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色で変わる「紫陽花」の花言葉たち|【プレゼントに注意】実は怖い意味も

初回公開日:2017年09月06日

更新日:2020年06月22日

記載されている内容は2017年09月06日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

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コミュニケーション

最近、母の日に贈られる事も多くなった紫陽花。カーネーションにも負けず劣らずの紫陽花は昔に比べると種類も色とりどりで可愛いです。花言葉の意味はよくも悪くもたくさんあります。紫陽花の色によっても変わってきます。そんな紫陽花の花言葉を色別で紹介していきます。

紫陽花とは?

みなさんは、梅雨の季節になると生き生きと咲く紫陽花を見たことがあると思いますが、紫陽花がどんな花か知っていますか?詳しく紹介していきます。

紫陽花はどんな花?

紫陽花は、アジサイ科アジサイ属の落葉低木の一種です。庭木などに需要が高く、絵などに描く時は梅雨時期と関連したカタツムリやカエルなどが一緒に描かれていることが多いです。 アジサイ属の植物の総称が紫陽花で、品種改良などによって様々な花の形をしたものやカラーバリエーションが豊富な紫陽花があります。 実は紫陽花には魔除けや厄除けに使われていました。紫陽花には霊力が宿っていると言われていて、紫陽花を軒下などに吊るしておくと魔除けや厄除けになります。 他にも健康運や金運が上がるとされていて、トイレの隅に吊るしておくと女性の婦人病の予防のおまじないになるとも言われています。

名前の由来

紫陽花という名の語源ははっきりしていませんが、「藍色が集まったもの」と意味する「あづさあい(集真藍)」がなまったものが有力な説とされています。 他にも万葉集では「あぢさゐ(味狭藍)」(「あぢ」はほめ言葉、「さゐ」は青い花の意味)、「和名類聚抄」では「阿豆佐為」の文字を当てはめて書かれていたりと、さまざまな説があります。 漢字表記が「紫陽花」なのは、唐の詩人の白楽天が全く別の藍色の花に「紫陽花」と命名したものを、平安時代の学者、源順(みなもとのしたごう)が今のアジサイにそのまま漢字を当てはめたのが広まってしまったそうです。 海外で紫陽花は別名で「東洋のバラ」、中国では「八仙花」、「綉球花」とも呼ばれています。

紫陽花の歴史

紫陽花の原産地は、実は日本と言われています。ですが、日本人には紫陽花はとても不人気な花でした。青色の花が多いためか、江戸時代には「ユウレイバナ」と呼ばれていました。 その後、紫陽花は日本から中国に伝わり、シルクロードを伝わってヨーロッパへと伝わりました。イギリスなどで「東洋の花」として人気が出始め、品種改良が進み、再び日本へと逆輸入されました。 現在、西洋アジサイとして人気の高い「ハイドランジア」は大正時代に日本に逆輸入された品種です。日本で紫陽花の人気がでてきたのは、戦後からだと言われています。

紫陽花の七変化の原因

紫陽花には「七変化」という異名があり、由来は開花してから花びらの色が変化する様子からその異名がつきました。日本の在来種は、つぼみから咲き終わるまでの間に、淡緑色から白、藍、淡紅色へと変化します。その中でも、藍色の花の時期が長いのです。 色が変わる理由は、紫陽花にはアントシアニンという色素が含まれているからです。これが、紫陽花の色のベースになっており、これに補助色素という物質やアルミニウムが加わることで色が変化します。 これらの物質が土壌に含まれているので、アルカリ性の強い土壌では赤色の花が咲き、酸性の強い土壌では青色になり中性だと紫色になります。中には、遺伝的なもので緩やかに色が変化する紫陽花もあるそうです。 ただ、白い紫陽花は種類によってはアントシアニン自体をもっていないので、花の色が変化しないこともあります。

綺麗な花には毒がある!

みなさんは、紫陽花に毒があることを知っていましたか?紫陽花のつぼみや葉、根の部分に「青酸配糖体」や「アルカロイド」という毒性の成分が含まれています。 梅雨の時期などに、料理の飾りとして紫陽花の葉が出てきたりすることがあるようですが、間違っても食べたりしてはいけません。小さなお子さんは、分からずに口にしてしまったりするので特に気をつけましょう。

紫陽花は何種類あるの?

基本の種類

アジサイの花の種類は3000種類もあると言われていますが、花には大きく分けて「ガクアジサイ」と「ホンアジサイ」2つのタイプがあります。 ・ガクアジサイ:花が手まりのように集まった円いやつでなく、平べったいやつで周りに花びらのある大き目の花がちらほら1重ぐらい取り巻いていて真中に円形にぶつぶつした小さな花が集まって咲いています。高さは2~4mほどになり、花の色は白色・青色・淡青緑色・または淡赤紫色、濃紫色があります。 ・ホンアジサイ もう一つは花が「手まり」のように集まった、普通のアジサイが「ホンアジサイ」で、日本固有のガクアジサイからヨーロッパで品種改良されて生まれたもになります。別名は西洋紫陽花とか「ハイドランジア」とよばれているもので、花色は青、桃、白などがあり、今はこちらの方が普通の紫陽花と呼ばれるようになっています。

その他の種類

・ヤマアジサイ:福島県から四国・九州に分布していて、半日陰の湿り気のある林に生育しています。ガクアジサイと同じようにガク咲きで、ガクアジサイよりも小型なのでコガクと呼ばれています。紫陽花に比べて葉は、薄くて細長く小さめです。 ・アメリカノリノキ:北アメリカ原産の紫陽花です。園芸品種の「アナベル」は球状に固まったボリュームのある白花を咲かせます。 ・ノリウツギ:低木が多い紫陽花の中では珍しく、樹高が5m近くに達します。円錐状の花穂からピラミッドアジサイとも呼ばれています。花色は白で、樹皮から採れるねばねばが和紙のつなぎとなったので、この名前がつきました。 ・カシワバアジサイ:北アメリカ原産、葉がカシワに似ていたのでこの名前がつきました。花色は白、円錐状に咲く花が特徴です。 ・タマアジサイ:日本に自生する品種で、つぼみがまん丸で玉のように見えるのでタマアジサイと名前がつきました。

紫陽花の花言葉は?

紫陽花の花には、色などが豊富なため花言葉も多く存在しています。みなさんは、紫陽花のどんな花言葉を知っていますか?紫陽花の花言葉を紹介していきますので、みなさんも知っている花言葉があるかチェックしてみてください。

紫陽花の花言葉を紹介

紫陽花の花言葉は、花の色が変化することから「移り気」「高慢」「無常」など雨に耐えて咲く姿からか、冷たいイメージが強かったのですが、西洋アジサイが日本に入ってきたことで花言葉も変わってきました。 ・元気な女性:フランスの花言葉で、紫陽花が咲く頃は温暖で気候がよく、赤やピンクなどのカラフルな花のイメージから、このような花言葉がつきました。 ・辛抱強い愛情:紫陽花の開花期間は長く、梅雨時期で雨が続く中で可憐に咲き続けます。その様子が耐え忍んでいるように見えることから、「辛抱強い愛情」という花言葉になりました。 ・一家団欒:小さな「がく」が寄り集まって咲いているため、寄り添って生きているというイメージからついています。 その他にも、「友情」「平和」「仲良し」「団結」「乙女の愛」などのポジティブな花言葉もあります。

紫陽花の色別の花言葉

紫陽花の全体的な花言葉を紹介しましたが、花びらの色でも花言葉が変わってきます。紫陽花自体の色も変化するので今回は、「白」「青」「紫」「緑」の4色の紫陽花の花言葉について紹介していきます。

白色の紫陽花の花言葉

白い紫陽花を見たことがありますか?真っ白な花びらの紫陽花はすごく目をひきます。そんな白い紫陽花の花言葉は「寛容」「ひたむきな愛情」「気の迷い」です。寛容とは、相手の態度や発言に対して広い心で受け止めることです。真っ白で基本的に変化することのない白色の紫陽花は全てを包みこむ大きな心を表しているのでしょう。 最近では、真っ白な紫陽花を結婚式のブーケや飾り花として使う方が増えています。見た目の可愛さや他の花との相性もありますが、真っ白い花の色が「嫁ぎ先に染まります」というイメージを伝えているようです。

青色の紫陽花の花言葉

日本でよく見かける青の紫陽花は、雨に耐えて咲くイメージがあるので、「冷淡」「無情」「知的」「神秘」などの冷たいイメージの花言葉があります。ですが、中に珍しく「忍耐強い愛情」という花言葉があります。 この花言葉の由来は、ポルトガルの医師、シーボルトが来日中に日本人女性を気に入り結婚し幸せに暮らしていたのですが、ポルトガルへの一時帰宅をする際の荷物からスパイ容疑をかけられ国外追放となりました。 奥さんと別れ、ポルトガルへと戻ったシーボルトですが、帰国後、日本の植物の本を出版した際に紫陽花に「ハイドランドゼア オタクサ」と名付けたことから、離れていても思っているということを伝えました。 この話から付いたのが「忍耐強い愛」という花言葉なのです。

紫系の紫陽花の花言葉

紫陽花と言われて、青の次にイメージされるのが「紫」ではないでしょうか。この紫は、花の色がちょうど変化している最中なため「移り気」「浮気」「ほら吹き」「変節」などあまりよくない方向へとイメージが変化する花言葉が多いです。 ですが、同じ紫でも赤紫~ピンクになると花言葉が変わります。赤みの強い紫陽花はヨーロッパの地域でよく見かけますが、梅雨のないヨーロッパの快適な気候と元気なイメージから「元気な女性」が連想づけられて、この花言葉がつきました。最近では、カーネーションの代わりに赤系の紫陽花を明るい母親のイメージにしてに贈る人も増えてきています。

緑色の紫陽花の花言葉

最近の紫陽花の中にモダンなイメージを感じる緑色の紫陽花をよく目にします。緑色の紫陽花は色の変化がないわけではなく、しばらくすると他の色に変化することが多いです。色の変化は他の紫陽花同様に土壌との関係で色が変化します。緑色のときに花束にすると、他の紫陽花よりも主張がないので、他の花とのバランスも取りやすくとても栄えて素敵です。 緑色の紫陽花だけの花言葉はありませんでしたが、紫陽花の中で緑色で有名な品種が「アナベル」になります。そんな、アナベルの花言葉は「ひたむきな愛」です。

紫陽花の種類別での花言葉

てまりてまり

てまりてまりは、紫陽花の中でも両性花はなく装飾花のみが咲く品種です。花はとても小さく、1つだけで目立ちません。ところが、その小さな花がたくさん集まり、てまりのようになったとたんに存在感がでます。 遠目でも球体になった花は素晴らしいですが、近くで見ると小花が集まった花のボールは繊細な細工を見ているようです。てまりてまりは、1つの花房にたくさんの花が付くので、中心から次から次へとつぼみが開いていき色づき、それがすごく神秘的で見ていて飽きません。花の色の変化は他の紫陽花と同じで土壌により変わります。     てまりてまりは、西洋アジサイとヤマアジサイを交配させた品種ですが、西洋アジサイの色が濃く、枝が太く丈夫で、葉の大きさも普通の紫陽花と同じくらいの大きさがあります。よく育ちヤマアジサイよりも大きくなります。花言葉は、「家族団らん、家庭平和、家族団結」がとても似合う品種です。

こんぺいとうでは?

こんぺいとうは、とても可愛い名前の品種ですがその特徴は、小花が固まって咲きその外側に装飾花がつきます。装飾花は花びらが八重咲きで、中央の小花より大きく目立ちます。装飾花の軸がやや短めのため、小花と一緒にまとまって咲き、小花の周りに花冠をつけたような見た目になります。そして最大の特徴は、装飾花の花びらには白い覆輪がつくことです。   特徴である覆輪は中央の小花にはありませんが、小花も土壌によって色の変化がおこります。こんぺいとうの色は比較的に青が強くでやすいので、他の品種より男性へ贈りやすいです。覆輪はしっかりと入り、色付きの部分との境目がぼやけるためグラデーションのようになるのもこんぺいとうの魅力的です。   こんぺいとうの枝は、しっかりしているので開花期になっても、花の重さで枝が折れることがほとんどありません。花言葉はこんぺいとうが青色が多い品種のため「耐える愛」です。

母の日と結婚式に紫陽花をあげる注意

少し前までは、「冷淡・移り気・無情・高慢」などのネガティブなイメージの花言葉をもつ紫陽花を結婚式や母の日の贈り物にする方は少なかったです。ですが、紫陽花が6~7月のジューンブライドに咲くことや、可愛いフォルム、カラフルな色などが目をひくことや、紫陽花の小さな花がたくさん集まって咲くことから「家族団欒・家族の結びつき・家庭平和」などの花言葉がポジティブなイメージを強くしています。そのことが、結婚式や母の日の贈りものとして最適と思われ使われています。 紫陽花を結婚式やプレゼントとして使うときの注意点ですが、結婚式には幅広い年代の方が集まります。その中には紫陽花にマイナスイメージをもってらっしゃる方もいます。なので、司会者などに紫陽花新しい花言葉などのプラスな情報を添えて貰ったほうがいいでしょう。贈りものとして使うときも、メッセージカードに伝えたい花言葉を一言添えることをオススメします。

紫陽花から目が離せない

一昔前までの紫陽花の花言葉は「忍耐強い愛情・寛容」などのポジティブな言葉も少しはありましたが「冷淡・移り気・無情・高慢・あなたは美しいが冷淡だ・移り気・浮気・ほら吹き・変節・気の迷い」などのすごくマイナスなイメージの花言葉ばかりでした。 ですが、西洋に渡りたくさん品種改良されカラフルになったり、花びらが変わったり、紫陽花が咲く気候などのいろいろな条件が重なり花言葉がどんどん変化していきました。日本に、逆輸入され新しい紫陽花が広がるうちに「家族団欒・家族の結びつき・家庭平和・ひたむきな愛・元気な女性・友情・平和・仲良し友・団結・乙女の愛」などの新しいポジティブな花言葉も広がっています。

紫陽花を知るには

今回は、紫陽花を詳しく紹介しました。紫陽花は、色が変化することや梅雨の時期に咲くために日本ではあまり好まれることはない花でしたが、その花が海を渡り西洋で品種改良という変化を遂げたことでカラーバリエーションが増えたり、花びらの形が変化したりといい方向へ変わりました。 そして、梅雨のない西洋の天候に合わせてイメージも変化し花言葉も、ポジティブに変わりました。その新しい紫陽花が日本へと逆輸入されると、今までの日本でのイメージも一変しました。花言葉だけではなく、紫陽花自身もカラーバリエーションや造形の変化でとても明るくなっています。その新しいイメージが結婚式や母の日のプレゼントにピッタリ合っています。紫陽花を知れば知るほど、興味深くそんな紫陽花から今後も目が離せません。

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