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送別メッセージの書き方と例文・相手別の送別メッセージの例文

更新日:2020年02月21日

ビジネスマナー

さくらの花が咲き始める頃、毎年全国の会社では、人事異動に伴う送別会が行われています。その送別会の席上において、心のこもった送別メッセージが、旅立つ人に送られています。心のこもった送別メッセージ(はなむけのことば)をどのように作るのかを紹介します。

送別メッセージの書き方及び伝え方と例文

ある一定以上の社員を抱えている会社は、会社という組織の活性化と成長を目的に、人事異動を定期的に行ないます。ほとんどの会社では春に行ないます。この人事異動の際には、送別会が付き物であり、その際に転勤して新天地に向かう人に対して送られるメッセージが、送別メッセージです。 この送別メッセージがどのような場面で、誰が誰にどのような媒体を通して、どのように伝えるのかをみていきましょう。

書き方及び伝え方

■どのような場面で まず一番多い場面は、送別会の席上です。冒頭に、転任していく本人が挨拶をします。その後に、送り出す側の代表者が、送別メッセージを述べることになります。送別会が盛り上がってきた頃に、送り出す側の個々人が転任していく本人の席に出向き、酒を注ぎながら心を込めて送別メッセージを送ることになります。 そして、翌日、オフィスにおいて転任していく本人が最後の別れの挨拶をした後に、送り出す側の代表者が、花束と皆が書いた寄せ書きを渡し、転任していく本人が元気に転任先に向かいます。この他、退職者の送別会についてもほぼ同様に行なわれます。 ■誰が誰に、どのような媒体を通して 転任者の立場によって、送別メッセージを送る人物が異なります。転任者がいわゆる平社員の場合は、その部署の長、〇〇課であれば課長、〇〇部であれば部長が送別メッセージを送ることになります。また、転任者がその部署の長の場合は、その上司が送別メッセージを述べます。 これらの場合、伝える媒体は口頭によるものです。更に寄せ書きについては、後に残る気遣いをして、丈夫な色紙に記述した物を本人に渡すのが一般的です。また、会社規模が大きく、他部署が遠隔地にあり送別会に出席できない人達は、メールで送別メッセージを送る場合もあります。 ■どのように伝えるのか 転任者あるいは退職者が読んで、元気が出て心が和んだり、感動するような送別メッセージにするためには、以下のポイントを押さえる必要があります。 ・お世話になったお礼は、しっかりと伝える。 ・活躍した実績を褒め、ねぎらう。 ・人柄、人格を褒める。 ・別れが切なく、名残惜しいことをしっかり伝える。 ・新天地での活躍に対するエールを送る。 ・最後は、前向きな文言で締める。

定番の一言メッセージ

どのような場面でも使える、無難な一言です。 ■これまで大変お世話になりました。今後ともよろしくお願い致します。 ■〇〇さんと一緒に仕事が出来て、本当に良かったです。ありがとうございました。 ■いろいろとご指導いただき、ありがとうございました。 ■○○さんの笑顔には、いつも元気をもらい助かりました。ありがとうございました。 ■長い間、大変お疲れ様でした。今後は、健康第一に楽しい日々をお過ごし下さるよう祈念致しております。

面白いメッセージ

送別メッセージにユーモアを入れることは悪くはないです。しかしながら、あまり親しくない相手、上司に対しては避けるべきです。従って親しい先輩、或いは同僚・後輩に対して、口頭は避けて「寄せ書き」等の事前にじっくり考えることができる媒体で伝えることが無難です。 相手に親しみを込めて「面白い」メッセージを伝えても、相手が理解できないとそれは、相手に不快感を与えることになるからです。「面白い」送別メッセージは、くれぐれも慎重に考えて下さい。 ■○○さんが、行ってしまうと売上が半減しそうです。でも、残された我々で、頑張りそれは阻止します!お世話になりました。 ■○○さんが、行ってしまうと支店内の女子社員全員が失恋状態になります。でも、我々がそれを癒すような仕事をしますので、ご安心下さい。お世話になりました。

四字熟語メッセージ

以下のような四字熟語を送別メッセージに織り交ぜると、メッセージが引き締まります。 ■「不言実行」:御託(ごたく)を並べずに、黙って、与えられたことを正確に実行すること。 ○○さんの仕事は、常に「不言実行」でした。素晴らしい姿勢であり、今後も継続して下さい。お世話になりました。 ■「前途洋々」:将来の道のりは非常に明るい。 ○○さんは、これまでに実直に取り組んでくれました。今後も「前途洋々」の未来があります。頑張って下さい。 ■「率先垂範」:人の先頭に立ち、手本となること。 今後も「率先垂範」を実行し、良きリーダーを目指して下さい。お世話になりました。 ■「独立自尊」:慶應大学の基本精神でもあり、何事も自分の判断と責任において行うこと。 今後は、「独立自尊」という精神のもと強いリーダーを目指して下さい。頑張って下さい。 ■「生涯現役」:(辞書には掲載がなく正式な熟語ではありません)定年後も仕事を続ける。 ○○さんは、まだまだお若いので、「生涯現役」を貫いて下さい。本当にお世話になり、ありがとうございました。

寄せ書きメッセージ

寄せ書きは、以下のポイントを意識しながら送別メッセージを書き、早めに次の人に回しましょう。 ■書く順番 なるべく偉い順にしましょう。理由は、後になるほど、書くスペースが少なくなるので、偉い人には、充分に余白がある時点に書いてもらうのが礼儀だからです。 ■一人分のスペース 寄せ書きを作成する指示者からの一人当たりのスペース、文字数はきちんと守りましょう。 ■きれいな字 書く前には、それなりの練習を行ない、ベストな字で書くことに心掛けましょう。 ■重複を避ける 後から書く人は、前に書いた人の内容をよく読み、なるべく重複しないようにしましょう。

相手別の送別メッセージ例文

異動全般の共通メッセージ

以下は、前述の送別メッセージの伝え方のポイントです。これらのポイントに対応した異動時の共通、つまり送る相手に関わらず使える送別メッセージです。 ■お世話になったお礼は、しっかりと伝える。 ・お世話になりました。 ・ありがとうございました。 ・多方面よりのご指導をいただき、誠にありがとうございました。 ■活躍した実績を褒め、ねぎらう。 ・素晴らしい実績を残していただき、感謝致しております。 ・〇〇さんが残していただいた仕事の仕組みは、財産になります。 ■人柄、人格を褒める。 ・実直で正確な仕事ぶりには尊敬致しました。 ・いつも笑顔の絶えない職場造りに貢献してくれました。 ■別れが切なく、名残惜しいことをしっかり伝える。 ・〇〇さんが行ってしまうと、大変寂しい職場になります。 ■新天地での活躍に対するエールを送る。 ・今後のご活躍を心よりお祈り致しております。 ■最後は、前向きな文言で締める。 ・頑張って下さい。 ・今後とも、宜しくお願い致します。

親しくない相手

初回公開日:2017年09月11日

記載されている内容は2017年09月11日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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