IT人材のためのキャリアライフスタイルマガジン

年別の中国の物価・地域別の中国の物価・目的別の中国の物価

経済

中国は物価が安いと思われている方が多いですが、現在では、中国の都心部の物価は東京と同じくらいだと言われています。しかし、内陸部など地方によっては、物価がまだまだ安い地域もあるので、旅行で中国に行かれる際はぜひ参考にされてみてください。

更新日時:

年別の中国の物価状況と推移を見てみよう

年別の中国の物価状況と推移を見てみよう

中国の物価について、どのようなイメージをお持ちでしょうか。実は、中国の大都市の物価は、日本とあまり変わりありません。中国の国内総生産は、2010年に日本を抜いて世界第2の経済大国になりました。また、中国の物価は2011年に急上昇した後、伸び率は落ち着いて緩やかになっていますが、また徐々に高くなっています。 旅行で中国に行く方、これから住もうとしている方には中国の物価はとても気になるところでしょう。各都市の物価情報もご紹介していますので、参考にしてみてください。

消費者物価指数について

消費者物価指数について

中国の物価を示すものとして消費者物価指数というものがあります。これは、消費者が購入する商品やサービスの物価変動を表しています。よって、消費者の生活水準を示すものでもあります。次にご紹介する消費者物価指数は、2010年を100として示しています。

中国の消費者物価指数の推移

2013年

消費者物価指数は111.03で2012年より上昇しています。食品の物価が上昇したことで数値が上がっています。

2014年

消費者指数は113.24で前年より上昇しています。食品の物価が上がっていますが、その中で野菜の物価が急激に下っています。

2015年

消費者指数は114.87で前年よりさらに上昇していますが、上昇率は落ち着いています。食品の消費は天候によるところもあるので、上昇率が変わります。

2016年

消費者物価指数は117.17です。年々上昇していますが、食品以外にも日用品も物価が上がっています。

2017年

消費者物価指数は119.98です。徐々に上昇率は落ち着いています。しかし、物価はまだ上がっています。

物価が安い地域は?地域別の中国の物価情報

物価が安い地域は?地域別の中国の物価情報

中国の物価は西の内陸に行くほど安くなります。「西部大開発」を進めていますが、まだ東西の格差は縮まりません。東側の物価はかなり高くなっています。最近では、東京と変わらないほどになりました。中国の物価の上昇は止まりません。

ハルビン

ハルビンはとても物価が安いです。食事や交通費、ホテルも日本よりかなり安いです。しかし、観光地の料金は高めです。

内陸部

沿岸部の都市と比べると物価はかなり安い。東西の差が大きいので、内陸部の貧困層は年収が4万円以下という暮らしをしています。

南京

世界生計費調査というものがあります。世界の5大陸209都市で生活に必要なもの200品目以上の価格から調査しているものですが、南京は29位にランクインしています。209都市の中の29位です。他に香港(1位)、上海(7位)、北京(10位)と3つの都市が10位以内にランクインしていて大都市の物価の高さがうかがえます。

世界生計費調査 All About

四川省

東側の大都市と比べて物価は安いです。ただ、物価が安い分衛生的に心配な面が多いです。どうしても譲れないところがあるなら、少し高くても良いホテルやレストランに行ったほうが良いでしょう。

山東省

山東省でもやはり物価は上昇しています。どの地域でも言えることですが、安心できる旅行をするにはお金をかける必要があります。安いとそれなりのところしかありません。

成都

成都は世界生計費調査24位の都市です。中国の「最も幸せな都市」ランキングでトップテンにランクインしています。のんびりとしたイメージのある成都ですが、近年では物価の上昇によって生活が苦しくなってきているため、のんびり暮らすことができなくなってきている状況です。

杭州

経済的に急成長している都市です。中国の中では8位、華東では3位です。世界遺産があり、観光スポットがたくさんありますが、やはり観光地の料金は高めです。

東莞

東莞は工業の町です。物価は上昇し続けていますが、まだ深センよりは低いです。そのため、宿泊などを安く抑えることができるので、経済的な場合もあります。しかし、治安はあまり良くありません。特に工業地帯は一人で歩かないようにしましょう。

深セン

深センは世界生計費調査12位です。大きな経済都市である深センはかなり物価が上がっています。中国全体に言えることですが、お金をかければ良いところに宿泊できます。出費を抑えようとすると、衛生面が気になるでしょう。

瀋陽

瀋陽は世界生計費調査31位です。物価は上昇中です。不動産がとても高く、日本円で5000万円を超える高級マンションが多くあります。逆に、安いのが公共料金です。生活に必要なものはだいたい安いので、普通に暮らす分には特に困ることはありません。贅沢しようと思えばきりがありません。

無錫

無錫の物価は高いです。国内総生産が江蘇省で1位、中国全土でも10位という上位にランクインしている都市です。観光地の入場料なども、やはり高いです。

北京

北京は世界生計費調査10位の都市です。中国全体で貧困の差が激しいですが特に差が大きいのが北京です。交通費は日本よりずっと安いですが、観光地やホテルなどはツアーを通さないと損をしてしまう場合が多いです。

目的別の中国の物価情報はどうか

目的別の中国の物価情報はどうか

年々高くなる中国の物価ですが、目的によっては安く抑えられる場合があります。中国の物価というと中国全体のことになってしまいますが、目的別に物価を見ていきましょう。

旅行

中国では観光客価格と中国人価格が設定されているところがあります。そのため、比較的観光地の入場料は高いところが多いです。交通費や宿泊費は場所を選べばかなり安く抑えられますが、設備や衛生的に気になるところがある場合もあります。

給料をもらう

中国の平均年収は750万円弱です。富裕層と低所得者層の差が2000万円以上あります。中国では都市部と地方の差が大きいと言われています。ここでの年収の差も2倍近くあります。日本から中国に来て働くときは、企業によりますが、恐らく生活するのに困らない程度の給料をもらうことになるでしょう。 もし仕事で住むことになったら、買い物の前に周辺の施設の物価をチェックしておきましょう。

レストランで食べる

大都市のレストランや、観光客向けのレストランなどの価格は、日本とあまり変わりません。むしろ高いところもあります。また、ファーストフードは少し高めです。屋台や定食屋、ショッピングセンターのフードコートなどで安く済ませられますが、衛生的に心配な面があります。

日用品を買う

スーパーで買い物をしていると、日本とほぼ変わらない値段の物が増えてきていると感じるでしょう。まだ安い物もありますが、「物価が安いから大丈夫」と、値段を気にせずに買い物してしまうと大失敗する場合もあります。

ホテルに泊まる

4つ星ホテルなどでも日本より少し安いです。かなり安く泊まれるところもありますが、設備的に過ごしづらいでしょう。また、観光客向けの宿泊施設は高く、現地の中国人向けの宿泊施設のほうが安いです。

お土産を買う

購入する場所によります。特に旅行で中国に来た場合は、デパートや市場で購入する事がほとんどですが、デパートは同じものでも市場と比べると10倍近く値段が高かったりします。その場合、値切るための交渉術が必要になりますが、市場のほうが安く買えます。デパートは、値段チェックのために利用するだけにしておいた方がいいでしょう。

中国への旅行はツアーがオススメ

中国への旅行はツアーがオススメ

中国の物価は一昔前と違い、かなり高くなっています。個人で、ホテルを予約しないで行ってみると驚くような金額がかかる場合もあります。ツアーではなくても事前の予約は大事です。長期滞在では自炊することもあるでしょう。自分の体のことを考えると多少高くても市場などよりスーパーのほうが安心できます。 これから中国に住む方は不動産も気になるところでしょう。ご紹介したどおり、不動産はとても高いです。収入の半分近くが家賃ということになりかねません。家電などは、安いものもありますが、安いものはすぐに壊れることが多いです。安い家電を購入する場合は、そういうものだと割り切りましょう。

旅行に行くなら物価は気にしすぎないで

中国の物価について、「安ければ衛生面的に気になる事が多い」「直ぐに壊れる」など、どちらかというとマイナスなイメージが多いでしょう。しかし、中国には、世界遺産や美しい景色がたくさんあります。お金のことばかり考えてしまうと楽しめないので、「少しくらい奮発してしまおう」くらいの気持ちで中国に行くと、きっと良い旅行になるでしょう。

関連タグ

アクセスランキング