千葉の方言一覧｜したっけ/うっちゃる/かじる/すかね/ちゃける

おもな房州弁には、以下のようなものがあります。 ・「歩いていく」のことを「やんでく」 ・「押す」のことを「おっぺす」 ・「食べなさい」のことを「くわっせえ」 ・「ダメだ」のことを「おいねえお～」 ・「大きい」のことを「てっぱつ」 ・「～しよう」のことを「～やんべえ」

出典: 国民的人気グループを表した画鋲（5本）｜無料の写真素材はフリー素材のぱくたそ

おもな千葉の方言を学んだところで、いま話題の「かわいい」千葉弁を見てみましょう。普段の生活で、さりげなく使ってみましょう。

あおなじみ＝青あざ 茨城県民も、青あざのことを「あおなじみ」と言うことが多いです。 例：ぶっつけたらあおなじみできちゃって痛かっぺ （ぶつけたら青あざができて痛いでしょう）

うっちゃる＝放っておく 「うっちゃらかす」とも言います。物を放置する、散らかしておく、という意味です。これは「うっちゃっちゃう」と言って、「捨ててしまう」という意味を表すこともできます。 例：「これうっちゃっといて」（これ捨てておいて！） 「そんなくだらねーもんうっちゃっちゃえおー」（そんなつまらない物は捨ててしまえよ）

ぎゅうと＝たくさん 例：「はらへったっぺから、ぎゅうとくわしてやれ」 （お腹が空いただろうから、たくさん食べさせてあげなさい）

したっけ＝そしたら 「したっけんよー」などとも言います。そうしたけれども、だけれども、そうしたら、という意味です。茨城県でも、よく聞く方言です。 例：「あんばしょへうつったんですよ、したっけんよーつれねったおー」 （あの場所に移ったんですよ、だけれども釣れなかったんですよ）

じゅんぐり＝順番に、順々に、順番通り 例：「けんかしねで、じゅんぐりやんな」（喧嘩しないで、順番通りにやりなさい） 「じゅんぐり、かたっつえべんね」（順々に片づけましょうよ）

だかん＝だから 例：「あっちはうみだかん」（あっちは海だから） 「きょうはこいそだからいそはひわねーおー」 （今日は小磯だから磯（の潮）は引かないですよ）

ちっくり＝背が低い、きゃしゃ 例：「あらちっくりだから弱々しいね」（あの人は体が細いから弱々しいね） 「ちっくりだ肩だねー」（きゃしゃな肩だね）