岡山の方言・かわいい方言一覧｜もんげー/うだる/えらい/おらぶ

「おえん」は、「だめだ」や「いけない」といった意味です。「もーおえんがー」というときは、「もうだめだぁ」という意味を表しています。

「ぎょーさん」は、まだ前後の文脈からイメージがわきやすい言葉です。「ぎょーさん」は、関西でよく使われるのと同じく、岡山でも「たくさん」という意味で使われます。 現在でもよく使われている方言のひとつです。

「ちばける」は、「ふざける」という意味です。岡山の方言満載の例文を挙げると「けがするけー、ちばけられな」で、「けがをするから、ふざけるんじゃないよ」という意味になります。 小さいお子さんがいる家庭でよく使われています。

「さし」というと一対一というイメージを抱くかもしれませんが、岡山の方言で「さし」は、「定規」のことを指します。実例を挙げると「さしをつかわれぇ」で「定規を使いなさい」という意味になります。

この「まける」は、前後の文脈がないとなかなか意味の判断が難しい方言です。岡山の方言では、勝負の勝ち負けの負けではなく「こぼれる」という意味を表します。つまり、「味噌汁がこぼれてしまった」というときに「味噌汁がまけてしもーたわ」と使います。

「みてる」は正直、何を意味しているのかイメージがわかない人がほとんどです。岡山の方言で「みてる」とは、「なくなる」「尽きる」といった意味です。実例を挙げると「米がみてたわ」となり、「米がなくなった」とういいを表します。 この「みてる」は前後の文脈がない限り、予想すらできない方言のひとつです。

「もとーる」は、「よくしゃべる」「口が達者」という意味を持っています。「あいつぁー、よーもぉとーる」というのは、「あいつは、なかなかよくしゃべる」という意味になります。

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「ふうがわりい」といわれると一瞬何のことかピンときません。これは、「恥ずかしい」という意味です。恥ずかしいといわれるより、「ふうがわりい」のほうが恥ずかしくないようにも聞こえます。

「にがる」というのは、「腹が苦しく痛む」という意味です。おなかが痛いと標準語でストレートに表現するよりも「はらーにがるー」って言うと、なんだかかわいく聞こえます。