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【色別】桔梗の花言葉と由来について|白/紫/青

更新日:2020年11月13日

自己啓発

日本人が古くから愛される桔梗。紫・青・白と美しく、均等な形が魅力です。しかし絶滅危惧種指定を受けているため、摘むなどは避けたい花です。花言葉には「誠実」を思わせるものが多く存在しており、武士に好まれた花としても有名な桔梗の花言葉について説明しました。

均等な形が特徴の桔梗

桔梗は日本に古くから伝わる花で、秋の七草にも用いられています。均等な星形の花を付けることが特徴で、その整った姿が好まれ家紋に用いられることも多くありました。開花し始める時期は6月中旬~7月頃で、種類によって開花時期は異なります。梅雨の時期に咲く桔梗は五月雨桔梗(さみだれききょう)と言い、8月頃から開花時期が始める種類も存在します。 学名はPlatycodon grandiflorum(プラティコドン・グランディフロームル)で、日本語にすると「大きい花の(grandiflorum)キキョウ属(Platycodon)」です。Platycodonはギリシャ語が由来の言葉で、語源はplatys+codon(広い・鐘)とされています。ツボミの開き始めは口の広い鐘にも似ていますが、このような語源が元になっている由来は正確には不明です。

別名

日本語での別名は「むらさきばな」で、色から付けられた別名であることが分かります。昔の日本では紫色は高貴な色として扱われ、階級が高い人しか身に付けることが許されなかった色です。 均等な形のこともありますが、その気品ある色合いも人を惹きつけていました。日本を代表する紫色の花と言えば桔梗なので、紫色の花が色々ある中で「むらさきばな」の別名が付けられたと言われます。 英名で桔梗は「Balloon flower(バルーンフラワー)」と言い、風船には全く似ていないことから別名としては不思議に思われるかもしれません。この別名が示しているのは花が咲いた時ではなく花が咲く前の状態で、桔梗のツボミは紙風船のように膨れた形状をしています。つまむと水分が弾け飛びますが、花が咲かなくなるので興味があってもやらない方が良いです。

秋の七草の起源になったとされる山本憶良の歌に「萩の花 尾花葛花 なでしこが花 をみなへしまた藤袴 朝顔が花」とありますが、萩(はぎ)葛(くず)撫子(なでしこ)藤袴(ふじばかま)女郎花(おみなえし)は確認できると思います。最後に朝顔とありますが、夏の自由研究で育てるような朝顔ではなく、この歌では桔梗のことを表していると言われています。 朝顔が何のことを示しているのかについては説が飛び交いましたが、新撰字鏡から現代では朝顔を桔梗とする説が一般的です。平安時代に出版された辞書には「阿利乃比布岐(アリノヒフキ)」の名前で載り、蟻が花びらを噛んだ時に蟻酸(ぎさん)と紫色素のアントシアニンが混ざって花が赤くなることが由来です。また、桔梗は「きちこう」と読み、音読みで「ききょう」となります。

「岡止々支(オカトトキ・ヲカトトキ)」といった別名もありますが、意味は「岡に咲く神の草」です。「岡」は「丘」のことで、低いが地平よりは高く上がっている土地のことを言います。山よりは低いことが条件で、平らな地面と比べて盛り上がっている土地です。「神草」にたとえられた理由は定かになりませんが、高貴な色合いが関係していると考えられます。

桔梗紋

桔梗紋は清和源氏土岐氏が主に使用したとされる家紋で、庶流一族が用いることが多かったようです。有名な人物の中で桔梗紋を用いていたのは明智光秀とされ、彼が持ちていたのは陰桔梗と呼ばれる紋でした。組合い角に桔梗の紋を使用していたのは坂本龍馬で、坂本龍馬の家系が明智光秀の娘婿の子を祖先としているため桔梗紋を使用していたと言われています。 紋の図案はとても多く、シンプルな桔梗紋に何かを付け足したもの・変形させたもの・二重に描いたもの・複数で描いたもの・星形など、さまざまな家紋が生み出されてきました。しかし、明智光秀が主君の織田信長を裏切った時には反逆者の紋という悪評が漂い、そのことから水野勝成は懸魚紋(ぎょげもん)に変えた話があります。 後に悪評は薄くなりますが、明智光秀の反逆劇が全国にどれほどの影響を与えたかが分かります。

絶滅危惧種に指定されている

桔梗は解熱や鎮痛などの生薬として用いられることもありますが、近年になって数の減少が進み、結果として絶滅危惧ll種に指定されています。絶滅の危険が増加傾向にある部類に指定されているため、自然の中で見られるものが無くなり人の手で保護され生育されたものだけが残ることも考えられます。 観賞用としては人為的でも残れば良いかもしれませんが、自然保護的には自然で育つ原種の保護に努めることが大事としています。草刈りなどの時期を考えることが行われ、人の生活と植物の生態を共存させるためにどのようにすべきなのかが環境省などで考えられています。 日本で長く親しまれる桔梗が絶滅することは避けたいことであり、いつか絶滅危惧リストから外れるほど数が増えることが望まれています。

桔梗の花言葉とは?

日本で長きに渡り親しまれた桔梗ですが、花言葉は何でしょうか。花言葉は人間が勝手に付けたものにすぎませんが、プレゼントや作品に持ちるの時には活用できるものです。本題の花言葉ですが、桔梗の花言葉は「清楚」「気品」「従順」「誠実」「永遠の愛」とされています。 桔梗の色は紫色が主流ですが青色や白色も存在し、色によって花言葉が異なります。色別花言葉は後に説明します。「誠実」や「永遠の愛」はその均等な形から連想された言葉で、「従順」も同じです。「従順」は多く武士の上下関係で重視される姿勢で、「誠実」に繋がるものがあります。 「気品」や「清楚」も形から連想された言葉と考えられますが、その色合いも関係しているとされます。紫色は古くは高貴な色として扱われたと言いましたが、正にそのイメージが影響しています。どちらかと言えば、女性向けの花言葉でしょう。

西洋では、「endless love(エンドレスラブ)=永遠の愛」「obedience(オビーディアンス)=従順」「honesty(アニスティ)=正直・誠実」「the retutn of a friend is desired(ザリターンオフアフレンドイズディザイアドゥ)=友の帰りを願う」といった花言葉があります。日本のは餡言葉と似たものが多いようですが、「友の帰りを願う」は意味深長です。

色ごとに付けられた花言葉はある?

別名でむらさきばなと呼ばれるほどに紫色のイメージが強い桔梗ですが、紫がかった青色や白色も見かけることができます。紫がかった青色(青紫)は神秘的な美しさを放ち、見つけた時には思わず近寄りたくなるような魅力があります。白色は真っ白な色合いが目を惹き、一見は桔梗と思われないこともあります。形状を見ることで、桔梗であることが分かります。

初回公開日:2017年08月28日

記載されている内容は2017年08月28日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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