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東京の方言は標準語?東京は方言がないのか・方言が通じない体験談

更新日:2020年03月06日

言葉・雑学・歴史

東京弁=標準語とされていますが、東京にも方言は存在します。それらは標準語と呼べるのでしょうか。「じゃん」や「しょっぱな」などの東京の方言や、東京で方言が通じなかった体験談など、東京における方言の捉えられ方をご紹介しつつ、この問題について考えてみます。

東京における方言の在り方

共通語と東京言葉は同義語なのでしょうか。東京にも方言はあるのでしょうか。また、東京で方言を使うことは恥ずかしいことなのでしょうか。ここでは、東京における方言の在り方について考えていきます。

東京に方言はないのか

東京方言のあるなしよりも前に、そもそも、東京で話されている言葉は、方言なのでしょうか。

東京方言(とうきょうほうげん)とは、江戸・東京で用いられてきた日本語の方言である山の手言葉と江戸言葉が含まれる。

東京で話されている言葉は「東京方言」、つまり方言です。江戸時代、もともと江戸の土地で話されていた言葉に、日本各地の方言が混ざり、周辺の西関東言葉とは異なる方言が育まれていきました。東京方言の中には、共通語では使われない、東京独自の言葉があります。下にいくつか挙げてみましょう。

東京の方言一覧

かたす

片付けるの意味。「片付ける」の俗語形と思っている人もいるようですが、方言です。元々は東京で使われていた方言で、一度廃れ、また復活してきたという説もありますが、実際には、「片付ける」に代わるほどには使用されていないようです。

しょっぱな

はじめから、という意味。現在でも比較的よく使われる言葉です。

…じゃん

方言というより、東京の若者言葉と思われがちな「じゃん」ですが、元々広範囲で使われていました。現在では、東京の言葉というよりむしろ神奈川の言葉として知られています。

「甲州街道・東海道経由で中部地方(静岡・山梨・三河方面)から伝わり、長年多摩でも使われてきた」

「ひ」と「し」

東京の、というよりは、江戸言葉(下町言葉)として知られているのが、この「ひ」と「し」でしょう。江戸言葉では、「し」と「ひ」の音が混同して発音されます。例えば、 広い → しろい 東 → しがし お日様 → おしさま

山の手言葉と下町言葉

現在では、山の手言葉と下町言葉の違いを探すのは困難ですが、少なくとも昭和初期の東京では、まだはっきりと違いがあったようです。下町育ちの女の子が、山の手の女学校に通って下町言葉を話すと笑われたという話もあります。 山の手の代表的地域 : 麹町、番町、赤坂、麻布、四谷、牛込、小石川など 山の手言葉の例 : ごきげんよう、あそばせ 下町の代表的地域 : 日本橋、神田、浅草、深川、本所など 下町言葉の例 : おっぱじめる

初回公開日:2017年08月18日

記載されている内容は2017年08月18日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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