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みょうがの育て方の基本とコツ|株分け作業と冬越し対策

初回公開日:2017年10月21日

更新日:2020年02月12日

記載されている内容は2017年10月21日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

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ガーデニング

暮らしを豊かにする野菜作りにチャレンジしませんか。細やかに世話をすれば応えてくれる野菜づくりをたのしみましょう。なかでもみょうがは植えっぱなしといわれるほどに手軽に栽培でき、しかも収穫をながく楽しめる野菜です。みょうがづくりにぜひ挑戦してみましょう。

自然の恵みをその手で育てて

暮らしの豊かさが、お金や地位以上に目を向けられるようになりました。最近は、ことに食についてスローライフが目指され、実践されるようになっています。植物に親しみ育てる暮らしや育てたものをいただく暮らしを実践してみませんか。本当に大切なものは手間ひまがかかります。 例えば、庭のプランターの小さい野菜は土から準備して植え毎日世話をすることで、スーパーに並ぶものとは違う愛おしい味わいのものとなります。また、その世話をしたことを誇らしいと思えます。忙しい時には時間も取りにくいでしょうが、自分が育てた新鮮な植物を味わう一時は、他では得難い豊かさを持っています。 今回は、みょうがにチャレンジしてみましょう。

みょうがを育ててみよう

みょうがは、汁物のみとなり刺身のつまになり、お漬物にもなる、香り豊かな日本の野菜です。原産はアジア東部の温帯地方ですが、平安時代にはもう重要な野菜として栽培された記録があります。江戸時代の農書によれば、農家では各戸必ず栽培していると紹介されています。時代を通して育てられ食されてきています。 みょうがは多年草です。普通みょうがの名で呼ばれ食べられているのは、この植物の花穂の部分です。地下茎から花穂が地上に出てきます。中に花がありますが、日本の栽培では普通種は結ばず、地下茎で増えます。また、みょうがの花穂ばかりでなく、新芽もミョウガダケとして生産されています。どちらも独特の香りと辛味がします。

みょうがの好む土

土の良し悪しは、植物にとってとても重要です。植物は土に根を伸ばして体を支え、必要な養分、水分、そして酸素を摂ります。一般的に植物が好むのは、肥料や水持ちの良い、また水はけの良い土です。団粒構造と言って土に適度に隙間があることが必要ですから、堆肥など有機物を混ぜ込んでしっかり耕すことが大切です。 また、日本では雨のせいで土が酸性を帯びているので、中和させなくてはなりません。苦土石灰をまいてやることで調整します。土を作るのは大変な作業ではあります。みょうがを育てる土の場合も一般的な植物と同じです。 ただ、ありがたいことに今は市販の培養土が販売されていますから、それを使うと便利です。培養土の中には土が程よく調合されており、また肥料なども加えられています。

みょうがの種株とは

植物の育て方といえば種からと思いたいところですが、みょうがは違います。染色体数が55と五倍体のためか、あるいは温暖期間が短すぎるからか、日本の栽培では花は咲いても、まれにしか実はなりません。みょうがは、地下茎で育てて増やします。 地下茎つまり種株は、ホームセンターや種苗店、驚くことに百均でも売られており、とても気軽に買うことができます。春植えものと秋植えのものがありますが、どちらも収穫は夏の間です。 種株は、土の付いた根の塊として売られています。しっかり芽がついているものを選びましょう。これが発芽してすらりとした葉が伸びてきます。乾燥しすぎたものや傷んでかびたりしたものを選ばないように、よく見て購入しましょう。

みょうがの苗を手に入れよう

種株でなくてポット苗を選ぶという方法もあります。小さい葉が出たものですが、これは種株についていた芽がちゃんとのびて葉の出たものです。芽がちゃんと出ていることで、安心して栽培を続けられるのが良いところです。 みょうがのポット苗を手に入れたら、土の付いたまま植えましょう。地下茎が広がるので、プランターなら大きめのサイズのものが良いでしょう。植える時は、土に苗ポットより少し大きな穴をあけ、隙間がないように植えます。そして、しっかりと水やりをしてやりましょう。 みょうがは多年草ですから、一度植えたらしばらくはそのまま収穫ができます。三、四年は植え替えがいらず、美味しい新鮮な辛味野菜がいただけます。

みょうがの肥料の施し方

みょうがは育てるのが易しいといわれますが、土に養分が含まれていることが大切です。肥料は、植え付けの時土に施しておくものと、追加して与えるものがあります。植物の生育には、チッソ、リン酸、カリの元素が必要です。植え付けの際に土と一緒に耕し、じっくり働かせるものを元肥といいます。 また、追肥は元肥の力の弱まった頃、プラスして早い効果を求めます。即効性のある化学肥料を土の表面に混ぜて使います。必要なだけはかってやりましょう。また、液体の肥料もあります。 植え付けの時にまず元肥を、6、7月になったら追肥をやると良いでしょう。元々茂る力の強いものなので、それほどしばしばやる必要はありません。

みょうがの水やり

みょうがは夏に収穫されますが、実は乾燥と直射日光を嫌う植物です。場所としては、他の野菜には使えない日陰などに植えると良いです。つまり、乾燥から守ることはみょうがを育てるのにとても大切なことです。株もとに藁などを敷いてやると同時に、日頃の水やりが大切になってきます。植え付けの時は、特にしっかり水やりをしましょう。 プランターに植える時には、水やりを忘れていると土が乾燥しきってしまいますから、気を付けましょう。水が大切なのは他の植物と同じです。土に含まれた養分の元素をイオン化して取り込みます。水がないと水分不足になってしまいます。みょうがが健やかに育てるように環境を整えてやりましょう。

日当たりとみょうが

みょうがという植物は、乾燥と直射日光を嫌うという特徴があります。日当たりの良い場所を好む一般的な野菜作りには決して向かないような場所が、かえってみょうがにとっては良い場所になります。そのため、江戸時代の農書のあるように農家が各戸で植えていたというのは、効率的なスペース利用です。 植物は、性質に従って育ててやることが大切です。みょうがも、植える場所やプランターを置く場所はしっかり選んでやりましょう。 みょうがを育てたいけれど、何も覆うものがない場所しか確保できない場合は、葦簀などの日おおいをかけてカバーしてやることもできます。また、フェンスにつる植物を這わせることでみょうがの上を覆わせるというのも良いでしょう。

いよいよ収穫

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