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岡山の方言・かわいい方言一覧|もんげー/うだる/えらい/おらぶ

更新日:2024年04月16日

雑学・歴史

岡山の方言にはどのような特徴があるのでしょうか。岡山の方言の特徴や難解な方言をわかりやすくまとめました。方言は何を言っているかわからない言葉も意味を理解するだけで、納得できるものもたくさんあります。自分の住んでいる地域の方言と比較するともっと楽しめます。

岡山の方言の特徴

日本は、本当に地域によってさまざまな方言があります。岡山といえば、妖怪ウォッチでもおなじみの「もんげー」という方言を思い浮かべる人も多いでしょう。 岡山の方言の特徴は語尾にあるといわれています。

語尾に「じゃ」を付ける

岡山の方言の特徴として挙げられるのは、「じゃ」を使うことです。「そうじゃ」は、「そうだよ」というときに使いますし、「いるんじゃ」は、「欲しい」という意味になります。 よく岡山の方言は、昔話に出てきそうだとかおじいちゃんが使ってそうな言葉だといわれます。語尾によく「じゃ」を付けることや、他人からの問いかけに対しても了承するといった意味で一言「じゃ」といえば、通じます。 逆に相手に対して同意を求めるような場合には、「じゃろう」や「じゃろ」を語尾に着けて使います。

語尾を伸ばすのも特徴

岡山の方言の特徴は語尾に現れますが、「じゃ」以外によく使われるのが、語尾を伸ばすという使い方です。 わかりやすいのが形容詞です。「甘い」は「あめー」、「寒い」は「さみー」といったように語尾を伸ばします。わかりやすいたとえとして形容詞をあげましたが実は、形容詞に限らず、「あなた」は、「おめー」といいますし、「早く」は、「はよー」となります。 なんだか少しのんびりとした雰囲気にも聞こえます。

岡山の方言一覧

岡山の方言には、古くから使われているいろいろな言葉があります。その中でもなかなかイメージがわきにくい言葉を一覧にしてみました。

もんげー

「もんげー」という方言は、妖怪ウォッチの中でこまさんとこまじろうのセリフによく使われたことでとても有名になりました。岡山の方言と言われて真っ先に思う浮かぶ言葉が「もんげー」ということもあり、今では岡山県のキャッチフレーズにもなっています。 「もんげー」は「すごい」という意味で使われますが、岡山の方言では、「すごい」という意味でもあり、他にも「ぼっけー」「でーれー」が使われます。岡山県の中でも住んでいる地域によってこの3つのどれかが使われています。 この方言も岡山の特徴らしく、語尾が伸びているのがわかります。

うだる

「うだる」というのは、もともとの意味は「液体が垂れる」です。ただ、実際に「うだる」を使う場合は、汗が垂れてくるような暑さのことを「うだるような暑さ」といった表現で使うことが多いです。

えらい

岡山の方言で「えらい」というのは、「偉い」という意味ではなく、「つらい」や「きつい」という意味を表します。なので、実際に使うのも「走るとえらい」といった表現で、「走るときつい」ということを表すのです。 また「しんどい」というときに「えれー」といった使い方もします。「熱があってしんどい」というときに「熱があるけー、えれーわ」という使い方をします。

おらぶ

この「おらぶ」は、「大声をあげる」や「叫ぶ」といった意味で使われます。使われる例としては、「あの人、おらびょーらー」で「あのひと、大きな声で叫んでいるよ」といった意味になります。

おえん

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初回公開日:2017年08月18日

記載されている内容は2017年08月18日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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