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学士・修士・博士の違いと生涯年収や就職

就活ノウハウ

進路をどうやって決めていいかわからないという人必見です。きちんと学士・修士・博士の違いを理解していますか。自分が進みたいキャリアに必要な知識を身につけ、未来に向かって一歩前進しましょう。学士・修士・博士の就職についてフォーカスを当て、まとめたのでご覧ください。

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学士・修士・博士の違いについて

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大学に入ると様々な可能性に触れます。その中で、大学受験の時や大学3~4年生など卒業が見えてくるにつれて考えなければならないのが進路、学士の学位を取得して就職するのか、それとも進学して修士や博士の学位を取得することで、専門的な技術や知識を身に付けるのか迷います。 今回は、そんな迷っているあなたにぜひ最後まで見ていただきたい内容となっております。ご覧になって進路を決める参考にしてください。

そもそも大学院って何?

大学院とは、大学や高専を卒業後に入学する学校のことです。主に専門的な知識を求めて入学をします。大学院は、修士課程と博士課程が存在し、それぞれ課程を修了することで学位が与えられます。また、大学院に入らずとも論文などで功績が認められれば、修士や博士の学位を授与されることがあります。

MBAってなに?取得のメリットとは

よく耳にする「MBA」とはいったい何なのでしょうか。MBAは「Master of Business Administration=経営学修士」の略で、経営学を修了することで授与されることがある学位のことです。米英ではビジネススクール、日本では大学院で取得することができます。 日本では、修士にあたる学位になります。主に、経営するにあたって必要な判断力を養うために、ケースワークや実際の経営者とのディスカッションなどによって経験を養います。社会人の人たちが自身のランクアップのために通う可能性もあるため、たくさんの業界の人たちと知り合う機会がたくさんあるというメリットもあります。

4年制大学とは

日本においては、最も一般的な大学の様式として4年間で学士の学位を授与する4年制大学が存在します。自分が定めた学部にとって必要な授業の単位を取得することで、卒業することが可能となります。大体、早い人は3年の夏くらいからインターンや説明会に行き始めるなど、就職活動を始めます。 大学院に行きたいという学生は、4年生時に大学院試験を受けて合格したら修士課程に進むことができます。

6年制について

もう一つ、大学の様式として知られているのが6年制大学です。これは、医歯薬系の大学が主に行っているシステムになります。6年間の大学生活を終えることで医師や薬剤師になるための国家試験を受ける資格が与えられます。学位に関しては、6年間通ったとしても学士の学位のみが授与されます。 ただ、多くの企業(特に医薬系)は6年制大学を卒業した学生を学士としてではなく、修士として扱います。院卒以上しか応募できない研究職などにも応募することが可能です。一方で、4年生学士と6年制学士を同等に扱う企業もあるため、一概にどのような企業も修士として扱ってくれるわけでは無いです。

大学卒業について

学士は、4年制大学もしくは6年制大学を卒業することで得られる学位です。しかし、修士や博士は大学院に入学後、それぞれ博士前期課程or博士後期課程を修了することで得られる学位です。修士と博士にあがる段階ではそれぞれ入試のようなものが存在するため、なりたい人全員が修士や博士になれる訳ではありません。 また、修士や博士にも論文発表や学会発表などの修了する為に必要な条件があります。

就職先ってどうなの?

学士・修士・博士の就職先は大きく変わってくる可能性があります。まず、文系と理系でも違いがあり、メーカーなどの研究/開発職に就きたい場合は理系を出ている必要があります。また、専門性が高い基礎研究ともなると、理系院卒以上が募集の条件となることがほとんどだそうです。 学部卒については、人事はその学生の可能性を考慮して採用しますが、院卒ともなると専門的な知識を要求され、即戦力を求められます。事務系の就職先についてはあまり文系と理系、学士・修士・博士でほとんど変わらないです。院に進む場合は、やりたいことを明確にして就職活動をする必要があります。

よく聞くmasterとは何?

「master」とは修士を英語にしたものになります。学士や博士にもそれぞれ違った呼び名があり「学士=Bachelor」「博士=Doctor」とそれぞれ呼び名があります。よく「B3」や「M2」だとか「D3」などの様な表現はこれらの英語を略したものになります。知っておくと自分がどの段階なのかを英語で表現できるので、ちょっと優越感に浸れます。

学士・修士・博士の生涯年収ってどう変わる?

学士・修士・博士の違いはわかったけど、将来働いていく上でやはり気になるのは年収です。学士と修士以上で初任給の差が現れるのか、また出世のスピードは変わるのかについて、それぞれのデータや例をご紹介します。

初任給

厚生労働省のデータによると、修士課程を修了した学生は男女ともに学士まで、つまり大学卒業と同時に就職した人に比べて初任給が高いという調査結果が出ています。男女の平均をとった初任給の差ですが、大卒20,3400円、大学院修士課程修了23,1400円となっており、3万円程度も異なります。結構大きな差です。 また、生涯賃金についても修士課程修了の方が学士よりも高くなっているという研究データも出ております。

出世の早さに違いはあるのか!

会社の風土にもよると思いますが、先ほど示した「大学院卒の賃金プレミアム」に書いてある内容によると、学士よりも修士のほうが年ごとの賃金上昇率が大きいため、出世が早いといえるのではないでしょうか。 しかし、学士と修士どちらも入社してしまえば実力勝負です。学士だったから出世が遅いとかではなく自分でキャリアをつかみ取りましょう。

学士・修士の就職について

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理系の学士・修士の話になってしまいますが、例えば薬剤系企業に就職しようとした場合、研究職に就くことができるのはほとんど修士の学生になってしまいます。これは、学士よりも修士の方がより専門的な知識を身につけていると世間的に評価されている為です。しかし、別に研究職などに特別なこだわりが無い場合は、むしろ学士卒の方がいいという企業もあります。 また、仮に転職を考える際には3年が仕事の見極め時と言いますが、学部卒の場合は3年勤めたとしてもまだ25〜26歳です。院卒の場合は27〜28歳程度ですので若さが足りません。若い方がいいとは言いませんが、様々な吸収力や発想力は若い方がいいこともあります。自分の人生設計に沿って就職や進学のことは考えましょう。

修士や学士の能力はどうなの?

実際、学士と修士との間で能力の差というのはあるのでしょうか。

専門的な知識は修士に軍配があがる

2年間、学士よりも多く実験や研究を進めている修士の方が専門的な知識という面では勝っています。例えば研究職というような、必ず専門的な知識が要求される職業になると修士以上しか採用されない可能性が高いです。また、論理的に物事考える力が身につくのでコンサルタント系の企業にも近年必要とされています。

学士には吸収力や可能性に期待

営業系などの職では学士の方が重宝される場合があります。というのも、商品の知識自体は会社に入ってから詰め込めます。なので、そこまで前知識というのは必要とされず、重視されるのはその人がどこまで柔軟なのか、発想力や吸収力の高さといったものが重視されます。 修士に行った学生は専門的な知識はあれど、柔軟な発想にかけてるのではないかと評価されがちです。そういった面では学士の方が有利ではないでしょうか。

自分の未来にあった道を進もう

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いかがだったでしょう。学士・修士・博士の違いやそれぞれの特徴などが大まかにわかったと思います。きちんとそれぞれについて理解を深めることで、自分の進みたいキャリアにはどの道を進めばいいのかというのを決めるきっかけにすることができます。すばらしい未来がきっとあなたを待ち受けていますので前を向いて進んでいってください。

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