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手書きの添え状|タテ/ヨコ別書き方・書き方の見本・用紙

更新日:2024年01月27日

書類の書き方

履歴書など重要書類を送るために手書きで添え状を作成するときの書き方を横書き、縦書きについて確かめ、送る書類別に手書きの添え状の見本をご紹介します。そして「手書きの添え状」を書く用紙についてもご紹介します。手書きで添え状を上手に書くようおすすめします

添え状の書き方のポイント

通常の手紙とは、異なった書面となります。ビジネス文章として作成をしましょう。下記では、添え状を手書きした場合の書き方のポイントと注意点をご紹介します。

時候の挨拶は不要

一般的な手紙で用いられる季節を表す言葉である時候の挨拶は、添え状には不要です。しかし、企業への慣用句は使用するのが好ましいです。

主に用いる企業への慣用句

・時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。 ・貴社におかれましては、ますますご清祥のことと心よりお喜び申し上げます。

頭語と結語は必要

一般的な手紙と同じく「頭語」と「結語」を添え状にも使用をします。「頭語」と「結語」はペアとなっているため、使用する際は必ずペアの語句であるかどうかを確認し、使用をしましょう。ビジネスでよく使用される「頭語」と「結語」は以下となります。 ・一般的な手紙で使用される「頭語」と「結語」の代表は、拝啓+敬具となります。 ・丁寧な手紙で使用される「頭語」と「結語」の代表は、謹啓+謹白/謹啓+敬白となります。 添え状で使用する「頭語」と「結語」の決まりはないため、自由に用いて問題はありません。

添え状は横書きが一般的

添え状は、縦書きではなく横書きが一般的です。しかし、特に指定がない場合は縦書きでも問題はありません。なお、手書きではなくパソコンで添え状を作成する場合は、横書きがマナーとなります。 添え状には、日付・宛名・差出人・送付状の内訳・頭語・企業への慣用句・本文・結語を記入します。縦書きで記入する場合は、横書きと異なる形式となります。数字の書き方が変わるため、注意が必要です。

縦書き

横書きの添え状と異なる点は以下となります。 ・日付は最初ではなく結語の後に漢数字で記載する。 例:平成二十九年 十月二十五日 ・自身の名前は日付の後に記入します。日付の書き出しは本文の頭と揃えて記入をしますが、名前は便箋の半分よりも下から書きだします。 ・最後に宛先となる企業名・部署名を記入します。 例:〇〇株式会社 人事部 採用ご担当者様

添え状の手書きの注意点とは

手書きの添え状は、手間と時間が必要です。その分、企業に熱意や意欲が伝わります。 ・黒ペンで書く:添え状を手書きする際は、必ず黒のボールを使用して書きます。黒でも万年筆やインクペンでは、文字がにじんでしまい読みづたくなる場合があるため、ボールペンが無難と言えます。また、消す事のできるボールペンでの作成はマナー違反となるため、手書きには使用しません。 ・誤字脱字:添え状を手書きする場合に、注意が必要なのが誤字脱字といった書き間違いです。この場合、ボールペンで手書きをしているため書き直すことができません。書き間違えた場合は、最初から書き直します。 手書きの添え状には、修正液や修正テープを使用してはいけません。

添え状を郵送する時の注意点

企業へ添え状を郵送する際にも注意が必要です。下記では郵送時の注意点をご紹介します。 ・封筒の記載時:手書きで封筒に企業の住所や企業名を記入します。この際は、当然ながら略すことなく正式名称を記入します。住所は、県名からきちんと記入します。 ・同封書類:履歴書や添え状は、ひとまとまりにしてクリアファイルに入れてから封筒に同封します。郵送中に他の郵便物と一緒になるため、書類が折り曲がる恐れや濡れてしまうことがあるかも知れません。 クリアファイルに書類を入れることによって、これらの心配が解消されます。また、クリアファイルに入っていることによって、採用担当者も書類を取り出した後の管理がしやすいといったメリットもあります。 ・書類は直接郵便局へ:企業への郵送書類が準備できたら、ポストに投函するのではなく直接郵便局へ持参しましょう。郵便局に持参することによって、必要な切手代が確認でき切手代不足で返送されることがなくなります。 大切な企業への書類なので、直接郵便局に持参することをお勧めいたします。

書類別手書きの添え状の見本

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初回公開日:2017年11月21日

記載されている内容は2017年11月21日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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