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あけましておめでとうはいつまで言える?|仕事/ビジネス/メール/手紙

家事

新年のご挨拶。といえば、やっぱり「あけましておめでとう」です。でも、悩んだことはありませんか。いつまで使っていいんだろうって。そこで、ビジネスシーン、年賀状、手紙、メール、そして海外で、いつまで「あけましておめでとう」が使えるのか、ケース毎にご紹介します。

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いつまで使えるの? 「あけましておめでとう」の使用期限

いつまで使えるの? 「あけましておめでとう」の使用期限

新年のご挨拶。といえば、やっぱり「あけましておめでとう」です。でも、悩んだことはありませんか。いつまで「あけまして」で、「おめでたい」のだろうと悩みませんか。なんとなく習慣で使っている新年の挨拶ですが、基本となるルールがしっかりとあります。そこでまずは基本、そしてプライベート、ビジネスシーン、年賀状、手紙、メール、そして海外で、いつまで「あけましておめでとう」が使えるのか、ケース毎にご紹介していきたいと思います。

「あけましておめでとう」の基本

「あけましておめでとう」の基本

1月1日、午前零時を回ったら、皆さんが口にしている、「あけましておめでとう」。新しい年を迎えた晴れがましい気持ちをお会いした人に伝えるご挨拶です。 ですが、本来「あけましておめでとう」は、新しい年になり、豊かな実りをもたらす歳神様をお迎えすることができておめでたい、という意味で使われていました。 この歳神様をお迎えするのがお正月であり、お正月の行事です。このお正月の風習は6世紀頃にはあったとされています。長い歴史を持ち、日本人の生活に馴染んでいる、お正月、そして「あけましておめでとう」ですが、新年の挨拶として、いつまでがふさわしいのでしょうか。 様々なケースの前にまず押さえておきたいのが「あけましておめでとう」が、いつまで使えるのか、基本について説明します。

いつまで「あけましておめでとう」?ポイントは、松の内

松の内とは、歳神様をお迎えするために門松や注連飾りなどを飾っておく期間のことで、つまりその間はお正月ということになります。では、松の内は、いつまでなのでしょうか?  これ、実は関東は1月7日まで、関西は1月15日までと異なります(地域により異なる場合もあります)。近年は、全国的に7日までが一般的になってきています。 この松の内の間は、お正月で歳神様をお迎えしてお祝いしている期間ですから「あけましておめでとう」と言ってもいいということになります。つまり、いつまで「あけましておめでとう」が使えるのかといえば、7日まで使うことができます。

仕事で「あけましておめでとう」はいつまで使える?

新年の挨拶回りの際に、必ず口にする「あけましておめでとう」。ビジネスシーンの場合も、先ほどの7日までを適用すればいいのでしょうか。 これはビジネスシーンでは間違いです。 たとえば、1月1日が月曜日だと7日は日曜日、この場合、企業によっては年末から7日までお休みということがあります。松の内ルールに従うと、7日まで正月休みにした場合、新年のご挨拶廻りで「あけましておめでとう」と言えなくなってしまいます。これでは少し困ってしまいます。 いつまでつかえるのか紹介していきます。

仕事始めの1週間を目安に

では、いつまで使えるのでしょうか。明確な決まりはありませんが、ひとつの目安として、正月休み明け、仕事始めの1週間が「あけましておめでとう」の使用期限と考えてください。たとえば、7日までお休みだとしたら、8日からの1週間は、「あけましておめでとう」を使ってもいい期間になります。 訪問がそれ以降になる場合は「本年もよろしくお願いいたします」に変えましょう。とは言っても、新年の挨拶回りはできるだけ早めに済ませるのもマナーです。これがビジネスシーンでいつまで使えるかの基本になります。 なお、取引先や相手との関係で、どうしても「あけましておめでとう」と伝えたいのであれば、ご挨拶が遅れましたが、という一言を添えて使うことももちろんOKです。大事なことは、臨機応変に使うことです。

年賀状で「あけましておめでとう」はいつまで送れる?

年賀状で「あけましておめでとう」はいつまで送れる?

お正月の風習は6世紀ごろからあったとされています。年賀状はというと諸説あり、はっきりとしませんが、7世紀後半以降には書状としてあったのではないかとされています。ただし、庶民の間に広まったのは、江戸時代の後期ごろです。 さらに今のようなハガキという形になるのは、明治時代に郵便制度が始まってから、おおよそ130年の歴史です。お正月の歴史の古さに比べると、まだまだ新しい習慣といえそうです。ですから、年賀状に関する基本的なルールはお正月の慣習に従って決められています。もちろん、いつまで「あけましておめでとう」が使えるのかも決まっています。

年賀状のいつまで?お正月の間に届くこと

年賀状は、新年のご挨拶をハガキでお伝えするものですから、1月3日までに届くようにするのがマナーです。ただし、お出ししていない方から届いた年賀状への返信が必要になることもあります。この場合は、お正月の間、松の内に届くようにお出ししましょう。でも、松の内は関東と関西で違います。さて、いつまでと考えればいいのでしょうか。 正月は1月7日までの大正月と、1月15日までの小正月に分かれます。年賀状に関しては、大正月の間、1月7日までに相手に届くように出すことが一般的です。つまり、1月5日までに郵便ポストに投函すれば、大正月の7日に間に合います。したがって「あけましておめでとう」が使えるのがいつまでかと言えば、年賀状を出せる5日までになります。 なお、「あけましておめでとう」以外の新年の挨拶の言葉、たとえば、「迎春」「謹賀新年」「新春のお喜びを申し上げます」などがいつまで使えるかについては、同じく5日までに出す年賀状であればだいじょうぶと考えてください。 ちなみに、1月5日を過ぎた場合は、「寒中見舞い」として出すことになり、挨拶文は、寒中お見舞い申し上げますになります。

ビジネスの年賀状「あけましておめでとう」はいつまで?

ビジネスの年賀状「あけましておめでとう」はいつまで?

新年のご挨拶廻りで「あけましておめでとう」を使っていいのは、仕事始めからの1週間でした。ビジネスの年賀状の場合はいつまででしょうか? 年賀状は年末までに出しておくものですが、時折、お出していない方から届くことがあります。これに気づくのは、仕事始め以降です。この場合、松の内の7日に届く投函の目安となる5日までに出せないことも十分考えられます。 こういったケースの際、焦ってメールや電話で済ませてしまいがちですが、年賀状には年賀状でお返事するのがマナーです。では、いつまでなら年賀状として出してもいいのでしょうか。明確な決まりはありませんが、できるだけ早くがベストです。目安としては小正月を迎えるまで、すなわち1月15日までに出した方がいいとされています。

手紙で「あけましておめでとう」はいつまで?

便箋に思いをしたためる、手紙。ハガキと異なり、ちょっと敷居が高い気もしますが、何よりも相手への感謝の気持ちに伝えるには、丁寧でより心がこもっている印象があり、非常に好感が持てます。でも、手紙で新年の挨拶はできるのでしょうか。いつまで?のお話の前に、そちらが気になります。 結論から言うと、封書年賀という制度があり、一般的なハガキの年賀状と同じように年賀として扱われます。ただし、これには条件があり、おもて面(封書の宛名面)に年賀と朱書きされ、12月15日から28日までに投函されたものが、元旦に届くことになります。また、封書用の年賀切手(82円)も発売されています。

手紙では季節の言葉がいつまで?のポイントに。

さて、いつまで?のお話をする前に、手紙の書き方の話が必要です。手紙を書くにあたって大切なことは、時候の挨拶=季節の言葉から書き始めることが慣習になっている点にあります。この季節の言葉、かなり細かく分かれています。 たとえば、正月は松の内、7日(地域によって異なる)までですが、例年5日頃は小寒といい、季節の区切りになります。このころに届く手紙であれば、季節の挨拶は小寒をテーマに。また、7日には七草粥を食べる風習がありますので、7日頃に届くのであれば七草粥をテーマにするのがタイムリーです。 こうした細かな季節の言葉があることを考えると、手紙で年賀の挨拶をする場合「あけましておめでとう」が使えるのは、正月3が日に届くことが必須になります。 さらに言えば、できるだけ元旦に届くように配慮すべきでしょう。従って、いつまで使っていいかと言えば、新年を迎える前ということになります。 ただし、初春の候、新春の候といった季節の挨拶の場合は、意味が異なるため松の内であれば問題ありません。

こんな時は控えたい「あけましておめでとう」の言葉

手紙、また通常の年賀状でも同じですが、相手が年長の方、上司、恩師など敬意を持って接する場合、「あけましておめでとう」は使えません。これは通常の挨拶の言葉に過ぎず、敬語ではありません。「あけましておめでとうございます」も控えたほうがいいでしょう。 敬意を込めて新年のご挨拶をしたためるなら、しっかりとした敬語を使いましょう。たとえば「謹んで新年のお慶びを申し上げます」などを使いましょう。

メールの場合は「あけましておめでとう」いつまで送れるの?

手軽に送れるメールですが、新年の挨拶に使うようになったのは、ここ最近のこと。ですから、いつまで送っていいのか、これまたちょっと悩んでしまいます。ここでは、プライベートとビジネスに分けて、いつまで「あけましておめでとう」が使えるのか、そのタイミングをお伝えします。

プライベートではいつまで?メールで「あけましておめでとう」

以前は、新年になるとすぐに送って、メールの遅延の原因にもなった、あけおめメール。気軽であるが故のできごとでした。 さて、いつまで「あけましておめでとう」を送っていいのかを考えると、基本はお正月の慣習に従うのが一番です。つまり、1つの目安は松の内の間です。 地方により異なりますが、関東は7日まで、関西は15日までです。しかし、年賀状の場合、7日までに届くものに「あけましておめでとう」が使えるということを考えると、メールの場合も7日までとしたほうが無難です。

ビジネスではいつまで?メールで「あけましておめでとう」

結論から言えば、仕事始めの日に送りましょう。7日までに送ると考えると、まだ正月休み中という年も出てきてしまい現実的ではありません。 しかし、年賀状の代わり、新年のご挨拶に伺う代わりとも言えますから、できるだけ早いタイミングのほうがいいのです。 ですから、いつまで「あけましておめでとう」を送っていいのかと聞かれれば、仕事始めの日となります。新年のご挨拶とともに、訪問のアポイントを取ることも可能です。 気をつけたいのは、Bccでの一斉送信です。挨拶文の内容などから使い回していることが相手に伝わってしまい、心象を悪くしてしまいます。休み明けで忙しいのですが、1件1件、心を込めて送るようにしてください。

SNSで「あけましておめでとう」アリ?ナシ?

最近は、SNSを使う人もたくさんいます。メール以上に手軽で、一度にたくさんの人に伝えられることから、新年の「あけましておめでとう」の挨拶にはとても便利です。 しかし、今のところは、会って挨拶できない、住所を知らず年賀状を送れないといったSNSならではの関係性の中で気軽な代替手段として使われている、という認識でいたほうがいいでしょう。SNSでは若年層から高齢の方まで様々な人が目にする可能性があり、捉え方、常識は年代によって多様ですから注意が必要です。

SNSではいつまで?「あけましておめでとう」

さて、SNSでの「あけましておめでとう」は、いつまで使っていいのでしょうか? SNSそのものがまだ新しい慣習なので、決まりは特にありませんが、古くからのお正月の慣習から考えた場合、やはり松の内の7日までが基本となります。 しかし、よりタイムリーさが求められるSNSですから、できれば元日から三が日までに済ませておくほうが安心です。

海外で「あけましておめでとう」いつまで使える?

海外で「あけましておめでとう」いつまで使える?

まず、基本になるのは、日本と海外、それぞれの国、ぞれぞれの文化圏で新年に関する考え方が異なり、それに基づいて風習や行事も異なります。 日本では、お正月という風習(行事)が1500年以上前の6世紀から連綿と続いています。この慣習に基づいて「あけましておめでとう」が使える期間が決まっています。さて、他の国、文化圏ではどうなっているのでしょうか?そして、いつまで使えるのでしょうか。

英語圏のアメリカやイギリスではいつまで?「あけましておめでとう」

まず、日本のようなお正月という概念がありません。キリスト教徒が多い英語圏ではクリスマスが重要視されます。このクリスマスを始めとして、大晦日や新年が続くという考え方です。とはいえ、新年を祝う言葉「あけましておめでとう」に相当する挨拶はちゃんとあります。皆さんもご存知のHappy new yearです。 では、いつまで使えるのでしょうか。これは1月1日のみと考えてください。英語圏ではあくまでもクリスマスが年末年始のイベントの中心です。新年はその中の一部分でしかなく、お祝いも1日のみです。 また、英語圏には、年賀状はありません。代わりにあるのはグリーティングカード、この場合はクリスマスカードになります。このクリスマスカード、12月の初旬からクリスマスまでに届けるのが一般的です。そして、このクリスマスカードに、新年の挨拶、Happy new yearも書かれます。Happy new yearだけのグリーティングカードはありません。ですから、いつまで使えるかと言われれば、クリスマスカードを出すタイミングだけになります。

他の国の新年の「あけましておめでとう」は?

キリスト教の国、たとえば、南米のブラジルでも北欧フィンランドでも、年末年始のメインはクリスマスです。大晦日にはパーティをし、新年を迎えます。 ただし、お祝いは1月1日だけです。ですから「あけましておめでとう」がいつまでと言われれば、1月1日だけです。ちなみにブラジルの「あけましておめでとう」はフェリース アノ ノーヴォです。フィンランドではヒュヴァー ウーッタ ヴオッタです。 日本のように新年のお祝いの期間が続くのは、中国です。ですが、中国の正月は日本とは違い1月1日から始まらず、旧正月と言われる時期に行われます。 旧正月は春節といい、例年1月下旬から2月中旬の間の1週間ほどとなります。ちなみに中国の旧正月の「あけましておめでとう」は、春節快楽「チュン、ジェ、クァイ、ラ」です。他にほぼ同じ時期に新年を祝う国は、韓国、ベトナムなどがあります。

信仰によって新年の時期は変わる

ヒンドゥ教の国インドにはディワリという習慣があります。ヒンドゥ暦の新年を祝うもので、10月から11月の新月の日に新年を迎え、その前後5日間をお祝いします。あいさつは、「ナヤー、サール、ムバーラク、ホー」や、「ハッピー、ディワリ」が使われます。 イスラム教にもイスラム暦の新年がありますが、新年を迎える日は毎年異なります。お祝いもするようですが、お酒の提供が禁止されるなど厳粛な印象です。 タイは4月13日から15日、マレーシアでは通常の正月、旧正月に加え、イスラム暦、ヒンドゥ暦のそれぞれの正月があるため年に4回も正月を迎えます。 このように、国や信仰によって様々な形の新年がありますから、その国や地域の慣習に合わせてふさわしい新年の挨拶をしましょう。

いつまでも使いたい日本の「あけましておめでとう」

いつまで「あけましておめでとう」が使えるのか、様々なケースでご紹介してきました。基本は、古くからある慣習、正月の期間である松の内の1月7日までの間に使うことと、臨機応変に使い分けることがポイントでした。 「あけましておめでとう」という言葉は、年が明け、新たな気持ちで歳神様をお迎えできることを祝う古来の信仰から発生したものです。 込められた願いは豊穣、豊かな実りです。新しい年が一人一人にとって大いなる実りをもたらしてくれることを祈って、一千数百年、日本人が使い続けてきた新年の言葉なのです。大事な日本の文化として、これから大切にしていきましょう。

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