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パセリの育て方の基本とコツ|挿し木/とう立ち/冬越し対策

ガーデニング

パセリにはビタミンCミネラルが多く含まれ栄養価も高く、サラダ・パスタスープなどの風味付けに使えて便利、余ったら冷凍保存もでき、簡単に栽培することができます。涼しい場所を好み、25℃以上の高温になると生育が悪くなります。寒さに割合と強く、霜よけすれば越冬できます

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パセリの上手な育て方は?

セリ科特有の爽やかな香りと味があるパセリは、料理の付け合わせや彩りとして、日本でもおなじみのハーブ野菜で、原産地は地中海沿岸です。ハーブとは薬用や食用、香料に利用される香りの高い植物のことをいいます。 食物繊維、カルシウム、鉄分も多い栄養満点のキッチンハーブで、サラダやドレッシング、天ぷらなどのいろいろな料理に使えて、冷凍保存で香りを保つことができ、簡単に育てることができます。

パセリの由来

パセリはセリ科の2年草で、6~7月に白い花をつけます。2年草とは発芽から開花、枯死まで1年以内では終わらず、2年目までかかる植物のことをいいます。 原産地はヨーロッパ中南部や北アメリカなどで、英名はParsleyといい、古代ギリシャでは紀元前3~4世紀ころから育てられていました。17世紀頃にはヨーロッパ全土で育てられるようになり、日本には18世紀ころオランダから長崎に持ち込まれたため、オランダせりとも呼ばれます。他にペルシや香芹(こうきん)とも呼ばれています。 古代ギリシャ、ローマ時代には、家畜のえさや儀式に利用されたり、公の席で出席者がパセリの花環を首にかけ香りを楽しんだといわれています。パセリが日本に普及したのは、とんかつを考案した銀座「煉瓦亭」が、パセリをとんかつに添えたのがきっかけで広まったといわれています。

パセリの名の由来

フランス語でpersilといい、英語に変化してparsleyになりました。 これはパセリの学名Petroselinonからきていて、ギリシャ語でpetoraは岩、selinonはセロリを意味し、岩場のパセリを意味するPetroselinonとなりました。古くから岩場に生息していることが多く、見た目がセロリに似ていたためといわれています。 パセリの花言葉は死の前兆、お祭り気分、祝祭で、不吉な言葉とおめでたい意味の言葉の2つがあり、誕生花は10月8日です。

パセリの効果

日本では縮葉種(モスカールドパセリ)が料理の付け合わせでよく出てきますが、ヨーロッパでは、イタリアンパセリのような平葉種(葉の縮んでいない種類)が一般的に食べられています。また欧米では、数種類のハーブと一緒に細かく刻んで、スープやサラダなどに加えられますが、日本では飾りなどの添え物が主流でした。 今ではパセリの料理のレシピの幅が広がり、みそやチーズ、バターなどの調味料に混ぜて、魚につけ込んだり、パンやクラッカーに塗ったり、野菜にディップしたり、ソテーなどの美味しい食べ方があります。 パセリは栄養も豊富で、ピネンとアピオールという精油成分は、胃腸を整える働きがあり、パセリの葉や茎にβカロチンやビタミンC、食物繊維、カルシウム、鉄分が豊富に含まれていて、利尿効果や生理痛改善、消化促進、口臭予防、食中毒予防、増血作用、殺菌などの効果があります。

種からのパセリの育て方

種まきの時期は関東甲信の中間地で3~4月、寒冷地は4月、九州・沖縄などの暖地は3月頃が目安で、植え付けまで約70日かかります。パセリは冷涼な気候を好み、暑さにやや弱く、寒さには強い性質があります。生育温度は15~20℃で、保水性と水はけのいい土壌を好みます。 種は発芽しにくいので、まく前によく水で洗って発芽抑制物質を洗い流しておきましょう。パセリは酸性土壌に弱いので、植え付ける2週間位前には必ず苦土石灰などを施し、よく耕して中性にちかい弱酸性にします。根は直根性で移植を好まないので、種は直まきにして育てます。

種子まき

幅20~30㎝程度の高畝をつくり、1~2条まきにし、好光性なので土はかぶせず、手の平で軽く押さえます。発芽までは種が飛ばないように注意しながら、普通に水をかけると水流で種が流れてしまうので、霧吹きで毎日水やりをして育てます。種を発芽させるためには湿った土の状態を維持する必要があり、発芽には時間がかかるので、付きっきりで管理できない人は苗から育てる方が楽です。 パセリの品種には縮みのある「USパラマウント」、「瀬戸パラマウント」「中里」がありますが、イタリアンパセリや他の品種でも同じように育てることが可能です。

苗からのパセリの育て方

パセリの苗植えの適期は4~5月で、種から育てるのは発芽率が低く、育苗が難しいので、初心者の方には苗から育てるほうが失敗が少なく簡単です。植え付けから収穫までの期間は30日です。 パセリは根が深くまっすぐ伸びるので、プランターや鉢は深めのものに植えて育てます。地植えの場合は、2週間くらい前には土づくりを済ませておきます。酸性の土壌に弱いので、苦土石灰を混ぜてよく耕します。パセリは明るい日陰で育てるのが理想的で、乾燥が激しい場合はたっぷり水やりをします。

日当たり

パセリは日なたを好み、好光性(発芽するとき光を必要とします)ですが、日が当たりすぎて乾燥すると葉が固くなるので、理想としては明るい日陰で育てます。よく日にあてると葉は色が濃くて固めになり、明るい日陰だと軟らかくなるので、好みで調整して育てるとよいでしょう。 パセリは夏の日差しに弱いので、すだれなどで日陰をつくったり室内に移動して、西日やコンクリートの照り返しに注意して育てましょう。ベランダなどで育てている場合は、コンクリートの上に直接鉢を置かず、コンクリートの熱が伝わらないように、レンガやすのこ、鉢スタンドなどで空間を作ってあげましょう。

水やり

春~秋は土が湿っているくらいの状態にして、夏は乾燥しないように水やりを心がけ、冬は生育が鈍るので、水やりの回数を控えます。夏の水やりは日中を避けて朝は10時ごろまでに、夕方は涼しくなってからにします。冬の水やりは、必ず午前中にすませましょう。夕方の水やりは、凍結のおそれがあるので危険だからです。 乾燥すると下葉が黄色くなるので、夏場は根元をわらなどでマルチング(保温や保湿効果のために、土に覆いをかけることです)してたっぷり水やりをして育てます。葉の裏から霧吹きでスプレーすると、葉ダニの発生も防げます。また鉢やプランターは土の表面が乾いたら、たっぷり水を与えて育てます。

肥料

ポットなどに育苗して畑に植え付ける場合、植え付けの2週間前に土づくりをします。畝の真ん中に深さ20~30㎝の溝を掘って、堆肥、化成肥料、脂かすを混ぜ合わせたものを入れて埋めもどし、幅40㎝、高さ10㎝ほどの畝を立てます。 2~3週間に1回くらい畝の肩に追肥して軽く土寄せします。春~秋にかけては肥料を切らさないようにして育てます。6~7月の生育期には、化成肥料を10~15日に1回、液肥を7~10日に1回ほど施し、冬は肥料を与える必要はありません。

間引き

間引きは2回に分けて行い、虫害を受けたものや生育の悪いものを選んで間引きます。実際にはどれも良く育つものが多いので、株間を意識して間引くことになります。 各点3株の状態から、本葉が1枚のときに1株間引いて2株にします。本葉が2枚になったら1株ずつ間引いて、各点1株とします。葉の状態を見て傷んでいない株を残して育てましょう。プランターやポットにまいた場合は、8~10粒まいて双葉が出たら間引き始め、本葉5~6枚で1ポット1本になるように間引いて育てます。 生長するにしたがい株は大きくなり葉も増えますが、同時に根元に枯れた葉がたまります。枯れ葉をそのままにしておくと、風通しが悪くなり病気にかかりやすくなるので、まめに取り除いておきましょう。

とう立ち

とう立ちとは花茎をのばして花をつけることで、植物の生理現象です。栄養分とエネルギーを取られるため、パセリの株自体弱くなり、葉が少なくなったり、枯れてしまうことが多いので、花芽が付き始めたら摘み取りましょう。 種の場合は春にまくと、とう立ちするのは翌年になります。また花後に摘み取りをしても自然に枯れるのは、種まきから丸1年くらいでこれは寿命です。

パセリの花

パセリは6~7月に小さな緑色や白い花を無数に咲かせます。

収穫

パセリの収穫は本葉が12~13枚になったら、外側の下葉から摘み取ります。茎だけ残してもパセリの新葉は出てこないので、頭だけ取るのではなく、茎からカットします。パセリの株が衰えないように常に本葉を8~10枚くらい残して育てれば次々と葉を増やし、1年中収穫できます。1株につき8房くらい残しておくのが目安です。 比較的根が深く、養分を多く必要とするので、ひんぱんにパセリを収穫する場合は、追肥を与えます。長く収穫するには、花芽を摘み、結実しないようにします。

栽培環境別パセリの育て方のコツは?

ハーブの仲間であるパセリは丈夫で育てやすく、手入れや管理もそう難しくないので、初心者の方も収穫を楽しむことができます。1年の作業の中でいくつかのポイントをつかんでおけば、失敗することなくパセリを育てることができます。 水はけのよい土壌、明るい日陰、乾燥した後はすぐ水やり、風通しを良くするなどのコツをおさえておけばパセリは元気に育ちます。

地植えの育て方

植え付けの2週間前に、苦土石灰を畑の土1㎡あたり100gを全面に散布します。植え付けの1週間前に幅40~50㎝、高さ10~15㎝の畝をつくり、畝の中央に深さ20~30㎝の溝を掘ります。溝に堆肥を1㎡あたり2㎏、化成肥料1㎡あたり200gを混ぜ合わせて平らに埋め戻します。 株間30㎝をあけて植え穴を掘り、たっぷり水やりをします。水が引いたら穴に苗を植え付け、畝全体に水をかけて、後は間引きなどの管理をして育てます。たくさんの株数がほしい時は幅60㎝の畝をつくり、条間30㎝の2列植えにもできます。

地植えの管理

乾燥が激しい場合はたっぷり水を与えます。それ以外はあまり必要がありませんが、春から夏にかけては土が湿っているくらいが生育を促せます。肥料を切らさないように育てれば、翌春にとう立ちするまで長く収穫できます。収穫が始まったら、3ヶ月に1回追肥をします。肥料1㎡あたり200gを畝の両側にまいて、軽く土よせしておきます。

プランターでの育て方

パセリは移植を嫌い、根を崩すと弱ってしまうので、直接鉢やプランターに苗を植え付けて育てます。この時苗を植えたら、ウォータースペースをあけておきましょう。ウォータースペースとは、水を与えたとき土が溢れないようにするためにあけておく空間のことをいいます。 10号鉢に1~2株、60㎝プランターに2~3株を目安に、容器の底に軽石と赤玉土7~8:腐葉土2~3の割合で混ぜるか、市販の花、野菜用の培養土を入れます。株間は15~20㎝あけて苗を植えます。 土の表面が乾いたら水やりをします。鉢の底から水が流れ出るまでたっぷり水を与えて育てます。パセリは多湿を嫌い、水を与えすぎると根ぐされによる生育不良や病気の発症原因になるので、適度な湿度で育てます。逆に乾燥しすぎるとパセリの葉が固くなるので注意します。 パセリの葉が5枚程度になったら元肥を与え、1ヶ月に1回を目安に定期的に追肥をして育てます。生育状態をみて、葉の色が薄かったり、黄色っぽいなどの場合は液肥を施します。

水耕

パセリは畑や菜園だけでなく、水耕栽培で室内でも育てられます。容器はペットボトルや、コーヒードリンクのプラスチック容器などが便利に使えます。 ①園芸用品店など購入した苗の、根をほぐしながら丁寧に土を落とします。 ②バケツに張った水の中で軽く振りながら洗います。水を取り替える中にきれいになるので、多少土が残っても大丈夫です。 ③スポンジの中心まで切り込みを入れて、パセリの根を切り込みに挟みます。土から出ていた部分は、スポンジからも出るようにして挟み、根を1/3くらい切りそろえます。 ④根に残った土が水に落ちて濁ったり、古い根が腐り水を濁らすのでこまめに水を取り替えて育てます。 ⑤20℃以上の暖かい時期は2、3日に一度、20℃以下の涼しい時期は週に1度全ての水を取り替えます。 ⑥肥料は規定の2倍に希釈した液体肥料入りの水を与えて育てます。

苗の水耕栽培

苗からパセリを育てる水耕栽培は植え替え直後に摘むのは禁物です。2週間は収穫せずに待ちましょう。新しい根が張り、パセリの新芽が出てきたら株元の近い所にハサミをいれ、古い葉から1本ずつ収穫します。室内の明るく日があたる窓辺などにおいて育てましょう。日に当てすぎて容器の水が温まるようでしたら、ペットボトル用のカバーで覆うなどの工夫をしましょう。 室内で育てるパセリの水耕栽培は、手軽に安価な道具で始められ、土を使わず衛生的、また害虫や病気の心配が少なく無農薬で安全、天候に左右されることがないなどの利点があり、おすすめの育て方といえます。

種の水耕栽培

種から育てるパセリの場合は発芽は大変遅く、発芽から収穫まで環境によりますが、大体55日前後かかります。容器はペットボトルやプラスチックコップなどで十分使用できます。 スポンジを薄い厚みの正方形に切り、十字に切り込みを入れたものに水を含ませ、培地にします。発芽するまでは肥料を与えず、水だけで育てます。「ハイポニカ液体肥料」は栄養バランスが良く、水耕栽培の代表的肥料です。

室内での水耕栽培

土を使わず水と肥料だけで育てるパセリの水耕栽培は衛生的でいいですが、同じように室内で育てるのに向いているハイドロカルチャーがあります。 本来外にある土は室内に合わない環境で、じめじめした土と一緒に雑菌や虫も持ち込んでしまい、虫が湧いたりカビが生えて、健康上病気を引き起こす可能性があり、不衛生な環境になりがちです。また屋外と違って、風通しが悪く直射日光が当たらない室内では、湿度が高く、日光による殺菌もしにくくなり、雑菌が増殖し、パセリ自体が病気にかかりやすくなります。 そうした害虫、病気、菌を抑えこんで、室内で植物を育てるのに最良なのが、ハイドロカルチャー(Hydrocultue)です。ハイドロカルチャーはhydro(水)+culture(栽培)の和製語で直訳すると水栽培といい、土を使わず、土の代わりとなるハイドロボールやセラミスグラニューに代表される人工土などの植え込み材を利用してパセリなどの植物を育てます。

ハイドロカルチャーの育て方

ハイドロカルチャーの容器はコップやビン、ガラス鉢、紅茶缶など色々なものを利用することができます。初めての方は水の残量がわかりやすい透明な容器を選ぶといいでしょう。 ハイドロカルチャーでよく失敗するデメリットに根腐れがあります。日々根から老廃物を出していて、これを放置すると、老廃物が溜まり根腐れにつながります。この老廃物を処理してくれるのが、土の中の微生物で、微生物の代わりとなるのが根腐れ防止剤です。半年~1年で効果が切れるので、その都度交換します。また普段から水のやりすぎに注意しましょう。 日光も当てすぎると容器が温かくなってしまい、パセリが枯れる原因になるので、カーテンでさえぎる、置き場所を変えるなどの工夫をしましょう。

肥料と人工土

ハイドロカルチャーは土から取り入れられないので、肥料として養分を取り入れる必要があり、おすすめの肥料はハイポニカ水耕栽培液体肥料(A、B)混合タイプが最適で、2種類の肥料成分を混ぜて使用します。 セラミスグラニューはドイツの山地ブェスターブェルト産の粘土を、800度で燃焼させて生産した栽培用土です。100%水を吸水、保水する保水タイプで、腐敗、分解することなく、また目詰まりもなく絶えず根に酸素を供給できる性質があります。 ハイドロカルチャーは根の土を完全に落とす必要がなく、植え土を傷めず育てられます。セラミスグラニューの用土がオレンジ色になって乾燥してきたら、器の容積の1/5程度の量を与えます。鉢底に水が溜まっているのは、水の与えすぎなので捨て切ります。

キッチンでの育て方

ハイドロカルチャーは衛生的で、害虫がつく心配がないので、キッチンに置いてパセリを手軽に育てられ、使いたい時にすぐ手が届くので便利です。またインテリアとしてキッチンをおしゃれに演出してくれて、手近な所にあるパセリを、料理に使う機会が自然と増えるでしょう。 少しだけ注意することは土を触ったら必ず手を洗い、パセリを摘んだ時は水で洗ってから使いましょう。また日が当たらないキッチンでしたら、1日のうち数時間でも日の当たるリビングなどに置いてあげましょう。

パセリの増やし方は?

パセリは挿し木では発根しないので、花を咲かせて種を取り、その種をわけて育てるか、苗を増やして育てます。小分けにわけてから株ごとに大きく育てる方法で、コスト的にも安価でたくさん育てられます。ポット苗を買ったら、ポットから外して水につけ、土をよく落としてから1つずつわけます。

パセリの冬越し対策は?

パセリは寒さに強く5℃以上の気温であれば冬越しできます。地面の凍結しない暖地では軒下であれば戸外の越冬も可能です。パセリは霜にあたると枯れるので、関東地域などは鉢植えの場合、霜のかからない軒下で管理します。またベランダでも寒風が強いと葉が傷むので、室内で管理して育てます。 地植えの場合は、地面が凍らないように腐葉土などで土の表面を覆うか、寒冷地では防寒用のネットなどを掛けて対処しましょう。

パセリの虫対策は?

アブラムシは体長2~4mmの小さな虫で、新芽や茎に群がって汁を吸います。捕殺するか、殺虫剤を散布します。小面積の散布にはスプレータイプが有効です。エコロジカルな害虫退治として、2倍に薄めた牛乳か0.5%濃度の酢を散布する方法もおすすめです。 キアゲハは春と秋に幼虫が葉を食害します。見つけたら小さいうちに駆除します。割り箸かピンセットではさみ、バケツの水で溺れさせます。 ナメクジは夜行性で夜に活動し、葉を食害するので、見つけたら駆除します。ビールを浅い容器に入れて、鉢のそばに置き、おびきよせて溺れさせます。 夜盗虫(ヨトウムシ)は夜行性でパセリの葉や茎を食べ、葉に穴が開いていたら、この虫のしわざです。昼は土中や落ち葉の下に潜んでいるので、夜に定期的に葉や茎をチェックして、見つけたら捕殺します。 ハダニは葉の裏に寄生するので、流水で洗うか鉢ごと水につけて洗います。

病虫害

パセリがかかりやすい病気にはうどんこ病、立枯病、苗立枯びょう、灰色かび病、軟腐病があります。軟腐病は多湿状態で発症します。こまめに収穫して風通しを良くしましょう。 害虫も病気も、水はけの良い土でまめに葉を取り除いて風通しをよくすると、予防につながります。

パセリの保存方法

オイルに漬けたり、ピューレにしたりとパセリの保存方法は色々あります。生のパセリの場合は、水を張った容器に入れて冷蔵庫で1週間保存可能です。冷凍保存は水洗いしてキッチンペーパーなどで水気をふき取り、太い茎の部分だけ取り除いて、フリーザーバッグや保存容器に入れて保管します。凍ってから、袋の上からもむと粉々になるので、そのまま料理に使えます。

パセリの乾燥保存

自然乾燥がむずかしいパセリは、電子レンジを使うと簡単にドライにできます。キッチンペーパーを敷いた耐熱皿に太い茎を取ったパセリをのせ、上からもペーパーをかけて、レンジにかけます。1分加熱して、ペーパーが湿っていたら取り替えてまた1分加熱して、これを3~4回繰り返します。パセリがカリカリに乾燥したら、手で握って砕き、ビンなどに入れて保存します。

パセリを育てて美味しくたべよう

ハーブの仲間であるパセリは、丈夫で生命力があり育て方が簡単です。庭や畑になる土地がなくても、ベランダや室内などでも気軽に育てることができ、家庭菜園なら苗や種から育てる方法や、場所がなくて清潔にしたい人は、土を使わない水耕栽培によるガーデニングを楽しむことができます。 収穫したパセリは、料理やお菓子の名脇役として味を引き立てて美味しくしてくれます。生やドライのパセリを混ぜ込んだバターでオムレツを焼いたり、クリームチーズに加えて練り合わせたパセリを、トーストしたフランスパンなどにのせれば、おしゃれなオードブルになります。 他にはシンプルにスープやシチューに散らしたり、クッキーやクラッカーの生地に加えれば、香り豊かで、ビールのおつまみにもなる大人のスイーツにもなります。パセリを育てる楽しさとともに収穫の喜びを味わえるガーデニングライフをぜひ楽しんでみましょう。

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