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【色別】勿忘草の花言葉の意味と由来|青/白/紫

初回公開日:2017年08月29日

更新日:2019年01月21日

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自己啓発

「私を忘れないで」の花言葉を持つ勿忘草。どうして、そのような花言葉と花名が付けられたのでしょうか。また、「私を忘れないで」の印象が強いことから隠れてしまいますが、他の花言葉も存在しています。今回は、忘れない思いを表す「勿忘草」の花言葉について説明しました。

勿忘草とは

勿忘草(ワスレナグサ)はムラサキ科ワスレナグサ属の総称で、一般的には学名をMyosotis scorpiodesとするシンワスレナグサの和名を勿忘草と呼びます。原産地はヨーロッパ地域、開花する時期は3月~5月です。開花時期の最盛期が4月とされていることから、春の花と認識されています。 花として生きる期間は2日~5日ほどで、比較的標準の花持ち期間となっています。学名はMyosotis scorpioides(ワスレナグサ属・サソリの尾のような)の他、Myosotis alpestris(ワスレナグサ属・亜高山の、または草木帯)と言われることもあります。 Myosotisの言葉はハツカネズミを意味するギリシア語「mys」と、耳を意味する「ous」が組み合わさった語です。柔らかい毛におおわれた細くて長い葉の様子が、ハツカネズミの耳に例えられたとされます。

別名

別名は学名にあるMyosotis(ミオソティス)で、勿忘草ではなく「忘れな草」と書かれることもあります。勿忘草の「勿」は「まな」と読み、禁止を意味する言葉として扱われます。現代では「勿れ(なか・れ)」の言葉で用いられることが多く、「まな」と読む時と同様に禁止を表します。禁止の「勿」に「忘れ」が付くことで、「忘れてはいけない」という意味になります。 勿忘草の英名はforget-me-not(私を忘れないで)ですが、現代の英語では「私を忘れないで」をdon't forget meと言います。forget-me-notという言い方は古い英語で、5世紀~15世紀の中世時代に使用されていたフレーズとされています。勿忘草は和名や英名だけでなく、各国の言語でも「私を忘れないで」の意味を持つ花名が付けられています。 また、日本には勿忘草の俗称が存在しています。その名も「藍微塵(あいみじん)」と言い、「小さいが輝かしい花を咲かせる」という意味を持ちます。「私を忘れないで」の花名に戻りますが、なぜそのような花名が付けられたのか?その理由は、ドナウ川を舞台とした詩にあります。この話は、プラーテンの詩として有名です。後に花言葉の由来でお伝えします。

勿忘草にはどのような花言葉があるの?

真実の友情(または愛)

「真実の友情」と言われることも多いとされますが、ドナウ川の詩から付けられた花言葉と言われているため「真実の愛」の方が正しいという意見もあります。日本の古い文化的には考えにくいかもしれませんが、西洋の一部には男女平等の意味を込めてパートナーを「配偶者であり親友である」とする思想を持っている人が少なくありません。 そのため、「真実の愛」も「真実の友情」も同じような意味合いがあると考えられます。しかし、プレゼントなどで花言葉を用いる時には単に友情を表すだけでも問題ありません。真っ直ぐな愛を伝える時にも、友情ではなく愛の意味を込めて贈ると良いです。花言葉は贈る側が込める思いによって意味合いが変化するため、用途や状況に合った言葉で贈りましょう。

私を忘れないで

「私を忘れないで」は、花名をそのまま花言葉にしています。ルドルフがベルタに最後の力を振り絞って伝えた「私を忘れないで」アダムが存在を忘れないように名付けた「私を忘れないで」という2つの説がありましたが、前者の方がロマンチックであり「私を忘れないで」の言葉を深く感じる詩となっているため、花名や花言葉の由来として語られることが多いです。

花言葉は色によって違う?

紫色の勿忘草には花言葉が付けられていないため、これまでにお伝えした「真実の愛」「真実の友情」「真実の恋」「私を忘れないで」の花言葉を当てはめると良いでしょう。勿忘草に見られる紫色は淡い紫色・青味がかった紫色・淡いピンク色に近い薄紫色があり、見かけた時期や品種によって同じ紫色でも多少色の見え方が異なります。

青色は最もよく見かける色合いで、「真実の愛」と「誠の愛」といった花言葉が付けられています。どちらも同じ意味を持つ花言葉ですが「真実」と「誠」で聞いた側の受け取り方が少し違ってきます。「誠」は「言葉や行いが真っ直ぐで飾らないこと」を言い、武士を感じさせる言葉です。「真実」も同様の意味を持ちますが「誠」よりも実用的な言葉なので堅い感じが軽減されます。

白色の勿忘草は珍しいため見かけることはあまりありませんが、花言葉は「私を忘れないで」です。色を問わない花言葉でもありましたが、白色は紫色や青色より出会える可能性が低いことから「私を忘れないで」の言葉が合っています。偶々白色の勿忘草を見かけた時は「私を忘れないで」の花言葉を思い出し、ラッキーな記憶として覚えておきましょう。

フランス語で勿忘草の花言葉を言うと?

フランス語のみで表される花言葉はありませんでしたが、西洋に伝わる花言葉はありました。その花言葉は「true love(トゥルーラブ)」と「memories(メモリーズ)」です。どちらも日本でよく用いられる英語で、前者は「真実の愛」後者は「思い出」を意味しています。「真実の愛」はこれまでの花言葉と同じですが「思い出」は「私を忘れないで」と結びつくものがあります。 フランス語のみの花言葉は存在しないようですが、花名は色々あります。amour sincere(アムールソンセール)herbe d'amour(エルブダムール)oreille-de-souris(オレイユドゥスリ)ne-m'oubliez-pas(ヌブリエバ)です。日本語にすると、エルブダムールは愛の草、オレイユドゥスリはネズミの耳、ヌブリエバは私を忘れないでと訳されます。

花名と花言葉の由来!おまじないにも用いられる?

ルドルフという名の若い騎士とその恋人ベルタが、ドナウ川辺を歩いていました。その時、ルドルフは川の近くに咲く珍しい花を見つけます。恋人ベルタにプレゼントするため花を摘む目的で川の近くへ落りたルドルフでしたが、足を滑らせて川へ落ちてしまいました。思ったより流れが速い川に飲み込まれ、流される中ルドルフは力を振り絞り「私を忘れないで!」と叫びました。 残された恋人ベルタは、ルドルフのお墓の側に花を植えました。そして、その花の名前をルドルフが最後に叫んだ言葉「私を忘れないで」にしたというお話です。

その他の伝承

若者ルドルフと恋人ベルタが描かれたドナウ川の詩の他に、もう1つ「私を忘れないで」の花名が付けられた説として語られるお話があります。そのお話にはアダムとイヴが登場し、遥か昔に人類が誕生した頃を舞台としています。以下、そのお話の概要になります。 エデンの園には花々が咲いていました。アダムは花1つ1つに名前を付けてきましたが、全ての花に名前を付け終わったと思った時に足元から「私にはどのような名前が付けられるのでしょう」という小さな声が聞こえてきました。足元を見ると美しい花が咲いており「こんな美しい花に名前を付け忘れたなんて!」という気持ちから、忘れないように勿忘草の名前を付けました。

詩や神話の他、民間信仰として「神秘的な青い花が地中に埋蔵されている宝を見せる」という言い伝えがあります。「青い花」のことを勿忘草としており、「埋蔵された宝を花開いて見せてくれる」とされています。また、スイスのザンクト・ガレン州やドイツのヘッセン州では恋に関したおまじないに勿忘草が用いられることがあります。 ザンクト・ガレン州では若い男性がポケットの中に勿忘草を入れていると、若い娘に気に入られると言われています。ヘッセン州では偶々見つけた左脇の下に勿忘草を入れておくと、家に帰る途中で最初に出会った人物が未来の配偶者を教えてくれるそうです。真実は分かりませんが、ザンクト・ガレン州のおまじないは気持ちの支えになるため活用してみるのも良いでしょう。

誕生花に勿忘草!花言葉は相応しい?

誕生花に勿忘草!花言葉は相応しい?

勿忘草を誕生花とする誕生日は、2月7日・2月29日・3月13日・3月15日・4月5日・4月6日・4月17日・4月21日・4月24日・5月14日・5月15日です。開花最盛期となる4月に誕生花としている誕生日が多く、開花手前の2月から開花時期の3月と5月もあります。誕生花と誕生日の組み合わせは決める団体などによって異なるため、これほどまでの数が存在しています。 勿忘草の花言葉としては誕生日に向くものはありませんが、「友情」を示すことはできます。誕生日を迎えた大切な友人の誕生花が勿忘草の時、「友情」の意味合いを込めて花と花言葉を贈りましょう。花言葉は「真実の友情」ですが、省略して「友情」の花言葉とされることもあります。相手によっては「真実の愛」でも良いですが、友人には「友情」の花言葉が合います。

勿忘草の花言葉は「あの花」にも使われていた?

あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。

感動を呼ぶアニメーション作品として話題になった「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」ですが、このアニメーション作品にも勿忘草が登場しました。「花の名前を知らない」とありますが、この花が勿忘草ではないかと推測された時期もあります。しかし、実際には勿忘草だけを指すのではなく、各登場人物に合わせた花を指しているという結論が出ています。 先行上映会で配布された花の種から読み取られたことですが「めんま=勿忘草(私を忘れないで」「じんたん=金魚草(清純な心)」「あなる=コスモス(乙女の真心)」「つるこ=アスター(信ずる心)」「ゆきあつ=チャービル(正直と誠実)」「ぽっぽ=ペチュニア(あなたと一緒なら心が和らぐ」といったように人物ごとの花の種が配布され、めんまが勿忘草ということは登場した「あの花」=勿忘草とされました。 牛乳ビンに供えられためんまへの花はハルシオンと言い、花言葉には「追想の愛」とあります。めんまが皆に伝えた「私を忘れないで」に返すように、「追想の愛」をハルシオンで表したという解釈がされます。「あの花」の感動から「あの花病」という状態になった人もいるようですが、花言葉の意味と照らし合わせることで更に感動が極まります。

人の思う心を表した花言葉を持つ勿忘草

花名や花言葉の由来は心に感じるものがありましたが、地域によっては恋のおまじないに用いられたりなど恋愛に関わることが多い花であることが分かりました。「私を忘れないで」が怖い花言葉とされることもありますが、感動的な作品にも用いられたことで「私を忘れないで」は執着的な意味合いではなく「純粋に伝えていること」がイメージ付けられています。 誕生花としても扱われる勿忘草には「真実の友情・愛・恋」の花言葉があるため、大切な友人や大好きなパートナーにプレゼントする時にも適します。プレゼントする時は、リボンラッピングをあしらったミニブーケにして贈りましょう。勿忘草は観賞用にも向く色合いですが、自然界で見つけた時には摘まずに眺めるだけにしておきましょう。

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