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「どっこいしょ」の意味・なぜ言うのか・だんごどっこいしょ

初回公開日:2017年10月10日

更新日:2020年08月07日

記載されている内容は2017年10月10日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

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言葉の意味

「どこいしょ」と言う人をどう思いますか、老人くさい、確かに、そうかも。でも語源を辿れば、修行者たちが使った言葉に端を発する、奥の深い言葉です。ひょっとしたら学生だって使っているでしょう。あなたも「どっこいしょ」の世界のぞいてみませんか。

どっこいしょの意味

語源

語源にはいくつかの説があります。2つ紹介しましょう。

持続力が必要な修験者たち

山で修行する修験者たちが用いた掛け声「六根清浄」ろっこんしょうじょー、という掛け声からきているという説があります。 六根とは私たちの目、耳、鼻、舌、身、意(心)を指し、修行することで六根の執着から離れ、清らかな存在になることです。そして、霊的なものを身につけるというわけです。ろっこんしょじょーと掛け声をかけながら邪念を払い、修行を続ける体力を身につけます。

言葉から

「どっこい」の音は「何処へ」につながります。「しょ」は「どっこい」を強調させます。「どっこいしょ」は「どこへ行くのか」という意味になります。これには相手を遮る役割があります。 上記2つの例を比べてみますと、相反する意味合になります。方や持続性を保ち、もう一方は相手の動きを止める、継続を遮っていることになります。現在「どっこいしょ」を口にするシチュエーションを考えてみますと、その両方に通じるところがあります。それをこれから述べていきます。

由来

上記2点の場合どちらにも、まず音に関係しています。ろっこんしょーじょーは、山道でこだまのように遠くから響くのを聞いていると、いつも間にか「どっこいしょー」と聞こえてきます。ろっこんしょーじょー→どっーこいしょー→どっこいしょ、という具合にです。 「どこへ行く」も変化を遂げて「どっこいしょ」になったと言われています。「どこへ」→「どすこい」→「どっこいしょ」となりました。特に「どすこい」に目を向けると、相撲の言葉になります。こちらの場合だと「しばし待たれよ」などの意味です。

俳句の中の季語

「どっこいしょ」を季語で使うことはありませんが他の言葉と合わせて季語の役割を持たせることができます。 力をいれるときに思わず口から出てくる言葉ですので、力を要する動作で用いられます。例えば「大根抜き」こうなると、大根に合わせた季節になりますので冬の季語と関連づけられます。祭りに関連した、お神輿などを担ぐときにでた言葉だとすると秋となります。

どっこいしょと言ってしまうのはなぜか

掛け声その1:「ろっこんしょうじょう」の名残

特に、六根清浄からきた意味合いから「どっこいしょ」と声に出すことで、鼓舞と同時に持続力も奮い立たせるため口にします。 修行とは、持続力がなければ意味がありません。どの宗派の僧侶も言うことですが、まず読経、題目口唱でも最初の20分は導入部、その後修行に必要な集中できる環境に入っていくこと、本当に利益を得るためにはそこから始まる、というわけです。 ちなみに、運動でも同じことが言われます。20分で身体の下地を作って、そこからが本当のトレーニングになります。必要なのは継続力です。実際に声を上げることが修行の助けになります。長い修行に持続性を持たせ、へこたれない身体を作ることにあります。まさに「ろっこんしょうじょう」→「どっこいしょ」です。 リハビリをする時、階段を上がり続けるとき、もまた「どっこいしょ」のかけどきです。リハビリでは持続力が大切だからです。

掛け声その2:「どこへ」

「どこへ」→「ちょっとお待ちなさい」「一寸、私と勝負しなさい」という相手の動きを止める「どっこいしょ」です。継続力ではありません。しかし今では「お待ちなさい」という「どっこいしょ」は使われず、派生した「どすこい」で関取の掛け声になっています。相撲取りが土俵で取り組みにかかる前、「どすこい」です。 相手に「しばし待たれよ、私と勝負しなさい」という意味合いから来ています。

掛け声その3:弾みをつける

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