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スネップの意味とスネップが社会復帰するための方法

初回公開日:2017年10月15日

更新日:2020年08月07日

記載されている内容は2017年10月15日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

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言葉の意味

スネップとはご存知ですか?2012年に提唱された概念で、近年の社会問題で話題となっています。スネップにはニートやフリーター、引きこもりなどと似た要素があります。その違いとは何でしょうか?そんな疑問に答えるために、この記事ではスネップについて紹介します。

スネップとは?

スネップとは、「Solitary Non-Employed Persons」という和製英語の頭文字をとった略称です。直訳すると「孤立していて、雇用されていない者」であり、孤立無業者のことを指します。日本には160万人以上いると言われていて、未婚で無職の人の約6割を占めています。 スネップは、2012年に東京大学社会科学研究所の玄田有史教授により提唱された概念です。玄田教授はそれまで「ニート」の概念を定着させ、その後も研究を進めていった中で、ニートより少し高い年齢層の労働の実態にまで着目して、スネップとして新しい概念を捉えて年齢に関係なく無業者になれば孤立しやすいという点を指摘しています。 スネップの定義には、主に2つの要素があります。その要素について、以下に紹介します。

労働状態において

スネップは、労働状態において無職です。仕事の経験を有していた方が多いですが、退職後には仕事の意思を有していません。スネップの概念が提唱された当初は男性が多いという見方がされていましたが、近年は女性のスネップも増えていて、その多くは「家事手伝い」と称して社会に出て働かない方です。 その要因には、主に離婚や離職が挙げられます。離婚率や離職率が高くなることに伴い、スネップが増加していくものと考えられます。

年齢において

スネップの年齢は20歳以上59歳以下です。20代や30代に限らず、40代や50代においても着目されていることがスネップの要素の一つです。

スネップとニートなどの違いとは?

スネップはニートから派生した概念でありますが、ニートに限らず、フリーターや引きこもりにも似た要素があります。では、それらとスネップとの違いがどんな点にあるのかについて下記に紹介していきます。

ニートとの違い

ニートが仕事や求職活動の有無の点で着目されているのに対して、その派生概念として提唱されたスネップは対人関係の有無の点で着目されています。具体的には、以下の点において違いがあります。

年齢の範囲

ニートの年齢が15歳から34歳までの範囲でありますことに対して、スネップのそれは20歳から59歳までの範囲であり、年齢層の幅についてスネップの方が広いです。そのため、年齢の範囲が重なる人(20歳から34歳までの人)はニートでもスネップでもあると言え、ニートの約3割占めると言われています。

家族以外の対人関係

ニートは友人などの交流する相手がいて対人関係がありますが、スネップにはありません。また、スネップはインターネットへの依存度においてもニートほど高くなく、インターネット上の交流相手もいません。

仕事の経験

ニートには仕事の経験がありませんが、スネップには仕事の経験があるものの、退職して無職になり孤立してしまったという例が多いです。

フリーターとの違い

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