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トルクレンチの使い方|車/自転車/バイク・メーカー別の使い方

初回公開日:2018年05月01日

更新日:2020年08月28日

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車&バイク

「自転車を修理中、つい力を入れ過ぎて、ボルトを折ってしまった」「ナットを外そうとして、角をなめてしまった」こんな失敗を防ぐために、ボルト・ナットを締める力を指定できる便利な工具、「トルクレンチ」の特長と使い方をご紹介します。

トルクレンチとは

トルクレンチというのはさまざまな工業目的によって使用される工具のことで、「あらかじめ決められた力によってボルトを所定の位置に締め付ける工具」を意味します。この「締め付ける力」というのは基本的に「ネジを回す回転数」と「ボルト(ネジ)のサイズ」によって割り出され、「トルク(torque)=force(力)×length(長さ)」という数式で示されます。

トルクレンチの使い方

先述しましたトルクレンチですが、このトルクレンチというのは基本的に「工具用道具」として扱われるため、工業用道具としてだけではなく、日曜大工などでも普通に扱われています。特に「所定の位置にボルト・ネジを取り付け、棚や机、また車の備品や自転車の部品を作る場合」でもこのトルクレンチの性能は発揮され、実際に多くの場面において使われています。 まずトルクレンチを使う際には、締め付ける(取り付ける)ボルト・ネジのサイズや、そのボルト・ネジを「どのていどの力をもって取り付けるか」という「ボルトを取り付ける際に示す力量調整」をしっかり把握しておかなければなりません。 このトルクレンチの大きな特徴は、「所定の位置にボルト・ネジを取り付ける際に、あらかじめ決められた適切な力量・ボルトの回転数を調整して取り付けることができる」という利点です。

プリセットトルクレンチの使い方

トルクレンチにはいろいろな種類があり、そのうちにプリセット型トルクレンチという物があります。このプリセットトルクレンチというのは一般的に最も使用されているトルクレンチで、ボルトのサイズにレンチの幅を合わせる際に「カチッ」と音がなる、あのよく見るトルクレンチの種類です。 このトルク値を示す場合に「デジタル式」や「ビーム式」などによって示すトルクレンチもありますが、このプリセットトルクレンチは従来のアナログ型のトルクレンチであり、つまり誰でも簡単に使える手頃なトルクレンチの種類となります。 このプリセットトルクレンチには主目盛りと副目盛りとがあらかじめ設定されていて、この2つの目盛りを使用してボルトを締め付ける際の力量とボルトのサイズに適するように調整します。この主目盛りと副目盛りは「Nm」という記号によって示され、簡単に力量調節を行なえます。

ビーム式やダイヤル式のトルクレンチの使い方

この「ビーム式やダイヤル式のトルクレンチ」というのは、柄(つか:手で持つ部分)とトルクレンチの先端部分から見て中央のところに「指針計」が取り付けられてあり、この指針計の数値によって「トルクレンチの締め付け具合(力量)」を調整することができます。 基本的にビーム式・ダイヤル式のトルクレンチの使い方も、先述のプリセットトルクレンチの使い方と同じで、ボルトを所定の力量と位置に取り付けることを目的とします。このビーム式・ダイヤル式のトルクレンチの利点としてあげられるのは、「いまボルトをどのていどの力量によって取り付けているか」ということがリアルタイムでわかる点です。

デジタル式トルクレンチの使い方

このデジタル式トルクレンチの特徴はちょうど「大きい匙」の形をしていることであり、先述でご紹介しましたビーム式・ダイヤル式のトルクレンチと同じく、柄先に指針計がついており、ただデジタル式トルクレンチの使い方の場合はこの指針計が文字どおり「デジタル式の指針計」になっていることです。 アナログ型の指針計では微妙なブレによって、なかなかトルクレンチの力量が定まらないこともあるため、その微妙なブレを適度に抑えてくれるデジタル式のトルクレンチの効果としては、より正確な力量調節をもってボルトを取り付けることが可能となります。 またこのデジタル式トルクレンチの場合は、先述のプリセットトルクレンチを使用する場合と違い、ボルトに合わせたトルク値に合わせた際に「カチッ」という音は鳴らず、代わりにデジタル音と照明の点滅、またはバイブレーション振動によって伝えられます。

単能式トルクレンチの使い方

単能式トルクレンチの特徴はその名前が示すとおりに、「1つのトルク値」でしかボルトを締め付けることができず、あらかじめ製造時に決められたトルク値のみを使って所定サイズのボルトを取り付ける場合に使われます。 単能式トルクレンチの役割は主に、「その規定サイズのボルトを取り付ける場合」と「あらかじめ決められた力量だけによってボルトを所定位置に締め付けること」を目的としているため、「毎回同じサイズのボルトを利用すること」と「そのボルトを締め付ける力量が同一であること」が基準となります。 トルクレンチそのものの使い方・用途は従来のトルクレンチの場合と同じく、「単一サイズのボルトを既定の力量によって所定位置に取り付けること」になります。

自動車の場合のトルクレンチの使い方

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