうかは、何となくわかります。

間延びしたり、白っぽくなっていませんか?

間延びしている場合、入荷してかなり日数が経っている可能性があります。そのお店でしっかりと管理されて育っているのならいいですが、変に間延びしていると株が弱ってきている可能性があります。また、種類によっては日照不足で葉が変色してしまったり、全体的に白っぽくなってしまっていることがあります。これも株が弱っている可能性があるので気をつけましょう。

下葉が枯れていたり土に苔が生えていませんか?

根元に近い下葉が落ちていたり枯れていないかもチェックしましょう。株が弱っていたり、根腐れを起こしていることも考えられます。また、土に苔が生えている状態も根が弱ってきているサインになります。

虫食いの穴などはありませんか?

病害虫に侵されていないものを選ぶことも重要です。葉や茎に穴が開いていたり、病害虫に食い荒らされた跡があるものは避けた方がいいでしょう。上からだけでなく下からも覗いてみて、虫食いなどがないかしっかり確かめます。不自然に変色や痛みがあったり、折れている箇所がある場合も病害虫の可能性があるため注意しましょう。

株がグラグラしていませんか?

軽く触ってみて株がグラグラするような場合は、土にしっかり根を張れていない状態が考えられます。見た目が元気そうに見えても、そのうち倒れたり枯れてしまったりと、急に状態が悪くなってしまうこともあります。

育てやすそうなものを選ぶのもポイント

この項目では、専門家ではなくても簡単に見分けがつく、良い多肉植物を選ぶポイントをご紹介してきました。せっかく購入しても最初から弱っていたのでは、元気に育てられなくなります。長く楽しみたいのであれば、購入する際のポイントもしっかり押さえておきましょう。 また、多肉植物を選ぶポイントとして、育てやすそうなものを選ぶのもいいでしょう。定番の種類、よく見かける種類は育てやすいため人気があります。初心者であればそういう観点で選ぶこともおすすめします。

多肉植物を育てるベストな環境とは

多肉植物を育てるベストな環境とは

多肉植物は厳しい環境に強い植物であるため、極端な環境でもなければ枯れることなく育てることができます。極端な環境というのは日差しが全く入らなかったり、水はけが悪くじめじめとした場所です。この点は、観葉植物などのほかの植物と多肉植物もあまり変わりません。

屋内と屋外おすすめの場所は?

多肉植物は日当たりや風通しの良い場所であれば、屋内でも屋外でも育てられます。ただし、夏の直射日光が日中ずっと当たる場所や、冬の霜が下りる場所はいい環境とは言えませんので、注意しましょう。雨ざらしも葉が傷んだり根腐れの原因になるため、屋外では軒下に置いて育てましょう。 屋内の場合は、冷暖房機器の風の流れにも気を付けてください。多肉植物に直接冷風や温風があたるのはよくないので、冷暖房機器から離すか、直接風が当たらない場所に移動します。

多肉植物を上手に育てるには

多肉植物を上手に育てるには

多肉植物は育てるのが簡単で、まめに世話をするのが苦手な方にもおすすめしやすい植物です。育て方のポイントを知っていれば、より長く元気な状態を楽しむことができます。ここからは、多肉植物を上手に育てるポイントをご紹介していきます。

多肉植物におすすめの土

多肉植物と相性のいい土の条件は、水はけがよく肥料もあまり含んでないことです。通常の園芸用の土は根が水枯れを起こしたり栄養が足りなくならないように、ある程度保水力があり肥料が含まれているものがほとんどです。水はけがよくて、すぐ土が乾燥してしまったり、栄養が足りなくなると、通常の植物はすぐ枯れてしまいます。 一方、多肉植物は葉や茎や根に水や養分を溜め込んでいるため、土に水や養分が保たれていると根腐れを起こしてしまいます。園芸用の土でも育てられますが、水やりのタイミングや生育状態をより気にかけてあげる必要があります。 多肉植物専用の土を使うか、水はけが良く肥料の成分が少ない土を選びましょう。観葉植物用の土も水はけがよいので、こちらで代用することもできます。

水やりの量やタイミング

多肉植物の水やりは、土が乾いてから数日置いたあとに水をたっぷりとあげます。土が乾いたかどうかは、まず土を見て確かめます。白っぽく見えたら乾いているサインです。また、実際に触ってみて湿り気がないか確認してもいいでしょう。水分がなくなり乾いていると土は軽くなりますので、持ち上げて軽かったら土に水分のないサインです。 多肉植物に水をあげる時は、鉢底から水が流れてくるくらいにたっぷりあげます。中途半端にあげると水が全体に行き渡らなかったり、土の上の方だけに水が溜まったりして根腐れの原因になってしまいます。しっかり土全体に水を通してあげましょう。 夏は涼しくなる夕方から夜に、冬は暖かい日中に水やりをしましょう。夏の日中は水が熱くなってしまいますし、冬の夜は水が冷たすぎてどちらも根を痛める原因になります。

肥料のやり方と時期

多肉植物はもともと厳しい環境で生育する植物ですから、少ない養分でも育つつくりになっています。逆に肥料をあげすぎると肥料やけして根が腐ってしまうことがありますから注意が必要です。 多肉植物が肥料を必要とするのは、大きく育てたい時や色づきをよくしたい時、または枯れかけていたり元気がなくなってしまっている時です。その場合もたくさん肥料をあげてしまっては逆効果になってしまうため、園芸植物や観葉植物に与える肥料よりもっと少ないごく少量の液体肥料か、置くタイプの固形肥料を与えます。 多肉植物の種類によって休眠期が違いますが、多くは夏か冬が休眠期にあたりますので、肥料をあげる時期は春か秋にするのがいいでしょう。ただし、肥料をあげてもいい時期でも、あげすぎには注意が必要です。

日当たりの管理方法

多肉植物も日当たりのいい場所を好みます。屋内であれば日差しの入る明るい場所に置いてあげましょう。さらに風通しのよい場所であれば最適です。カーテン越しの窓辺に置くのがおすすめです。部屋の奥でもしっかり日差しが入る部屋であれば大丈夫ですが、冬は日差しが弱くなるので、ちょっと元気が無さそうだと感じた場合は、南側の窓辺に移動させてあげましょう。 屋外の場合は、日当たりよくても日中ずっと直射日光が当たる場所は避けましょう。夏は特に直射日光が強いため、屋外でも日陰になる場所を選んでください。冬はしっかり日差しが当たっても大丈夫ですが、気温が低すぎると弱ってしまう種類もあるため、屋内の南側の窓辺に移動してあげるといいでしょう。

多肉植物を育てるのにおすすめの器は?

多肉植物はインテリアプランツとして人気なので、インテリア映えするように使われる器もさまざまな種類があります。通常植物を植える鉢以外にブリキやホーロー、ガラスやマグカップなどいろいろあります。ただし底に穴が開いているかどうかで育て方も変わりますので、注意が必要です。 底に穴が開いていれば、たっぷり水をあげても水が器の中に溜まってしまうことはありませんが、穴がない器だと水の加減を間違えた場合、中で水が溜まったままになってしまい、根腐れを起こして枯れてしまいます。 多肉植物はどんな器でも大丈夫ですが、底に穴のない器の場合は中で水が溜まらないように注意してください。弱ってきたと感じたら肥料ではなく土や水の問題であることがほとんどなので、植え替えをしてあげるといいでしょう。

種類別:多肉植物の育て方

種類別:多肉植物の育て方

多肉植物には、定番でよく見かけるものから珍しいものまでたくさんの種類があります。今回はその中でも人気が高い10種類について、種類別に育て方をご紹介していきます。

七福神の育て方

七福神はベンケイソウ科のエケベリア属で、きれいな見た目が人気の品種です。鮮やかなグリーンの葉がバラが咲いているように密に重なり、別名高咲き蓮華とも言われる多肉植物です。丸い肉厚の葉が横に広がって育ち、小山のような形になります。春から夏にかけてオレンジから黄色のグラデーションのある花が咲きます。 日光が好きなので、日当たりが足りないとひょろひょろになってしまいます。日当たりの良い半日陰で育てるのがおすすめです。日が十分当たっていると濃い緑の葉になり、日が足りないと薄いくすんだ緑の葉になります。 普段の水やりでは土は乾かし気味にしましょう。水をあげたら土が乾くまで次の水やりは控えてください。寒さには弱いので、冬になる前に屋内に移動させてあげるといいでしょう。

桃太郎の育て方

桃太郎も七福神と同じくエケベリアの一種で、葉は緑色ですが、秋が深まると葉の先端が赤く紅葉するのが特徴です。春と秋は土が乾いたらたっぷりと水を与え、夏と冬は水やりを控えてください。なるべく日当たりの良い風通しのある場所に置くと株を元気に育てることができます。 エケベリアの種類は春から夏にかけて、葉と葉の間から花茎をのばして赤やオレンジの色鮮やかな花を咲かせます。花茎は花が終わっても残るので、伸びている元から切っておきましょう。

四馬路(スマロ)の育て方

四馬路はベンケイソウ科クラッスラ属でシノクラッスラ、ユンナネンシスとも呼ばれる多肉植物です。細長い卵型の葉をロゼット状にたくさん広げて育っていきます。その葉は黒味を帯びた美しい色をしていることで人気がある種類です。屋外の日当たりや風通しのよい場所で育てます。 夏の直射日光は避け、湿度の高いところも避けましょう。水やりは土が完全に乾いたら与えるようにします。四馬路は脇から子株がでてきます。株は花が咲くと枯れてしまうので、枯れてしまったら子株を取って育ててください。

子持ち蓮華の育て方

子持ち蓮華は、親株から根が長く伸び、その先に子株の芽がつくランナーと呼ばれるものを出す形状の多肉植物です。同じベンケイソウ科のエケベリア属の特徴である、バラの花のようなロゼッタ咲のミニチュアのような葉が親株です。そこからピョンピョンとランナーが伸びる様子が面白いと人気があります。 春と秋は日に良く当てると成長します。夏の暑さには弱いので半日陰で風通しの良い場所で管理します。比較的耐寒性があるので、冬も屋外で育てて大丈夫です。ただし土が凍ってしまうと枯れてしまうため、寒冷地では屋内に取り込んだ方がいいでしょう。 夏と冬は休眠期に入るので水は控えめにしてください。葉がしわしわになってから与えるくらいで大丈夫です。春と秋も乾燥気味に管理しますが、土が乾いたらたっぷり水を与えましょう。

セダムの育て方

セダムは多肉植物の中ではベンケイソウ科のマンネングサ属に分類されます。多肉植物の中でもセダムは比較的育てやすい品種です。器の中でモコモコと増えていくため、挿し芽などで増やしやすいです。また、背丈が伸びないのでグラウンドカバーにも向いています。 乾燥に強いので水やりは控えめにしてください。土が乾燥したら鉢底から水が染み出すくらいにたっぷりとあげます。冬は休眠期で成長が止まりますので、さらに水やりを控えてください。年中通して乾燥気味に育てます。 多肉植物の中でも強い品種なので、日陰や多少湿気のある場所でも育てられますが、ひょろひょろと長くなってしまいます。モコモコとビッシリ育てたいなら、日当たりがあって適度に乾燥している風通しの良い場所が一番です。

カランコエの育て方

カランコエはベンケイソウ科のカランコエ属に分類され、別名ベニベンケイとも呼ばれます。ピンクやオレンジの花をたくさん咲かせます。園芸店やフラワーショップでは花が咲いた状態で売っていることがほとんどです。日が短くなると花芽がつく性質なので、年中室内で明かりのある状態よりも、屋外に出してあげると花を咲かせやすくなります。 カランコエは多肉植物の中でも手軽に購入できますが、長く育てる場合は少々上級者向けです。水をあげすぎるとすぐ腐ってしまい、葉に水を直接かけるとすぐに傷んで腐ってしまいます。土は乾かし気味にして、葉に水を当てないように水やりをしましょう。 暑さや寒さ、湿度にとても弱いので、夏は屋外でも直射日光を避けた風通しのよい場所で育てましょう。戸外で育てる時は雨にあたると腐ってしまうので注意が必要です。冬は5度以下になると枯れてしまうので、屋内の日当たりのいい窓辺で育てましょう。

桜吹雪の育て方

桜吹雪はアナカンプセロス属で、紅葉斑の珍しい品種です。夏は白っぽい色に、冬はピンク色へと色が変わり、秋が深くなってくると全体が紅葉します。葉が重なり合っているので、葉と葉の間に水が溜まらないように、根元に水やりをしてください。 春と秋は土が乾燥したら水をたっぷりと与えましょう。夏は断水ぎみにし、葉の勢いがなくなってきたら土の表面が湿る程度に水を与えます。冬は半月から1か月に1度を目安に土の表面が湿る程度の水を与えます。土が湿っている状態が何日も続くと根腐れの原因になるので、注意が必要です。

ルビーネックレスの育て方

ルビーネックレスはキク科のセネシオ属で、グリーンネックレスとは色違いになります。赤紫に紅葉する三日月形のぷくっとした葉をネックレスのように連なってつけます。乾燥に強いですが、湿気には弱いので水を与えすぎると枯れてしまいます。 ルビーネックレスはグリーンネックレスと同様、垂れ下がる様子が楽しめる多肉植物です。鉢の縁から垂れ下がる状態にするには、植える鉢を深いタイプのものにしましょう。この際、鉢が深いために水がきれにくく土が湿った状態が続きやすく、枯れやすくなるため注意が必要です。完全に土が乾いてから水を与えることを意識しましょう。

ハオルチアの育て方

ハオルチアはユリ科の多肉植物です。ハオルシアとも呼ばれます。ハオルチアで特に有名なのは雫石と言われる、葉の透け感が魅力的な種類です。つぶつぶとした葉が特徴で、ヒョロヒョロと長く伸びることはありませんが、生育状態が悪いとキレイな葉が変色してしまいます。 ハオルチアは日陰に強く、強い光には弱いため、直接日には当てずに、カーテン越しなどのやわらかい日の入る場所に置きます。水やりは春と秋は土が乾いたらたっぷりと、夏と冬は休眠期にあたるので断水気味に管理してください。

ホヤの育て方

ホヤはサクララン属で、通称サクラランと呼ばれるホヤカルノーサ、ラブラブハートの名で人気の出たハート型の葉をしたものなどいくつかの種類があります。ハート型の葉はバレンタインデーの贈り物としても人気があります。 ホヤはつる性なのでつるが伸びて葉や花がつきます。ここまで紹介してきた多肉植物とは形状が違いますが、その葉に水や養分を溜め込む性質は同じなので、水は控えめにして、土が乾いて数日たってからたっぷりと与えます。暑さには強いですが直射日光に当たると葉焼けを起こしてしまうので、日陰の風通しの良い場所で育てます。

季節別の多肉植物の管理方法

季節別の多肉植物の管理方法

多肉植物は総じて暑さや乾燥に強いですが、寒さや多湿に弱い面があります。厳しい環境で生育している多肉植物ですから、あまり細かく管理しなくても育てやすいのですが、梅雨時期の多湿や冬の霜や低温には気を付けた方が長く育てられます。ここでは季節ごとの多肉植物の育て方をご紹介していきます。

春の多肉植物の管理

春は最低気温が5度を上回るようになったら、屋内のままでもいいですが、屋外の日当たりのいい場所に移してもいいでしょう。春先でも急に寒さが戻ったり霜が下りることもあるので注意が必要です。土が乾燥したら昼間の暖かい時間に水をたっぷりとあげましょう。 5月頃になって元気がないように感じたり、葉にしわが入っていたり色がくすんで見える場合は、少し液体肥料か置くタイプの固形肥料をあげます。夏と冬が休眠期の株は、この時期から成長していきます。

夏の多肉植物の管理

夏は直射日光を避けた半日陰や、屋内のカーテン越しで育てます。多肉植物は暑さに強いですが、直射日光に当たり過ぎると葉焼けを起こして枯れる原因になります。湿度が高いと根腐れしたり葉がブヨブヨになったりするので、風通しの良い場所で育てます。 水やりは夕方から夜の涼しくなる時間帯に行います。昼間の暑い時間に水やりをすると、温まった水で土の中が蒸れたり根がゆだってしまい腐らせてしまう原因になります。夏と冬が休眠期の株は、夏の間は断水気味に管理してください。

秋の多肉植物の管理

秋はからっとした天候をイメージしがちですが、実は6月と同じくらい湿度が高い季節です。湿気があると根腐れを起こすなど腐りやすくなるため、風通しの良い場所で乾燥気味に育てましょう。 秋の初めはまだ暑く日差しも強いので明るい日陰に、秋も終盤になってくると日差しもやわらいでくるので日当たりの良い場所に移してもよいでしょう。多肉植物は強すぎる直射日光は苦手でも日の光は大好きです。日に当てて元気に育てることで冬を乗り切ることができます。

冬の多肉植物の管理

多肉植物にも休眠期があります。多くの種類は夏と冬が休眠期で成長が止まりますが、中には違う種類もあるため注意しましょう。多肉植物は暑さと寒さに強いですが、霜や雪など水分が葉につくとそこから腐ってしまいます。冬は屋内で育てるといでしょう。 土が乾燥したら暖かい昼間に水やりをしますが、水の量は控えめにしましょう。土の中の水が寒さで凍ってしまうと根が腐ってしまいます。また、夜の冷え切っている時に冷たい水をあげるのも避けましょう。冬が休眠期の株は、水やりは半月から1か月ほどに1回くらいで断水気味に管理するとよいでしょう。

多肉植物も枯れる?

多肉植物も枯れる?

多肉植物も育て方によっては枯れることがあります。買った時から弱っていた場合や、育てる過程の水やりや環境に問題があることがほとんどです。多肉植物が育てやすくて人気とは言え、それに合った育て方でなければ当然枯れてしまいます。 多肉植物を買う時に注意する点は、元気がいいもの、病害虫に侵されていないもの、根がしっかりしてグラグラしないものを見極めることです。ここでは、多肉植物を育てている最中に枯れてきた場合に、水やりと環境について注意すべきポイントをご紹介していきます。

水のやり方を変えてみる

多肉植物が枯れる原因には水のやり過ぎが考えられます。土が乾燥してから水を与えているつもりでも、土の表面だけが乾燥していて中はまだ湿った状態だと、水が飽和してやり過ぎになってしまいます。竹串を土に挿してみるなどして、本当に土が乾いているか確認してみてください。 土が乾燥したと判断してからさらに2,3日間たっても、そうそう多肉植物は枯れません。多肉植物はその葉や茎や根に水分や養分を溜め込んでいるのですから、しばらくは体内の水分で十分です。水やりのタイミングを変えて様子を見てみましょう。 それでも回復しない場合は、一度植え替えてみてもいいでしょう。水はけのいい土に少量の肥料で育ててみます。ひょろひょろと弱ってしまっている場合は、一番上のまだ元気そうな部分をつまんで挿し芽してみてもいいでしょう。

環境を変えてみる

枯れてしまう原因のひとつとして、多肉植物の置いてある場所がよくないとも考えられます。日当たりが悪く暗い場所は多肉植物を育てるのに向きません。直射日光が当たり過ぎるのも避けた方がいいですが、ある程度の日当たりは大切になります。 また、多肉植物は湿気を嫌います。風通しが悪くじめっとした場所も多肉植物を育てるのに向かない場所です。屋内で育てているなら日陰の屋外に出してみるなど、置き場所を変えてみましょう。

多肉植物も植え替えをした方がいい?

多肉植物も植え替えをした方がいい?

多肉植物も育てているうちに器の中で根が回り、育ちが悪くなることがあります。その場合は植え替えをしてあげるといいでしょう。多肉植物の植え替えは春か秋に行います。夏は暑さや湿気で根が植え替えに耐えられません。冬だと休眠期などでせっかく植え替えても土に馴染めずそのまま枯れてしまいます。 多肉植物を植え替える時は同じくらいの大きさの器に植え替えてください。多肉植物は育てるといっても観葉植物などのように大きくさせることはあまりしません。育てると言うよりも、育った根を一度切って、新しい根と新しい葉を育てて株をリフレッシュさせるイメージで植え替えをします。 株分けして増やすのもいいでしょう。ひょろひょろと長く伸びてしまった多肉植物は、一層元気のいい葉を茎から思いきって切り戻し、育てなおしてもいいでしょう。

多肉植物を増やすには

多肉植物を増やすには

多肉植物は挿し芽で増やすこともできます。セダムなどモコモコと生えてくるものは、そこから新芽を切って挿し芽をします。エケベリアなど横に広がっていくものは、横に伸びた新芽を切り、挿し芽をします。上に茎がひょろひょろ伸びてしまったものは、葉の近くから茎を切り、短くして挿し芽をします。 挿し芽も春か秋の成長する時期に行います。日当たりが良く風通しの良い場所で、葉に水をかけると弱ってしまうため、注意しながら乾かし気味に水やりをしてください。多肉植物を挿し芽で増やして育てていると、さらに増やしてみたくなります。もともと厳しい環境に強い植物なので、思いきってもっと増やしてみるのもいいでしょう。

葉挿しに挑戦してみよう

葉挿しとは挿し芽とはちょっと違い、多肉植物のとれてしまったぷっくりした葉を土の上に置き、芽が出るまで育てる方法です。やり方はいたって簡単で、薄いバットなどに多肉植物用の土を入れ、その上に用意した葉を並べるだけです。 日当たりのある風通しのいい場所で管理し、並べた葉に水が含まれているため、控えめに水やりをします。しばらくして葉の根元からポコポコ小さな芽がでてくれば成功です。

多肉植物の寄せ植えづくり

多肉植物の寄せ植えづくり

いろいろな種類の多肉植物で寄せ植えをつくるのもおすすめです。いろいろな形の多肉植物が集まって面白みのある寄せ植えになります。多肉植物同士だとどんな組み合わせでもできそうですが、長く楽しむためのポイントや器の選び方などを、ここでは紹介していきます。

器の選び方

マグカップやグラスなど底に穴が開いていない器でも、水やりに気を付ければ寄せ植えを作ることは可能です。水やりをした後に底に水が溜まらないように、器を傾けしっかりと水を切るなどすれば腐らすことはありません。しかし判断が難しい部分がありますので、初めての場合であれば底の穴が開いた器をおすすめします。 陶器でもブリキでも素材はどれでも大丈夫ですが、大きすぎると形が崩れたり間延びすることもあるため、植えたい多肉植物がきっちり入るくらいの大きさが適当です。

寄せ植えの作り方

底に穴のあいた器であれば、穴の上に鉢底ネットを入れて軽石を入れます。軽石はネットの隙間から土が流れないようにすることと、水はけをよくする目的がありますので必ず入れてください。その上から土を入れます。土は多肉植物用の土で大丈夫です。 器に対して3分の1くらい土を入れたら、植えたい多肉植物を配置します。高低差のある多肉植物を数種類入れるとバランスのよい寄せ植えになります。土の上に多肉植物を配置したら、隙間からさらに土を流し入れていきます。 小さい多肉植物や隙間に多肉植物を差し込む場合は、ピンセットを使って入れていきます。セダムなど細かくて葉が取れやすいものは、植えている最中に葉が取れてしまうことがあります。その場合はピンセットで葉を取り除きます。 全体に土を入れながら、割りばしなどで均一に土を慣らしてください。完成したらすぐに水やりをせずに、数日たってからたっぷりと水をあげましょう。その後は通常の育て方と一緒です。

寄せ植えを長く楽しむには

多肉植物の寄せ植えは、寄せ植えをつくった時が一番きれいな状態です。成長していくにつれ、その姿は崩れていきます。長く伸びてしまったところは切り戻して新しく寄せ植えをつくるといいでしょう。一つ寄せ植えをつくったら、それを育てながら寄せ植えを増やしていくと、より楽しめるでしょう。

多肉植物は風水にもおすすめ

多肉植物は風水にもおすすめ

多肉植物は風水的にも注目を集めている植物です。その体内に水分や養分をしっかり蓄えて、あらゆる環境で強く生育していくさまが風水にぴったりなのでしょう。

風水におすすめの多肉植物や置き場所は?

例えばクラッスラは、日本では金のなる木と呼ばれ親しまれています。風水では金運アップにいいとされていて、南東の方角に置くのがおすすめです。 別名が子宝草とも呼ばれるカランコエは女性に人気のある品種です。その別名どおり子宝運をアップさせてくれる風水アイテムと言われています。鮮やかなオレンジやピンクの花をたくさんつけますが、花の咲いている鉢を北や北東、南西の方角に置くといいとされています。 あとは医者いらずとも言われるお馴染みのアロエも、風水におすすめの多肉植物の一つです。花言葉が「健康」「万能」なので、文字どおり健康運アップにおすすめとされています。北東の鬼門や、水周りなどにおくのがおすすめです。 紹介した3つはポピュラーで手に入りやすいので、気軽に風水アイテムとして取り入れることができます。

気軽に多肉植物を楽しもう

気軽に多肉植物を楽しもう

多肉植物は丈夫で育てやすいので、飾る楽しみも多くあります。職場のデスクに置いて休憩時の癒しにしてもいいでしょう。リビングのテーブルに置くと、食卓が明るく感じます。ベッドのサイドテーブルに置いて目覚めた時に元気な多肉植物を見ると、一日の活力が湧いてくることでしょう。 ぷっくりとした葉や生き生きとした様子は、見ているだけでも癒されたり元気になれます。多肉植物はほとんどが手の平サイズで気軽に楽しめる植物です。まずは小さな一鉢からでも気軽に挑戦してみましょう。

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