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墓石の種類と特徴・相場の価格はいくら?|石材/国/形/ブランド

家事

墓石はたくさんの種類があります。日本産、中国産、インド産の墓石の種類と良い墓石を選ぶポイントをご紹介します。お墓は人生の終着点です。最近は昔ながらの先祖代々の墓は減少傾向にありますが、好みや予算に合った墓石を選び、納得の行く墓づくりをしましょう。

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墓石の石材の種類

墓石にも種類があります。墓石に使われる石は、日本産の石で50種類以上、外国産の石では100種類以上もあります。墓石に最も多く使われている種類の石は「御影石(花崗岩)」ですが、御影石にもたくさんの種類があります。石の多くは産地ごとに名前が付けられ、1種類として数えられています。墓石の種類や選び方、価格、代表的な墓石の形などをご紹介します。

墓石の画像

墓石の画像をご紹介します。

墓石の硬度と吸水率

墓石に適している種類の石とは、硬度が高く吸水率が低い石です。硬度は石の硬さのことです。硬い石は磨いて光沢を出すのに手間がかかりますが、その分耐久性が高いです。硬度が高くて硬い石は風化や経年劣化がしにくく、長持ちします。墓石を選ぶ際は硬度の高い石がおすすめです。 吸水率は、その石がどれだけ水を吸うか表す値です。墓石が水を吸い込むと、苔が生えたりひび割れたりする原因になります。どんな種類の石でも多少は水を吸っていきますが、なるべく吸水率が低く、水を吸いにくい石が墓石に向いています。 墓石の圧縮強度と見かけ比重もチェックしましょう。圧縮強度は、どのくらいの力が加わっても石が砕けずに耐えられるか示す数値です。見かけ比重は、体積に対して重さを算出した数字です。一般に重い石の方が耐久性に優れるとされています。

墓石の種類

たくさんある墓石の種類の中から、代表的なものをご紹介します。

クンナム

クンナムは、インド産の最高級黒御影石です。耐久性が非常に高く、光沢のある美しい黒色をした石で、インドを代表するブランド石です。クンナムはインド南東部のタミル・ナードゥ州で産出されています。丁場によりクンナムE、クンナムQ4、クンナムS、クンナムK、クンナムJなどの名称がついています。丁場とは石材を採掘する石切場のことです。

庵治石

庵治石(あじいし)は、日本産の御影石の中でも最高級の種類です。香川県北東部の庵治だけで採掘される石です。耐久性があり、品質の高さから「花崗岩のダイヤモンド」の別名を持っています。庵治石は、石英と長石の主成分に少量の雲母が混じっているため、独特の灰色と黒のまだら模様をしています。丁場によって模様の風合いが異なり、細かく種類分けされています。

北大青

北大青は、中国産の石です。中国山西省で採掘されています。「ほくだいあお」「きただいあお」「ペーターチン」などと呼びます。北大青は価格が安価な割に、硬度も吸水率も優れている種類の石で、人気が高いです。北大青はかすかに青みがかった黒地に白い模様が入っており、全体的に見ると濃いグレーをしています。

墓石の種類による価格の違い

墓石は種類によって大きく価格が変わります。さらに墓石の形や大きさ、墓地の敷地などにより値段が変わるので、なかなか一概には言えません。また、お墓は墓石だけ買えばいいというものではありません。お墓にも基礎工事が必要です。納骨室を作ったり、柵を設置する必要もあります。それらを含め一般的には、お墓の価格は70~200万円くらいです。

相場はいくら

墓石の種類や大きさ、デザインによって値段が変わるので、相場は非常に分かりにくいです。硬度と吸水性に優れている種類の石だから、必ず高価というわけでもありません。石の値段は品質だけでなく、希少性や人気によっても決まるからです。

信頼できる石材店を見つけよう

墓石は種類が多く、素人が理解するのは大変です。相場も分かりづらく、ケースバイケースで値段が決まるため、墓石の希望をしっかりと聞いて、適切な提案をしてくれる信頼できる石材店を見つけるのが大事です。なお、民営の墓地は石材店が指定されており、自分で選ぶことはできないケースが多いです。

国別墓石種類

各国ごとの墓石の種類をご紹介します。

中国

中国の石は福建省を中心に、山東省、黒龍江省、山西省などで採石され、輸入しています。中国の石は全体的に品質の割に値段が安いのが特徴です。たくさんの種類の石が中国から入ってきています。中国産の石は、名前の代わりに番号が振られているものが多いです。3桁の数字のうち最初の1桁が産出地を、後ろの2桁は製品化された順番を表しています。

G603

G603は、中国福建省で産出される石です。埋蔵量も産出量も多く、とてもポピュラーな白御影石です。安価な種類の石ですが、吸水率が高めです。

G663、G664

G663とG664はどちらも中国福建省産の石で、ピンク色をしています。桜御影とも呼ばれます。可愛らしい色なので、洋型の墓石や外柵によく使われています。

河北山崎

河北山崎は、河北省で産出される石です。濃いグレー色をしています。価格に対して見た目も耐久性も良い種類です。最近は産出が減少傾向にあります。

インド

インドの石は中国より種類が少なめです。最高級の墓石として知られるクンナムの他、人気の高いアーバングレーなどがあります。

アーバングレー

アーバングレーは、インド南西部のカルナタカ州で採石されている石です。明るいグレー色をしており、和型・洋型を問わず幅広く墓石として使用されています。硬度にも吸水性にも優れている割に安価なので、人気が高いです。

日本

日本は全国でたくさんの種類の石が産出されています。お墓の色は、関東では黒系が多く、関西では白系がよく見られるなど、地域によって特徴があります。これは、その地域でよく採れる石の色を反映しています。今は昔よりも流通が発達し、輸入も大幅に増えたので、墓石の色は好みで選べるようになりました。日本の代表的な墓石の種類をご紹介します。

芝山石

芝山石は、福島県で産出される白御影石です。阿武隈山系の芝山を原産とすることから、この名前が付きました。非常に吸水性が低く、耐久性の高い高級な石です。

青葉石(青葉みかげ)

青葉石(青葉みかげ)は、福島県で産出されている白御影石の一種類です。青みがかった光沢があります。産出量が多く、日本産の石としては安価です。硬度も高く吸水性も低く、耐久性に優れた石です。

墓石の形

墓石の形も何種類もあります。一般的には「和型」「洋型」「デザイン型」の3種類に大別されます。墓石の形についてご紹介します。

和型の墓石

和型の墓石は、仏舎利塔を簡略化したデザインです。仏舎利塔とはお釈迦様の骨を収めた建物です。インドのストゥーパを原型としています。和型の墓石の種類をご紹介します。

石塔加工

石塔加工は、日本で最も普及しているお墓の形です。縦長の長方形の竿石を一番上にして、上台、中台、芝台の各石を積み上げています。竿石の上に屋根がついていたり、竿石の下が蓮華台になっている墓石もあります。

五輪塔

五輪塔は、角形と円形の石を合計で5つ組み合わせた形のお墓です。上から順に、宝珠型の空輪、半球形の風輪、屋根のような三角形の火輪、球形の水輪、長方形の地輪が積み重なっています。仏教における宇宙の五大要素を象徴した形で、天台宗や真言宗などの禅宗によく見られるお墓です。

トキン型

トキン型は、神道のお墓です。基本的な形は石塔加工に似ており、竿石の頂点が角錐状になっています。これをトキンと言います。修験者が頭にかぶった布の形を模していると言われています。

洋型の墓石

洋型の墓石は、和型に比べて横幅に対して背が低く、狭いスペースにも設置可能です。ストレート型や西洋のお墓に見られるプレート型も洋型の墓石の一種です。

デザイン墓石

デザイン墓石は自由な発想で作られた墓石です。

墓石のブランド

墓石のブランドについてご紹介します。

はせがわ

株式会社はせがわは、仏壇や仏具の販売の他、墓石の販売と屋内墓苑の販売を行っている会社です。墓地選びから墓石の設計、施行、その後の法要のトータルサポートをしています。

墓石も気に入った石を選ぼう

お墓は、人生の終着点です。最近は昔ながらの先祖代々の墓が減り、合祀や合同墓、自然葬も増えていますが、家族や自分自身が眠る墓を持つのも良いことです。好みや予算に合った墓石を選び、納得の行くお墓を作りましょう。

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