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胡蝶蘭の上手な育て方・胡蝶蘭の種類と特徴・季節別管理法

ガーデニング

胡蝶蘭と言う花を育てたことはありすか?名前は聞いたことあるし、見たこともあるけど育てたことはないと言う方は多いんじゃないでしょうか?胡蝶蘭の育て方は難しそうに見えて意外と簡単に育てることができます。そんな胡蝶蘭の育て方をご紹介します。

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胡蝶蘭ってどんな花?

胡蝶蘭は一般的にお店のオープン祝い用や亡くなった方へのお供え用に贈られることが多いお花です。華やかや高価なイメージが多いです。その豪華さから選挙の当選祝いなどにも贈られます。 胡蝶蘭は育て方が難しいイメージを持たれている方が多いですが、意外にも育て方は簡単で一度覚えれば毎年同じことの繰り返しなので毎年お花を楽しむこともできます。ですので、胡蝶蘭ばかりを育てている胡蝶蘭マニアもいるくらいです。

胡蝶蘭はランの代表的存在

お花を育てたことが無い方でも聞いたことがある胡蝶蘭。胡蝶蘭はラン科の植物で着生ランです。着生ランとは自然界で木の表面に根っこを張り、空気中の水分を吸収して生きています。ですので、胡蝶蘭を植え付けるのに土ではなく水苔やバーグなどが使用されます。 学名はファレノプシスと言います。小さめの胡蝶蘭のことをファレノミディなどと呼ぶこともあります。ファレノミディの方が育てやすいです。

花はどれくらい咲いているの?

胡蝶蘭の開花時期は3月から9月ですが、生産者の方々はビニールハウスなど温度管理ができる環境で育てているのでいつでも花がついた胡蝶蘭が出回っています。ですので、真冬でも綺麗に花が並んだ胡蝶蘭を買うことができます。 買ってきたり、貰った胡蝶蘭を上手に育てると1ヶ月以上花が綺麗に咲いたまま楽しむこともできます。花が長持ちするかは育て方次第なので基本の育て方をしっかり覚えておきましょう。

胡蝶蘭を育てるのに向いている人

胡蝶蘭の育て方は単純で一度覚えてしまえば毎年繰り返すだけなので簡単に育てる事ができます。 そんな胡蝶蘭を育てるのには大雑把な人やマメじゃない人が向いています。なぜかと言うと、胡蝶蘭はどちらかと言うと乾燥気味に育てなくてはいけません。こまめな人は水やりを頻繁に行ってしまい、根を腐らせてしまう事が多いです。ですので、大雑把なくらいが胡蝶蘭にはちょうどいいと言えます。

胡蝶蘭を可愛がりすぎてもダメ

胡蝶蘭を大事に育て過ぎている人は枯らしやすい傾向にあります。日当たりを気にしてあちこちに移動したり、まめに霧吹きをしたりすると胡蝶蘭にストレスがかかったり、湿度が上がり過ぎて病気の原因になったりするので、放任主義の方の方が上手くいきやすいです。 このとおり、胡蝶蘭の育て方は難しくなく、誰でもポイントさえ覚えれば簡単に育てることができます。

胡蝶蘭の上手な育て方

花芽って?

まず、花芽とは葉の間からちょっとでた芽の事を言います。胡蝶蘭は花茎が伸びた先に花をつけます。その花をつける前の花茎が伸びた先を確認するとついています。花芽は花をつけるのに必要です。 胡蝶蘭を買ったり、貰ったりして花が終わった後に次のシーズンに花を咲かせたい場合、大切に育てなければなりません。大切に育てた株から花芽が出た時はすごく嬉しい気持ちになります。

花芽をつけるには?

花芽をつけるにはきちっと育て方を理解し管理しなければなりません。稀にほったらかしにしてても出る場合もありますが、出ないことがほとんどなのできちっと管理をしましょう。 まず、花が咲き終わったら花茎を切りましょう。花茎とは花がついていた茎のことです。花茎を切る時によく株元から切る方がいますが、株元からは切らないでください。花茎は切ると少し枯れ戻ります。なので株元から切ってしまうと枯れ戻って伸びなくなってしまいます。ですので2~3節目で切るようにしましょう。

花芽をつけるための置き場所

花が咲き終わって花茎を2~3節残して切ったら、暖かい時期であれば外の半日陰で育てます。温度が低い時期であれば室内の明るいところで育てましょう。温度が低いと栄養を吸収できずに花茎も伸びないまま枯れてしまいます。ですので、寒いと感じる場合は室内で育て、暖かいと感じる場合は外の半日陰で育てましょう。 暖かい時期に外で育てる時に、日差しががんがんに降り注ぐようなところは避けて育ててください。日差しが強すぎると葉っぱが焼けてしまったり、一気に乾燥して水切れを起こして枯れる原因になるので気を付けましょう。

花芽が出るには水やりは必要?

花がついていない時でも株は生きているので水やりが必要です。暖かい時期であれば中まで乾いてきたらたっぷり与えます。温度が低い時期であれば中まで乾くのに時間がかかります。ですので中までしっかり乾いているか確認してから与えましょう。ずっと湿った状態にしてしまうと根が腐って枯れる原因になるので気を付けましょう。

花芽のために肥料はいる?

花芽をつけるために肥料は必要です。むしろ花がついていない時こそ必要です。花芽をつける前の株はこれからたくさんの栄養を必要とします。ですので花茎を切ったタイミングで肥料を施すといいです。 与える肥料は胡蝶蘭専用か液体肥料を施しましょう。つぶつぶの置くタイプの置き肥だと水苔では使用できないもがほとんどなので注意しましょう。肥料を与えずに育てているとスタミナ切れを起こして花芽がつかず開花時期を迎えてしまうこともあるので肥料を忘れないようにしましょう。

胡蝶蘭の水のやり方

胡蝶蘭の水のやり方

胡蝶蘭は普通の植物と違い、土で育てるのではなく水苔で育てます。ですので水の与え方が変わってきます。普段土で植物を育て慣れている人でも胡蝶蘭の水やりを土の場合と同じように行っていると根腐れを起こしたり、乾燥させすぎたりするので注意して育てましょう。また、気温や置き場所、与える量によっても変わってきます。

春と秋の水の与え方

春と秋は花にとっても過ごしやすく、育てやすい季節です。気温も高すぎず低すぎないので水の与え方を間違えたり、水やりを忘れない限り極端に乾燥したり根腐れを起こすことはなく育てられるでしょう。水を与えるタイミングは水苔が中までしっかり乾いてからです。表面が乾いていても中が乾いていない場合があるので中までしっかり乾いているか確認してから与えましょう。

夏の水の与え方

夏は水苔も土と一緒で乾くのが早く乾燥しがちです。極端に乾燥させてしまうと元に戻らなくなるので注意が必要です。乾燥した状態が長く続くと根がカラカラになってしまい、栄養を吸収できなくなって、枯れてしまいます。ですので夏は水やりを忘れないように、少し早めを意識して育てましょう。 置き場所によって乾き具合は変わるので必ず乾いているか確認してから与えましょう。クーラーが効いている室内と半日陰の外では全然違うので注意して育てましょう。

冬の水の与え方

冬は水苔が乾きにくくなります。表面が乾いていても中まで乾くのに時間がかかります。ですので中がしっかり乾ききってるか確認してから与えましょう。ずっと湿った状態にしていると根が腐ってしまうので注意しましょう。ですので冬は水やりの間隔を長くあけるように意識して育てましょう。

胡蝶蘭の病気対策

胡蝶蘭の種類別の病気への対策方法を紹介します。

ウイルス

現在胡蝶蘭に感染するウイルスは約30種類程度と言われています。ウイルスに感染すると完治はできません。一度感染してしまうとその株はウイルスに侵され他の植物にまでうつしてしまいます。ですのでウイルスに感染した胡蝶蘭を見つけたら他の植物から隔離するか処分した方が良いです。 ウイルスは症状が進むにつれ株全体にまわります。ウイルスを防ぐためにはウイルスを広げる昆虫をつけないようにしたり、ハサミなどの道具をきっちり消毒して清潔な状態で使うなどがあります。また、雑草からも感染する恐れがあるので雑草はできるだけ抜いておきましょう。

軟腐病

軟腐病は葉っぱが腐ったようになります。ぶよぶよした茶色っぽい葉っぱになって悪臭を放つ場合もあります。軟腐病にかかった葉は元には戻らないので取り除きましょう。放って置くとどんどん広がるので見つけたら速やかに取り除きましょう。軟腐病には薬剤が効きますのでホームセンターなどで軟腐病に効く薬剤を購入しできるだけ早く施しましょう。

灰色かび病

灰色カビ病に侵された胡蝶蘭はシミができたようになり、鑑賞価値が無くなります。灰色カビ病は湿度が高い状態で発生します。その名のとおりカビなので胞子が飛んでどんどん広がります。シミがいくつかある花を見つけたら惜しいですが切り取りましょう。 灰色カビ病を防ぐためには湿度を上げすぎないことです。灰色カビ病は湿度が高いと発生しやすいので、真夏や暖房かけて乾燥している時期を除いては霧吹きはしない、お風呂場や洗面所などの湿度の高いところでは育てないなど対策をしておきましょう。

胡蝶蘭の害虫対策

花には虫が寄ってくるものその虫への対策方法を紹介します。

カイガラムシ

カイガラムシは風に乗ってやってきたり、他に育てている植物があればその株についていたり、さまざまな原因があります。一度大量発生してしまうと完全に駆除する事は難しいので見つけたらただちに駆除しましょう。 カイガラムシを駆除するには薬剤を使用するか歯ブラシや爪楊枝などでかき落とすのが効果的です。放って置くと葉や花から液を吸汁して傷めたり、ウイルスを発生させたりするので注意してください。

ハダニ

ハダニが発生すると葉っぱが変色したりベトベトしたりします。ハダニは乾燥した状態の時に発生しやすいです。胡蝶蘭は乾燥気味に育てた方がいいですが極端に乾燥させるとハダニが発生しやすくなるので気をつけましょう。 ハダニはダニ用の薬剤で駆除できますが、薬剤抵抗性が付きやすいため一度で駆除するか、複数の薬剤を交代で使うようにしましょう。

コバエ

コバエはよくゴミなどに沸いていますが、胡蝶蘭を育てていると沸いてくる場合があります。 コバエは水苔や腐った根があるとわきやすく、直接的な被害はありませんが沸いてもいい事はありません。コバエがわかないようにするには水苔を新しいものに変えたり、植物に害のないコバエ除けのスプレーを使うなどしましょう。

ナメクジ

ナメクジは夜に活動するので日中はなかなか見つけることができずに被害が広がりやすいです。ナメクジは花や葉、根っこの先などを食べるため分かりやすいです。日中は鉢底に隠れている事が多いので食べられた痕跡がある場合は確認してみましょう。また、ナメクジが発生するとキラッと光るような液が付いていることが多いです。 ナメクジは食べるだけではなく軟腐病の原因になるウイルスも持っているので見つけたら割り箸などてつかみ取って駆除しましょう。

アブラムシ

アブラムシはどの植物にも発生しやすいです。ですので、植物や野菜を育てた事がある方なら一度は目にした事があるでしょう。アブラムシは厄介なことに外から飛んできて蕾や花につきます。 アブラムシがつくと花が咲かなくなったり、ウイルスに感染したりします。ですので見つけたら少ないうちに洗い流しましょう。大量に発生してしまった場合は薬剤を使い、駆除しましょう。

植え替えはすぐにした方がいいの?

植え替えはすぐにした方がいいの?

胡蝶蘭を買ってきたり貰ったりした場合、ほとんどがお花がついた状態です。基本的にお花がついている間は植え替えはしません。お花が終わって花茎を切る時に植え替えるのが一般的的です。しかし、植え替えは温度が低い時期には根が傷む可能性があるのでできません。寒い時期にお花が終わった場合は暖かくなるまで植え替えずに待ちましょう。

植え替る時のポイント

胡蝶蘭は3本立ちや5本立ちが多いです。その場合寄せ植えになっているので一株づつ植え替えなくてはいけません。また、胡蝶蘭に使う植え込み材は水苔とは限らずバークやべラボンなどがあるため、植え込み材に合わせた植え替え方法を取らなくてはいけません。初めて胡蝶蘭を植え替える時は知識がかなり必要になるので注意が必要です。

植え替える準備

植え替えを行う前に準備が必要です。まず、次に植えたい植木鉢とはさみ、水苔やバークなどの植え込み材を準備します。そして花が全部咲き終わった花茎を切ったら、一株づつ根っこを整えます。鉢から抜いた時にポリポットに入っている場合はポリポットを取ってください。 根があらわになったら根っこについているバークや水苔を優しくほぐしながら取り除いていきます。この時に取ったバークや水苔は捨てて構いません。根だけになったら綺麗な根だけを残して腐ったり傷んでいる根を切り取ってしまいます。黄色くなっている葉があれば一緒に切り取ってしまいましょう。 これで準備が完了します。根は繊細なので優しく扱いましょう。

水苔の植え替え方

植え込み材に水苔を使用している場合の植え替え方をご紹介します。 まず、根っこの周りに水苔を巻きつけていきます。植え付けたい鉢のサイズより少し大きめに巻き付けます。巻けたら鉢に押し込みます。この時ぐっと押し込んで入れます。ぶかぶかの場合は水苔をさらに巻き付けてください。鉢に入れれたら両手の親指でぐっと押し付けます。鉢の淵から1cm程押し込めたら植え替え完了です。 植え替えたあとは切った根から病気が入るのを防ぐため1週間ほど水を与えないでください。1週間ほどたったらコップ一杯程度水を与えてください。この時鉢からジョーロのように水が出るので水はけの良いお風呂場などで行ってください。

バークチップの植え替え方

植え込み材がバークの場合の植え替え方をご説明します。バークを使う場合はポリポットを準備してください。 ポリポットにバークを底が隠れる程度少し入れます。次に粒の肥料を入れその上からバークを入れます。肥料が根っこに触れてしまうと根っこが傷むので必ず下の方に入れるようにしてください。次に胡蝶蘭の株を真ん中に入れ、周りの空いたスペースにバークを入れていきます。下部がぐらつかないように割りばしなどで押し込みます。 まんべんなく入れれたらポリポットが倒れないように鉢に入れます。これで植え替えが完了です。バークの場合も1週間ほどは病気が根から入るのを防ぐため水やりは控えましょう。

植え替える頻度や注意点

胡蝶蘭を植え替える頻度は2年に1回程度です。頻繁に植え替えを行うと根っこが傷む原因になるので気を付けましょう。植え替える際、根っこは優しく扱い傷まないように注意してください。根っこを切る時に使用するハサミは消毒しておくことをおすすめします。植え替える植木鉢やポリポットは新品のものを使いましょう。

胡蝶蘭は室内で育てよう

胡蝶蘭はだいたいの方が室内で育てます。花が終った後に外の半日陰に置くことはありますが、花がついている時は室内に置く方が花も傷みにくく長持ちします。 胡蝶蘭をいたただく時はお祝いやお供えにお店やご自宅に送られてくることが多いです。その時綺麗にラッピングされている場合がほとんどです。鉢に施されているラッピングは外さなくても問題はありませんので綺麗なままの状態を楽しむことができます。 胡蝶蘭は贈り物に使われることが多く、室内で長く楽しむことができるお花なので育て方を覚えておきましょう。

室内で育てる時の置き場所

室内で胡蝶蘭を育てる時にまず、置く場所を決めましょう。どの植物もですが、エアコンの風が当たらないところにしましょう。胡蝶蘭は特に風に弱いので風が吹き込む玄関も避けた方がいいでしょう。窓際に置く場合でも風が吹き込むような場合はやめておきましょう。風が当たり続けるとお花がしぼむ原因になるので気を付けましょう。 湿気の多いところも避けてください。水苔などが乾きにくくなり根腐れの原因になります。温度変化が激しい場所も向いていないので注意してください。リビングや寝室が良いでしょう。人が過ごしやすいと感じる場所は植物にとっても過ごしやすいのでそれを目安に置き場所を決めましょう。

外でも育てられるの?

胡蝶蘭は外で育てる事はほぼ不可能です。胡蝶蘭は暑さにも寒さにも弱いです。特に冬の寒さには弱く、室内でも寒さによって枯れてしまう場合がある程です。なので、外で育てるのは胡蝶蘭には合っていないです。 しかし、花が終わって花茎を切ってしまった後は外の半日陰でも育てられます。花がないので風などで傷む心配もありませんし、半日陰であれば葉が焼けたりする心配もありません。ですので次の花芽がつくまでは外で育てていても大丈夫です。花芽がついたら室内に取り込んだ方がいいでしょう。

花が全部咲き終わったら?

胡蝶蘭は自分で育てるように購入する方は少ないです。お祝いやお供えにいただく方がほとんどです。ですので咲き終われば捨てるといった方が多いです。育てるのも大変ですし、大きいサイズだと置く場所にも困ります。ちゃんと育てていても貰った時のように綺麗には開花してくれません。 しかし、お花屋さんで胡蝶蘭を買うとなると他のお花よりも高く価値があります。ですので何かの時に頂いてお花が終ってしまっても捨てずに育てることをおすすめします。頑張って育てた株に花が付くと嬉しいですよ。

胡蝶蘭は温度管理が大事

胡蝶蘭は温度管理が大事

胡蝶蘭は温度変化にものすごく敏感で温度によって枯れたり成長しなくなったりします。 まず、寒いのが苦手です。寒いとお花がしぼんだり、成長が止まったり、ひどい場合は枯れてしまいます。花が咲き終わって温度が下がった場合は休眠期に入りますが、休眠期であっても極端に寒いのは苦手です。人が寒いと感じると胡蝶蘭も寒いので注意してください。 胡蝶蘭は暑さにも弱いです。すごく繊細な胡蝶蘭は暑いと花が傷んで枯れてしまうのが早くなったり、極度に暑いと生育が止まってしまいます。暑さも人が暑いと感じれば胡蝶蘭も熱いので自分自身を目安にしましょう。

胡蝶蘭は種から育てれるの?

胡蝶蘭は種から育てれるの?

結論から言いますと、胡蝶蘭を家庭で種から育てるのは無理に近いです。種は入手できますが発芽させるのは生産者や農業高校の学生などではない限り不可能に近いです。その理由は胡蝶蘭を発芽させるには完全に無菌状態でなければなりません。少しでも菌があればカビが発生するなどして失敗してしまいます。 生産者の方や農業高校であればそういった設備が整っていますし必要なものも入手しやすいです。なので一般家庭では種から育てるというのはほぼ無理でしょう。もし、増やしたいのであれば株分けをおすすめします。

肥料ってどんなの?

肥料ってどんなの?

胡蝶蘭を育てるうえで肥料はそんなに重要ではありません。胡蝶蘭は肥料が少なくて大丈夫です。多すぎる方が苦手で、多すぎる茎が徒長したり濃いと根が傷んでしまったりします。あくまで胡蝶蘭の場合は成長を助ける補助役として覚えておきましょう。 与える場合は液体肥料や胡蝶蘭専用の置き肥など色々な種類の肥料があります。しかし胡蝶蘭は水苔の場合が多いです。肥料の中には土には使えても水苔に使えないものもありますので注意してください。与える時期は花が咲き終わった後です。次の花をつけるために栄養が必要になるのでそれを手助けするために与えましょう。

花茎って根っこと似てる?

花茎は根っこと似ています。花が咲き終わり花茎だけになると見間違って花茎を切るはずが根っこを切ってしまったなんてこともよくある話です。しかし、花茎と根っこは全くの別物なので間違って根っこを切らないようにしましょう。 見分け方は色です。花茎は緑色をしていますが、根っこは白色っぽいです。出始めの頃はどちらも緑色っぽいのでわかりにくいですが、伸びてくると区別がつくようになります。また、花茎は上に伸びるのに対して根っこは下に伸びます。これらを覚えておくと見分けやすいです。

根っこはどうして出てくるの?

胡蝶蘭を育てていると根っこが鉢の外に出てきます。基本的に出てくる根っこはそのままにしておいて問題はありません。なぜ、出てくるのかというと胡蝶蘭などの着生ランは木の表面に自生していて、自然界では根っこがむき出しになっています。むき出しになっている根っこから空気中の水分を吸収して生きています。根っこが出てくるのは自然現象です。

根っこは切るの?

根っこが出てきて気になって切ってしまう方もいますが、基本的に切らない方がいいです。完全に枯れている根っこであれば切っても問題はありませんが、生きている根っこを切ってしまった場合に葉っぱや花に影響が出る場合があります。葉っぱや花が枯れたり傷んだりします。 根っこが鉢の外に出ていても問題はないので気になるのであれば水苔で巻いて鉢の中に入れ込むといいです。

胡蝶蘭は株分けできるの?

胡蝶蘭を増やす時に一般的に行われるのが株分けです。株分けとは、今ある株の一部を根っことともに分離させて新しい株として育てることです。しかし、好きなタイミングでどの胡蝶蘭でもできるわけではありません。株分けをするには株分けできる胡蝶蘭である必要があります。 株分けできる胡蝶蘭とは、2つのパターンがあります。1つ目は、高芽が出ている株。高芽とは本来花が咲くべきであった茎に根と葉が生えてきたもののことです。これを切り取れば株わけをすることが可能です。2つ目は子株ができている株です。元々育てていた株の根元のもうひとつ小さな株があればそれを株分けすることができます。

高芽を使った株分け

高芽を使う場合注意しなければならないことがあります。まず、温度が18度以上あること。さらに高芽の根が5cm以上あることです。温度や根っこが足りないと根がつかずに枯れてしまいます。 充分に育った高芽と温度が揃ったら、高芽がついている茎を5cm位残すようにして切り離します。この時に根っこを傷つけないように注意してください。切り離したら高芽の根っこを水苔で巻いていきます。植え付ける植木鉢と同じぐらい巻いていきましょう。巻けたら植木鉢にぐっと押し込みます。ぐらつかないように多少窮屈なぐらいがいいです。隙間があれば水苔で埋めてください。

子株を使った株分け

子株を使う場合は親株ごと鉢から取り出します。取り出せたら子株を切り離していきますが根が絡んでいるので優しくほぐしながら切り離します。この時に乱暴に扱ってしまうと親株の根まで傷んでしまうので注意してください。 切り離せたら腐ったり傷んでいる根を消毒した清潔なハサミで切って綺麗な根だけを残します。綺麗な根だけになったら水苔を巻いて鉢に植え付けます。親株も子株を取り除いた分今までの鉢では大きいので水苔を足すか、サイズの合うものに植え替えましょう。

株分けした後の育て方

株分けした後の育て方にはポイントがあります。株分けしてすぐに水を与えないようにしましょう。株分けしてから2週間ほどは水を与えずに根が定着するのを待ちましょう。 これは根から病気が入り込むのを防ぐためで、水を与えなくても根は張っていきしっかりついてくれます。ですので、カラカラに乾いて水をやりたくなりますがそこをぐっと我慢して根をつくのを待ちましょう。

季節によって育て方を変えよう

季節によって育て方を変えよう

春と秋の胡蝶蘭の育て方

胡蝶蘭は室内で育てることが多いので季節に左右されることは少ないですが温度変化に敏感です。春と秋は比較的育てやすく、急激な温度変化もなく季節や温度が原因で枯れること少ないです。春や秋には植え替えをおすすめします。20度前後あれば植え替えに最も適しているので根っこも張りやすく、失敗することも少ないです。 春や秋はお花も長持ちするのでプレゼントにも適した季節です。切り花として楽しむ場合も一番いい時期なのでもったいない気もしますが綺麗に咲いている胡蝶蘭を花瓶に生けてみてもいつもとは違う楽しみ方ができます。

夏の胡蝶蘭の育て方

夏は暑さと日差しに注意してください。暑いと胡蝶蘭はお花が傷むのが早くなってしまいます。胡蝶蘭が最も快適と感じるのは20度前後と言われています。真夏にクーラーをつけていない室内だと人が暑いと感じるように胡蝶蘭も暑くばててしまいます。ですので20度前後を保つようにしましょう。 温度管理のためにクーラーはかけた方がいいですがクーラーの風が直接胡蝶蘭に当たらないようにしてください。風が当たり続けると極度に乾燥してしまい、枯れる原因になるので気を付けましょう。夏場は日差しにも注意してください。強い日差しに当たり続けると葉っぱが焼けてしまいます。直射日光や西日は避けて育てましょう。

冬の胡蝶蘭の育て方

胡蝶蘭は寒さに弱く、冬場は必ず室内で育ててください。気温が低すぎると枯れてしまうので気温が下がらないように胡蝶蘭を置いている場所は暖かく保ってください。冷たい風が吹き込む玄関に置いている場合はリビングなどに移動させましょう。窓際も夜間が冷えるので冷えいる前に部屋の真ん中に移動しておきましょう。 冬場は水苔やバークなどが乾きにくくなるので水の与えすぎにも注意してください。乾きにくくなると根が腐りやすくなるので水はけを良くして、しっかり乾いてから与えましょう。

梅雨時期の育て方にも注意

梅雨時期は湿度が高くなります。胡蝶蘭は湿度が高いと水苔やバーグが乾きにくくなり、根腐れを起こしやすくなります。根腐れを起こした根は元には戻りません。また、根腐れをした根をそのままにしておくと他の根まで腐って株自体が枯れてしまうので気をつけましょう。 湿度が高くなった梅雨時期は水やりの頻度を下げて、しっかり中まで乾くまで待ちましょう。中まで乾けば根っこは水を欲しがるので与えても腐ることはないです。また、受け皿に水が溜まっている場合も根腐れの原因になるので気をつけましょう。水を与える場合は水はけの良いところで行うか、溜まった水はすぐに捨てましょう。

1年を通した育て方のポイント

胡蝶蘭は1年を通して乾燥気味に育てましょう。乾燥に強いわけではありませんが、水苔は中まで乾くのに時間がかかりますし、水やりのタイミングが分かりにくいです。慣れればだんだんと分かってきますが迷った場合は水は与えず様子を見ましょう。 水を与える時は水苔の中まで乾いているか触って確認して、しっかり乾いていれば与えましょう。与える場合は表面だけに少しあげるのではなく中まで届くようにしっかりと与えましょう。

胡蝶蘭の種類や特徴

胡蝶蘭の種類や特徴

一口に胡蝶蘭といってもさまざまな大きさや色があります。一般的によく見るのは3本立ちや5本立ちの白い胡蝶蘭。お祝いにもお供えにも使えるのでお花屋さんにもたくさん並んでいます。しかし、胡蝶蘭にはピンクや黄色のものもありお祝いに贈る時に人気です。変わり種の青や緑やパープルもあります。 花の大きさも大輪・中輪・小輪があり、花の付いている数も違ってきます。また、全体的に小さめなミディやマイクロ胡蝶蘭もあります。色々な胡蝶蘭がありますが、どれも育て方は基本的に同じなので色々な胡蝶蘭を育ててみましょう。

自分用ならミディやマイクロがおすすめ

自分用ならミディやマイクロがおすすめ

小さめ胡蝶蘭のミディや、ミディより小さいマイクロ胡蝶蘭は自分用に買うのもおすすめです。大きな胡蝶蘭はあまり自分用に買うことはないですが、小さめの胡蝶蘭なら置き場所にも困りませんし、育て方さえ間違わなければ花を長く楽しめるのでおすすめです。また、ちょっとしたプレゼントにもおすすめです。 マイクロ胡蝶蘭の場合は一株の植えのものも多いので初めて育てる方にもおすすめです。植え替えも楽ですし、お値段もお手ごろなのでぜひ、育ててみてください。

最近は文字入りもあるの?

化粧蘭という胡蝶蘭をご存知ですか?胡蝶蘭の花や葉に文字や模様が入っている胡蝶蘭です。飲み屋さんのお誕生日会やお店のオープンのお祝いに送られることが増えています。化粧蘭は限られたショップでしか取り扱いがなくとても珍しいです。 花びらの部分に名前やおめでとうございますなどの文字や、金魚や桜などの絵柄などさまざまな化粧蘭があります。最近では葉の部分に名前をキラキラのラインストーンで施されているものもあります。 胡蝶蘭を贈る機会があれば目立つこと間違いなしの化粧蘭もおすすめです。もし頂いた場合、育て方は他の胡蝶蘭と同じなので安心してください。

光触媒の胡蝶蘭も人気?

光触媒の胡蝶蘭とは光に当たることで脱臭や抗菌の効果がある造花の胡蝶蘭です。胡蝶蘭は育て方が難しいイメージがあり、頂いた後の管理に困る方もいます。また、こまめな管理が難しい方や上手に育てる自信がないけど胡蝶蘭を飾りたいなど、さまざまな要望に応えるためにできたのが光触媒の胡蝶蘭です。 一言でいえば造花なので育て方などはなく、しいて言えばほこりがかぶらないように定期的に拭くくらいです。その手軽さからプレゼントなどに利用される方が増えています。見た目は胡蝶蘭そのものなので見劣りしないです。

葉っぱが枯れてしまったら?

葉っぱが枯れてしまったら?

胡蝶蘭は花だけでなく葉っぱも大事です。基本的な育て方のポイントをおさえておけば枯れることは少ないですが、水やりなどを間違ってしまうと枯れることがあります。葉っぱが枯れると生育も悪くなるだけでなく、見た目にも大きく影響してくるので枯らさないように気を付けましょう。 では、葉っぱが枯れる原因や枯れた時の対処法をご説明します。

根腐れを起こして枯れた時

根腐れは水の与えすぎや、水はけが悪いと起こります。湿度が高すぎたり、根がずっと湿った状態になると根が腐ります。腐った根は元には戻りません。腐った根は切り取ってしまえばいいですが根が腐ることによって葉に影響が出て葉が枯れてしまいます。根腐れによって枯れた葉は水分を多く含んだ状態でぶよぶよになっています。 一度枯れた葉は戻ることはありません。根腐れで枯れた時は枯れた葉っぱを切り取り、植え替えを行うことをおすすめします。腐った根が他の根に触れていると他の根も腐ってしまい株自体がダメになるのでぶよぶよに枯れた葉を見つけたら速やかに対処しましょう。

葉焼け起こした場合は?

葉焼けを起こすのは日差しが強すぎるのが原因です。強い日差しが当たると葉っぱが傷んで焼けているようになります。焼けてしまったところは元に戻らないので焼けないように気をつけましょう。 真夏の直射日光や西日は植物にとってあまりにも強すぎます。朝日などの優しい光であれば直接当たっても問題がない場合が多いですが、お昼を越えた強い日差しは葉っぱが焼けてしまいます。 また、葉焼けをするほどの強い日差しだと花も傷んでしまうので気をつけましょう。花も日差しに弱く、強い日差しに当たると傷みが早くなるので当たらないように注意しましょう。

乾燥して枯れた葉は?

乾燥して葉が枯れる原因は水の与えなさすぎなどによる極度の乾燥です。水やりを忘れていたり、中までしっかりあげれていなかったり、温度が高く、思った以上に乾燥するのが早かった場合などがあります。また風が当たっていて葉っぱの水分が蒸発ししまった場合にもカラカラに枯れてしまいます。 枯れた葉は戻ることはありません。ですので、切り取ってしまいましょう。枯れた葉を置いておくと見た目も悪いですし、枯れたり腐った部分がほかの葉っぱや花に当たっていると、病気やカビが生える原因になるので見つけたら速やかに取り除きましょう。 葉っぱは光合成をするために重要なので枯れないように気をつけて育てましょう。

根っこの傷みは葉っぱの先に出る

葉っぱが傷むのは根が傷んでいる証拠です。葉っぱの先が傷んでいると根っこの先も傷んでいる場合が多いです。 株が成長して根っこが伸びていって植わっているポリポットや鉢が小さく、根っこが詰まってしまった場合にも葉っぱの先が茶色くなって植え替えのサインが出たりします。その場合は植え替えをして、傷んだ葉先だけを切れば大丈夫なので植え替えの目安にしましょう。

胡蝶蘭は誰でも育てられる

胡蝶蘭は育てるのが難しいと思われがちですが、育ててみると意外と簡単です。なかなか自分で買うことはないでしょうが、頂いた時など上手に育てると楽しいです。また、頂いた物を長持ちさせれると送った側も嬉しい気持ちになります。ですので、枯れたからすぐに捨てるのではなく一度育ててみてください。

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