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樹脂粘土の種類とその使い方・100均商品の使い方

初回公開日:2017年09月22日

更新日:2020年03月02日

記載されている内容は2017年09月22日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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樹脂粘土をご存知でしょうか。近年スイーツデコが人気を博し注目を浴びている粘土です。ですが、樹脂粘土の種類も多くあります。使い方や粘土自体に違いはあるのでしょうか。今回は樹脂粘土の使い方や特徴、100円ショップで販売されている樹脂粘土をご紹介いたします。

樹脂粘土の種類とその使い方・100均商品の使い方

粘土と言えば子供の工作というイメージがありますが、近年はスイーツデコなどの人気もあり、大人の女性が粘土をいじる機会が多くなっています。その際に使用するのが今回ご紹介する樹脂粘土です。あまり聞きなれない樹脂粘土ですが、色々な種類があります。 今回は、粘土の種類とその使い方、100円ショップで販売されている樹脂粘土などをご紹介します。

樹脂粘土の種類

ここからは、樹脂粘土の種類を見てみましょう。厳密には樹脂粘土ではないものもありますが、一般的に同じように扱われているものもこの場では樹脂粘土として扱わせて頂きます。

グレイス

日清アソシエイツから販売されている粘土です。正確には「樹脂風粘土」ですが、ここでは樹脂粘土と扱わせて頂きます。他の樹脂粘土と同様に、乾燥させるとプラスチック質に硬化します。硬化後はうっすら透明感が出るので、キャンディやフルーツを作るのに向いています。 使い方ですが、練り始めは固く少々力がいりますが、しばらく練るととても柔らかくなり扱いやすくなります。固さの調節には水を使いますが、入れ過ぎると柔らかくなりすぎる為注意が必要です。硬化後もある程度の弾力と柔らかさがある為、カッターなどで切ることができます。 硬化後の耐久力はそこそこで簡単には壊れませんが、同社から出ているコスモスと比べると脆いので、二つを混ぜて強度を出すのが一般的です。透明感を生かしたい場合はそのまま使用しましょう。

[グレイス] 樹脂風粘土
[グレイス] 樹脂風粘土

コスモス

日清アソシエイツから販売されている粘土です。グレイス同様正確には「樹脂風粘土」ですが、ここでは樹脂粘土と扱わせて頂きます。硬化後は透明感のないマットな仕上がりで、クッキーやマカロンを作るのに適しています。 使い方としては、練り始めはとても固く力を込めないと練るのが難しいです。ポロポロと崩れてしまうので注意しましょう。硬化後はとても固く、カッターで切ることはできません。切る必要がある場合は成形後に切ってから硬化させましょう。 硬化後はとても固くなるので強度は抜群ですが、粘土自体が固いので成形が難しく感じる場合があります。同社から販売されているグレイスと混ぜて使用すると、成形しやすくなりますが、硬化後に少し透明感が出てしまいますので、不透明な作品を作る際には水で固さ調節をしましょう。

[コスモス] 樹脂風粘土
[コスモス] 樹脂風粘土

プレモ

アシーナから販売されている樹脂粘土です。焼成することで固まるオーブン粘土です。自然乾燥させる樹脂粘土と違いオーブンで焼成することで固まるので、細い形や薄く延ばして成形することが可能です。 自然乾燥させる樹脂粘土では、乾燥中の縮みや縮みにより色が濃くなる変化が見られますが、プレモは成形後すぐにオーブンで焼くので縮みや色の変化はありません。色のついた粘土も多く販売されているため混色も容易です。 使い方は、良く練り成形した後に120度~130度で20分焼成するだけです。立体物を作成するのにも向いており、フィギュアやブローチ、ビーズを作ることができますが、大きなものを作る時は焼成時間が20分では固まらないので注意が必要です。 ミニチュアフードや小さなビーズであれば規定の時間で硬化しますが、大きなものになると中心部まで火が通らずに硬化不足となってしまいます。大きいものは一度試し焼きをしてみて、焼成時間を調節しましょう。

プレモ 2oz 5001 ホワイト 39005001
プレモ 2oz 5001 ホワイト 39005001

モデナ

パジコから販売されているモデナは耐水性のある樹脂粘土です。準耐水性ということなので少し水が被った程度では問題ないですが、水につけっぱなしの場所には使用できないということです。伸びが良く練るのも容易です。硬化後も弾力があるので耐久性が高く、カッターで切ることができます。 使い方ですが、硬化後の粘土は透明感が出るので花などを作るのに適しています。また、光を通すのでランプの飾りなども綺麗に仕上げることができます。モデナにも多くの着色済みの粘土があり混色が可能です。 モデナには「モデナソフト」「モデナペースト」とあり、モデナだけでは仕上がりが重くなってしまうのでモデナソフトと混ぜて使います。他の軽量粘土と混ぜることもできますが、仕上がり強度が低くなってしまうのと混ぜムラができてしまうので、モデナソフトと混ぜるのが無難です。 モデナペーストはアイシングなどに使用しますが、硬化後は透明になってしまうので必ず白で着色しましょう。

パジコ 樹脂粘土 モデナ 250g ホワイト 303109
パジコ 樹脂粘土 モデナ 250g ホワイト 303109

すけるくん

アイボン産業より販売されているすけるくんは、乾燥後の透明感が素晴らしく、フルーツやジェリービーンズを作るのに最適です。開封したては乳白色の不透明な粘土ですが、硬化し始めるとどんどん透明になっていきます。 よく練ることで仕上がりの透明感が上がりますので、手のひらですりつぶすように練ることが透明度の高い作品を作るコツです。また、他の樹脂粘土より硬化時間がかかり、完全に硬化して透明度が出るまでに2週間ほどかかります。 硬化しても思ったほどの透明感を得られなかった場合は、同社から販売されている「すけるくんコート液」を使用してみましょう。重ね塗りするたびに透明度が上がりますので、お好みの透明度になるまで塗り重ねることができます。つや有りニスでも代用が出来ますが、間違ってつや消しニスを塗らないように注意しましょう。

すけるくん 透明ネンド 200g
すけるくん 透明ネンド 200g

種類別樹脂粘土の使い方

樹脂粘土にはそれぞれ特徴があり、使い方にもちょっとした工夫が必要です。ここでは使い方や成形にあると便利な道具などをご紹介いたします。

樹脂粘土を扱うときに必ずと言っていいほど使うのが水です。使い方は、捏ねるときに少量混ぜ込んで固さを調節したり、成形後に指に付けて表面を滑らかにするのに使います。粘土をそのまま付けたり粘土を触った指を水につけますので、おかずカップなどを用意しておくとすぐに捨てられて衛生的です。気になる方はスポイトなどを用意しましょう。 捏ねるときに水を多く入れ過ぎてしまうと、粘土が軟らかくなりすぎるので扱いが難しくなってしまいます。使い方は難しくないですが少し注意が必要なので、自分好みの粘土の固さにしましょう。

乾燥

乾燥時間はそれぞれ異なり、オーブン粘土はそもそも乾燥させる必要がありません。樹脂粘土で小さな作品であれば、表面が乾くのに1日、中まで乾燥させるのに2日~3日を要します。大きな作品は乾燥時間が長くなりますので、様子を見ながら乾燥日数を延ばしてください。 先ほどご紹介した「すけるくん」は油っぽい粘土なので、通常の樹脂粘土に比べ乾燥時間は大幅に長くなり、最低でも2週間~1カ月は見ておいた方が無難です。しかし、乾燥する段階で粘土が透けていくのでどれほど乾燥したかは分かりやすいです。

収縮率

乾燥させる際に重要になるのが収縮率です。樹脂粘土は、乾燥させる際に少し縮んでしまうので、着色する場合は薄めにしておかないと、乾燥後の色が濃くなってしまいます。ほとんどの自然乾燥させる樹脂粘土が乾燥後に一回りほど縮むのに対し、プレモでは縮まず、すけるくんでは作った時の6割ほどの大きさまで縮んでしまいます。 プレモは、混色させる場合はすでに色つきの商品どうしを混ぜますが、自然乾燥させる樹脂粘土は水彩絵の具、アクリル絵の具、水性ペン、などで着色します。収縮率を考えて着色しなければ、出来上がりが想定より濃くなってしまいますので注意が必要です。特にモデナやすけるくんなどの透明感を生かした作品を作る際は、着色材の使い方も重要になってきます。 透明感を生かす場合には透過性のある着色材を薄めに使う事を心がけましょう。

シリコン型

シリコン型は既製品もありますし、自分で作成することも可能です。既製品の使い方は、メーカーが作った型で簡単に大量生産することができます。自分で作るのは難しい細かいパーツも作ることができるので非常に便利です。しかし、数が多く流通していますので、オリジナリティは無くなってしまいます。 オリジナリティを追求する場合は、自分でシリコン型を作ることをお勧めします。自分で作った完成品の樹脂粘土作品を用いて型を作成しますが、固形シリコンと液体シリコンの2種類があります。 固形シリコンの使い方は、基材と触媒を混ぜ合わせ完成品を半分埋め込み硬化させます。硬化時間は2時間ほどですが、大きさによって変わりますのでよく確認してから埋めた粘土を外してください。 もうひとつは、液体のシリコンで型を取る方法です。使い方は固形シリコンと同じ様に二つの素材を混ぜ合わせますが、液体なので囲いが必要です。全面の型どりをしたい場合は先に半分埋めた状態でシリコンを流し、硬化後にシリコンから粘土を外さないままシリコン側を下にし、剥離剤をスプレーした後にシリコンを流します。 剥離剤をスプレーしないとシリコン同士がついてしまい、離れなくなるので注意してください。硬化時間はメーカーにより様々ですが、24時間以内には硬化します。温度によっても変化するので、心配な場合は長めにしましょう。

モールド

モールドとは型の事を指しています。前述したシリコン型もモールドの一つです。粘土用のモールドは取り出しやすいように柔らかいシリコンを使用する場合が多いですが、 プラスチック製の石鹸用モールドや製菓用のものも使用することができます。粘土で使うものは石鹸や食品に使用しないように気をつけましょう。 使い方は、着色した粘土を詰めて取り出すだけです。取り出すときは別の粘土で取り出すと型崩れせずにできます。

100均の樹脂粘土の種類とその使い方

現在は手芸店だけではなく、100円ショップでも樹脂粘土が販売されています。ここでは100円ショップの樹脂粘土の使い方をご紹介いたします。使い方にコツのいる癖のある粘土もありますので、よく確認してから購入しましょう。

ダイソー

ダイソーから販売されている樹脂粘土は30gです。量が少ないので、少し大きなものを作る時はいくつか買い足す必要があります。使用感としてはべたつかない物とべたつく物があり、パッケージごとに偏りがあります。 弾力があるので、クッキーの質感などはしっかりつけないと戻ってしまいます。乾燥後の強度もあまり強くはないので強度を上げる必要があり、使い方に工夫が必要です。 乾燥後の縮みもほとんどないので、色も思い通りに着けることが出来ます。使い方というよりは個体差がある粘土なので、パッケージを開けた時の状態によって使い方を分けた方が無難です。

樹脂粘土で楽しく作品作り

いかがでしたでしょうか。今回は樹脂粘土の使い方や特徴などをご紹介させて頂きました。それぞれの樹脂粘土には異なる特徴があり、使い方や用途が様々である事がご理解いただけたかと思います。乾燥後の質感も様々なので、作りたい作品に合わせて粘土を選ぶようにしましょう。 樹脂粘土を使ったスイーツデコを始めてみようと思った方は、まずは100円ショップの粘土で試してみるのも一つの手です。粘土の使用量や着色方法の練習をするのに最適なので、高い粘土を購入する前に試してみましょう。 粘土はそれほど難しいものではありません。値段も手頃なものが多くありますので、趣味として続けるのも容易です。可愛いスイーツデコを作って、生活に彩りを取り入れましょう。

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