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【色別】ヒヤシンスの花言葉と由来|青/白/黄色/ピンク

自己啓発

華やかな見た目で見る人を楽しませてくれるヒヤシンスの花ですが、その名前の由来や花言葉にはある悲しい物語がありました。今回はそのヒヤシンスに秘められた物語、そして初心者にも育てやすいと言われるヒヤシンスの種類や育て方など、その魅力をたっぷりご紹介します。

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初心者でも育てやすいヒヤシンスの魅力

ヒヤシンスは日本では錦百合(ニシキユリ)とも呼ばれる球根性の植物です。一株にいくつもの花をつけ芳香も強く、春の花壇を彩る花として人気があります。初心者でも扱いやすいのも人気の秘訣であるヒヤシンスですが、今回はその種類や育て方、ヒヤシンスという名前がどこからついたのか、そしてその花言葉まで詳しくご紹介していきます。

ヒヤシンスの種類

ヒヤシンスは昔からヨーロッパを中心に観賞用の植物として多くの品種が作られてきました。園芸用のヒヤシンスは、オランダで品種改良によって作られたダッチヒヤシンスと呼ばれる品種が主流です。その他にはローマンヒヤシンスと呼ばれる品種もあります。それぞれの特徴を見てみましょう。

ダッチヒヤシンス

ダッチヒヤシンスは色のバリエーションも豊富で一本の茎にたくさんの花をつけるのでボリュームがあるのが特徴です。通常球根植物は新しく小さい球根が横に出てきて、それによって株を増やしていきます。これを分球と言いますが、ダッチヒヤシンスはこの分球が自然に起こりにくいという特徴もあります。

ローマンヒヤシンス

ローマンヒヤシンスは英語ではフレンチヒヤシンス(French hyacinth)とも言われ、ダッチヒヤシンスに比べると一本の茎に咲く花の数は少ないですが、一つの球根からいくつも茎を伸ばすという特徴があります。また自然に分球しやすいので増やしやすい品種だと言えます。

ヒヤシンスの色

ヒヤシンスは品種改良によって2000種類以上の栽培品種が生み出されました。原種はもともと青紫色のみですが、品種改良によって生まれたヒヤシンスの色のバリエーションは原種の色に近い青や紫から赤、ピンク、オレンジ、黄色などがあり、とても幅広いです。 特に人気のある種類としては濃い青の花を咲かせるブルージャケット、白のカーネギー、明るい黄色のシティ・オブ・ハーレム、鮮やかなピンクのピンクパールなどがあります。その他にも様々な種類のものがあるので、好みの色のヒヤシンスが見つけてみましょう。

ヒヤシンスの花言葉とその由来は?

ここまでヒヤシンスの種類を紹介してきましたが、もともとヒヤシンスという名前はどこからつけられたのでしょうか。また、一般的なヒヤシンスの花言葉は「スポーツ」、「ゲーム」、「遊び」、「悲しみを越えた愛」で、西洋では「無分別、軽率(rashness)」という花言葉もありますが、この花言葉の由来は何でしょうか。実は、ヒアシンスという名前やその花言葉は、ギリシア神話のある悲しい愛の物語から生まれたと言われているのです。

美青年ヒュアキントスの死

ヒヤシンスの花の名前は、ギリシア神話に登場する人物ヒュアキントスに由来すると言われます。ヒュアキントスは大変な美青年で、その美貌から太陽神として知られるアポロンの寵愛を受けていました。 ある時、ヒュアキントスとアポロンは二人で円盤投げの遊びをして楽しんでいました。しかし、それを激しい嫉妬の眼差しで見つめる者がいました。それは西風の神ゼピュロスでした。ゼピュロスもまたヒュアキントスに想いを寄せていたのです。 二人の仲睦まじい姿に怒ったゼピュロスは、風を吹かせてアポロンの投げた円盤の向きを変えてしまい、それがヒュアキントスの額に命中してしまいます。結局ヒュアキントスは命を落としてしまい、悲しんだアポロンはヒュアキントスの額から流れ出た血から花を咲かせました。その花がヒュアキントスの名をとってヒヤシンスと名づけられたのです。

アポロンの悲しみと花言葉

ヒヤシンスの花言葉はこの神話が元になっているため、アポロンとヒュアキントスが興じていた円盤投げから「スポーツ」、「ゲーム」、「遊び」などの花言葉がつけられました。 また、悲しみに暮れたアポロンがヒュアキントスを想う心で咲かせた花なので「悲しみを越えた愛」という花言葉も生まれたのです。西洋の「無分別、軽率」という花言葉は、嫉妬に狂って愛する人を殺めてしまったゼピュロスの行動を指しています。

色によっても違う?ヒヤシンスの花言葉

ヒヤシンスの一般的な花言葉とその由来をご紹介しましたが、ヒヤシンスの花言葉はその色によっても違った花言葉がつけられています。それぞれの色別の花言葉を見ていきましょう。

青いヒヤシンスの花言葉は「変わらぬ愛」、「節操」、「誠実」です。西洋でも同じような「貞節、不変(constancy)」という意味があります。これは、アポロンがヒュアキントスを想い続けた姿を表しているとも言えますし、アポロンを想ったまま亡くなったヒュアキントスの姿とも言えます。

白いヒヤシンスの花言葉は「控えめな愛らしさ」、「心静かな愛」で、西洋では「あなたの為に祈ります(I’ll pray for you)」という意味もあります。これもヒュアキントスを想うアポロンの気持ちを表していると言えます。

黄色

黄色のヒヤシンスの花言葉は「あなたとなら幸せ」、「勝負」です。西洋では「嫉妬(Jealousy)」という意味があります。黄色のヒヤシンスの花言葉にはゼピュロスのアポロンに対する嫉妬の思いや対抗心が表れていると言えます。同じヒヤシンスでも青や白の花言葉とは違いますね。

紫のヒヤシンスの花言葉は「悲しみ」、「悲哀」、「初恋のひたむきさ」で、西洋では「許してください(Please forgive me)」や「すみません(I am sorry)」などがあります。これはヒュアキントスを失ったアポロンの悲しみと同時に、ゼピュロスの苦しい心を表していると言えます。嫉妬に狂って大切なものを失ってしまった深い後悔の表れですね。

ピンク

ピンクのヒヤシンスの花言葉は「スポーツ」、「ゲーム」、「しとやかな可愛らしさ」です。西洋での花言葉にも同じような意味の「遊び(Play)」あります。楽しく過ごしていた時のヒュアキントスとアポロンの姿を表していると言えます

赤いヒヤシンスの花言葉は「嫉妬」、「わたしは悲しい」ですが、西洋にはピンクのヒヤシンスと同じ花言葉「遊び(Play)」があります。西洋では赤とピンクを同じようなイメージで捉えていますが、日本語での花言葉は随分違いますね。

贈り物にする時は気を付けたい花言葉

ヒヤシンスは色も豊富で華やかなのでプレゼントをしても喜ばれそうですが、相手によってはその花言葉にも気を付ける必要があります。花言葉を全く気にしない人に贈るなら、好きな色で選ぶのも良いですが、気にする人にはネガティブなメッセージを送ってしまい傷つけてしまう可能性もあります。特に赤や紫のヒヤシンスは悲しみや嫉妬などネガティブなイメージの言葉が多いです。ヒヤシンスを誰かにプレゼントにする時は青や白のものを選ぶのが無難でしょう。

ヒヤシンスの育て方

ヒヤシンスは種からも育てることができますが、花を咲かせるまでに数年かかってしまうため通常は球根で販売されています。球根は鉢植えや地植えのように土で育てるのはもちろん、水だけで育てる水栽培が簡単にできることでも有名です。

栽培をする場所

ヒヤシンスは日当たりの良い場所で育てましょう。また寒さに当たらないと綺麗な花を咲かせてくれません。鉢植えや水栽培の場合も初めは外で管理して寒さに当たるようにします。

土に植える場合

土に植える場合は9月から11月頃に植え付けを行います。庭に植える場合は10センチほどの深さに植え付け、複数の球根を植える場合は球根一個分のスペースを空けます。鉢植えにする時は、根をしっかり張ることができるように球根の頭を少し出すようにして植え付けます。 ヒヤシンスは酸性の土壌を嫌います。地植えの場合は雨の影響で土壌が酸性になっている場合がありますので石灰を土に混ぜて酸性を中和しておきましょう。

水栽培をする場合

水栽培をする場合も10月から11月ごろに栽培を始めます。球根は水栽培用と表記されているものを買うと失敗を減らせます。容器はガラス製やプラスチック製の専用容器も売っていますし、500mlのペットボトルを使って自作することもできます。 ペットボトルを使った容器の作り方は、全体の三分の一くらいのところでの飲み口部分を切り取り、それを本体に飲み口を下にして取り付け、テープなどで固定するだけです。また、栽培を始める前に容器は洗剤を使ってよく洗っておきましょう。 球根は優しく根の土を落とした後、水洗いし水を入れた容器にセットします。水の量は球根の底にギリギリ当たるくらいにします。

水やり・水替えのタイミング

鉢植えの場合は植え付けから葉が枯れるまでは土が乾いたらたっぷりと水をあげます。庭に植えた場合は植え付けの際にたっぷり水を与えたら後は土がカラカラに乾かない限りは自然の降雨だけで大丈夫です。花が終わると休眠期に入るので徐々に水やりを減らし、6月頃にはス有数します。 水栽培の場合は水が汚れるとカビが生えたり球根が腐ったりしてしまいます。初めは一週間に一度、根が生えてからは月に二度くらいを目安に水替えをしましょう。根が長く伸びてきたら球根と水面の間を一センチくらい空けるようにします。

肥料の与え方

土に植える場合はゆっくりと効くタイプの肥料を植え付けの際に土に混ぜ込んでおきます。ヒヤシンスは球根に栄養を蓄えているのでたくさんの肥料を与える必要はありませんが、つぼみが出てきて花が咲くまでは1週間に一度程度、即効性のある液体肥料を与えるのも良いでしょう。水栽培の場合も10日に一回程度を目安に液体肥料を与えましょう。 また土栽培の場合は花が終わってから葉が黄色く枯れてしまうまでは、次の年の開花の為に球根に栄養が必要になります。球根から少し離れた所に化成肥料を施してあげましょう。

次の年も美しい花を楽しむために

球根植物は花が終わると球根が休眠に入り、また季節が来ると花を咲かせてくれるので何年も花を楽しむことができます。しかし、花を長く楽しむためにはいくつか注意が必要です。まずは枯れた花は必ずその都度摘み取るようにします。これは枯れた花をそのままにしておくと種ができてしまい球根が弱って次の年に花を咲かせられなくなってしまうためです。 また花が終わってからの球根の管理も大切です。地植えの場合は植えっぱなしにしていても次の年も花が咲いてくれることも多いですが、鉢植えの場合は鉢の栄養は一回の開花でほとんどなくなってしまうため、葉が枯れたら球根を掘り出し乾燥させ涼しいところで次の年まで保管しておく必要があります。 ただし水栽培の場合は次の年も咲かせるのが大変難しく1年限りで楽しむと考えたほうが良いでしょう。

ヒヤシンスを扱う時に注意すること

ヒヤシンスにはシュウ酸カルシウムという物質が含まれていて、その汁などが肌に触れるとかぶれることがあります。植え付けの時に素手で球根を触ったり、枯れた花を素手で摘んだりせず、必ず手袋をつけて作業をするようにしましょう。また誤飲すると下痢や嘔吐の可能性もあり、ペットの猫が誤飲してしまうと命に関わることもありますので扱いには十分注意が必要です。

カラフルなヒヤシンスで彩りを

ヒヤシンスはとにかく色や種類が豊富で選ぶ楽しさもあり、華やかな見た目で花壇や部屋に彩りを与えてくれます。またその名前の由来や花言葉が神話から生まれたというほど古くから愛されてきた花だと言えます。初心者の方にも育てやすい花なのでこれからガーデニングを始めようと思う方やお部屋で花を育ててみたい方にはおすすめです。

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