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話術の意味・状況別で使える話術テクニック・話術を磨く方法

更新日:2020年11月08日

ビジネススキル

話術を気にしたことがある方はどのくらいいるでしょうか。うまく話せるようになりたい、受ける話をしたいと思う方は多いと思いますが、実際に本を読んだりセミナーに出ている人は多くはないかもしれません。しかし、話術を磨くことは非常に重要で面白いことなのです。

話術とは

今、さまざまな書籍でも「もう一度会いたくなる会話術」や「会話が途切れない方法」など、コミュニケーション術、つまり話術に関するレッスン本が非常に盛んに出ています。話術のプロであるアナウンサーの本などは、その知名度と相まって常に話題に上っています。 今、話術がこれだけ大事にされてきているのはどんな理由があるのでしょうか。また、そもそも話術とは何でしょうか。

話術の意味

話術の意味を辞書で引くと、「話の仕方」や「話し方の技術」などと訳されます。つまり、会話やコミュニケーションの技術ということになります。それだけであれば、小学校の時に習った尊敬語や謙譲語、丁寧語といった相手に合わせて言葉を使い分ける方法と、大きな相違はないようにおもいます。しかし、近年話術がこれだけ話題になるのは、また別の要素があります。 人と会話をする、人と話すことは自分をさらけ出すことにもなります。会話の中で、その人の考えていることのみならず、話す様子で相手への気遣いの仕方や、返答の速さや内容で頭の回転の良さ、ひいては会話を通して、相手を心地よくさせるか否かまで分かってきてしまいます。人と話したことがある方は、自然とこれらのことを心得て相手を選んで話していることでしょう。 今までは自然に自分が考える範疇で会話をしてきました。しかし、会話を通して自分の品性や資質をより良く見せることができることが、さまざまな視点から検証されるようになってきました。そして、話術、つまり話し方の技術を磨くことで、自分自身の人間力を上げていきましょうということが話術の意味の中に含まれてきました。

話術と心理

話術を磨くことで、その人や相手の心理に変化が起こることがあります。それは、ある特定の職業の方が特定の方を対象にしていることもあります。 分かりやすいこところでは、精神科医や心療内科医などのセラピーを仕事の中心にしている方々です。心の病気はなかなか科学的な検査でははっきりしないこともあります。何が問題なのかを、心を閉ざしている相手から聞き出すのですから、会話の内容だけでは無く目や仕草、また沈黙と言う話術も使っていきます。 また、相手の心理を利用した職業として占い師、交渉人、またテレビなどの通販番組などがあります。何かを欲している人の状況や心理を掘り下げ、巧みに救い上げて結果を残しています。「買いたくなかったけど、どんどん引き込まれてつい買っちゃった。」などは、お客の心理を考え抜いた話術の成功です。 これらは、特別に話術を駆使した職業といえますが、それほどコミュニケーションの多くない職業や場面であっても、話術を使っていることは意外と多くあります。

英語の話術とは

英語での話術は日本語とは少し違います。双方の文法の違いによります。日本語の文法は、「主語+目的語+動詞」で助詞の使い分けが重要になります。一方、英語では「主語+動詞」が原則です。そこに目的語や修飾語などがついていきます。 そこで、英語での話術は結論ありきということが大事ですが、日本語は時として語尾を曖昧にして結論をはっきりさせないことがあります。 例えば食事に行く相談をしているときでも「わたしは、今、食事に行っても良いですけど。」というように、真意を曖昧にする話し方は日本語、日本人の特徴です。これは、日本人の奥ゆかしさとも通じるので、悪いことばかりではありません。また、英語の話術がすべて優れているというわけではありません。 いずれにしても、双方の違いを理解して英語で話す時と日本語で話す時は使い分けます。また、日本語で話す時でも英語の文法のような話術が適しているときは使って法が良いですし、逆のパターンもあるでしょう。

状況別の話術テクニック

話術にはテクニックが要ります。話術というと、一見話題がひっきりなしで常に話し続けられるような状況を想像してしまいます。しかし、これはただ自己顕示欲を満足させているだけです。話術とは、相手を尊重し自分の品性を上げるような会話術のことです。 実際の話の内容だけでは無く、話す態度や話し方にも話術はあります。こうなると、テクニックも必要になってきます。状況別の話術のテクニックをご紹介します。

仕事

仕事の現場での話術は、仕事の成功そのものに響きます。出世やボーナスなど利害関係にすら影響を及ぼすことは少なくないでしょう。仕事上で必須の話術について、ポイントを挙げます。

結論や要旨をはっきりと

仕事上の話術で大切なことは、結論や要旨をはっきりさせることです。仕事の時は、前述したような日本人特有の曖昧さは省くのが賢明です。仕事の時間は限られています。適切に要領よく要件を伝えたり、報告したりする必要があります。 また、プレゼンの時などにおいても大事なことは「まず何を言いたいか」をはっきりさせることです。要旨をはっきりさせたうえで、ユーモアを交えたり雑談的な話を交えるのは良いですが、論旨から外れないことが大切です。

気遣いを入れる

結論や要旨を外れずに端的に話そうとすると、どうしても硬くなりがちです。また、それが上司から部下への伝達であったりすると、なお厳しい物言いに聞こえてしまったりします。そこで、一言気遣いの言葉を入れることも、上手な話術の一つです。 例えば、「この仕事は、○日までの終了させてください。納期が厳しくて大変だけど、期待しているので頑張ってみてください。」「ヘルプが必要な早目に言ってください。」などです。期待されていることや、ちょっとした逃げ口を作ってくれているような言い方をされると、相手の思いやりという品性を感じることができます。 仕事として、時に敢えて厳しく言う話術も必要ですが、厳しいだけでは人は寄ってきません。どこか、逃げ道を作ってあげるような話術も必要です。

初回公開日:2017年11月17日

記載されている内容は2017年11月17日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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