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チェコの物価情報|年代別/目的別・チェコとの物価比較

更新日:2020年08月14日

経済

東欧の観光立国チェコは、2017年に発表された世界幸福度でも23位に位置する国です。チェコの首都プラハは美術・音楽・文学の歴史も深く日本人にもなじみがあります。そんなチェコの魅力と物価を、他の国の物価と比較しながらご紹介します。

年代別のチェコの物価情報

チェコは1930年代に世界7位の工業国だったこともあり、東欧でも屈指の経済力を持ちます。そのため、東欧の中では物価が高めです。 2008年までは順調に経済成長しましたが、2009年の世界的な経済ショックにより、チェコの経済成長率も鈍っていきました。近年になって経済が回復し、物価がまた上昇し始めています。とはいえ、ヨーロッパ平均の約2分の1、北欧と比べれば約3分の1と安く、長期滞在に向いています。

2017年度

2017年のチェコの経済成長率は、2.84%で推移しています。特に近年例がないほど失業率が低く水いいしているのが特徴です。2017年1月の失業率は3.5%で、これはヨーロッパで最も低いレベルです。EU基金の受け取り増加の影響もあり、ヨーロッパ全体を見ても比較的安定した経済状況です。 給与水準も伸びていますので、消費が活発です。ややインフレ気味ですが、物価が極端に高騰しているわけではありません。そのため、安心して買い物やサービスの提供を受けることができます。

2016年度

IMFが発表したチェコの2016年の消費者物価上昇率は0.69%で、世界で130位です。さらに経済成長率は2.41%で、世界で106位です。2015年に比べると失速していますが、堅調に経済が推移しています。 また、2015年の好景気から賃金が上昇した影響で、インフレが2%を超えました。そのため、物価は緩やかに上昇傾向にあります。

2015年度

チェコの経済は2015年から回復し始めました。実質GDPが3四半期連続で4%以上上昇し、それに伴い家計消費も2.7%向上しました。それに対しインフレ率は、チェコ独立以来下から2番目となる0.2%でした。そのため、物価は安く人々の生活が安定した年でした。 経済成長率は4.54%で、世界第48位と高い水準でした。日本も含め、ハイテク産業への投資が活発に行われたことが要因です。2015年にチェコはデータセンターやコールセンターを優遇措置として追加したことが投資を後押ししたと言われます。それに対し、IMFが発表したチェコの消費者物価上昇率は0.34%で133位です。

2014年度

IMFが発表したチェコの消費者物価上昇率は0.34%で157位です。リーマンショック以降は財政赤字が続いていましたが、2014年以降は 貿易収支が黒字に転換しています。これまでの製造業依存から、外資の助けを借りながら産業の多様化・高度化を図ったことが主な原因です。

チェコとの物価比較

オーストラリアとチェコ

チェコと同じく芸術の国で、観光立国でもあるお隣りの国オーストリアとチェコの物価を比較してみましょう。チェコも近年の経済成長で物価はややインフレ傾向にあり、物価は上がりつつあります。しかし、それでもオーストリアの物価はチェコとは比較にならないくらい高いです。ヨーロッパ全体でも有数クラスです。 それどころか、日本と比べてもオーストリアの物価はかなり高めです。日用品を購入するだけでも驚くほど高額です。しかも、オーストリアは物価成長率が2%弱もあり、物価の差が縮まる気配はありません。 ただ、オーストリアはユーロが普通に使えますし、チェコ以上にATMが多く設置されていますので、通貨の利便性は良いです。

ハンガリーとチェコ

ハンガリーも、オーストリアやチェコと並んで有名な観光地で経済も発展しています。しかし、ハンガリーの物価は非常に安いです。レストランもワンコイン程度で食事がとれます。しかもインフレ状態ではありませんので、物価もそれほど上がっていません。 チェコも物価は安いですが、ハンガリーはさらに安いです。首都のブダペストでもパンが1個数十円程度で買えるなど、特に食料品の安さが目立ちます。ビールやワイン等もチェコと同様に非常に安いです。 交通もタクシーがヨーロッパで屈指の安さで、初乗りが180円で1キロごとに100円強が加算されます。ブダペストの地下鉄も、チェコのプラハと同様に1時間乗り換え可能の切符が130円ぐらいで手に入ります。さらにレンタサイクルも充実しているので、ハンガリーの自然を楽しみながら節約することも可能です。 ハンガリーもチェコ同様にEUに加盟していながら、まだユーロが使用できません。ハンガリーで使える通貨はフォリントです。

日本とチェコ

チェコの物価は、日本と比較すると数割程度安いです。10年以上前はさらに差がありましたが、日本の物価が上がっていないこと、チェコの物価が上昇傾向にあることから、その差は近年縮まりつつあります。そのため、久しぶりにチェコに観光で訪れた観光客の多くがチェコの物価が高くなったと感じています。

初回公開日:2017年09月30日

記載されている内容は2017年09月30日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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