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更新日:2024年11月13日
SEとはシステム・エンジニアの略称です。ソフトウェア業やIT業界で就業する業種を指します。SEの職種は幅広くコンピュータ機器を搭載する機械(パソコンやスマートフォン)を設計する業種、機器上で稼働するアプリを開発する職種、機器とアプリを連結される業種があります。
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企業に属せずに個人事業主としてSE業種で活躍している技術者が多くいます。個人事業主としてSE業種の方々は「広い人脈がある」「高いスキルがある」「継続的な業務を請け負うお客様が付いている」「該当業務の信頼性が高位」などの条件があります。上記の条件に該当しない技術者は個人事業主としてのSE業種への転身は避けるべきです。 また、個人事業主は、平準化した仕事を受注し請け負うことが安定した収入を得る事ができません。SE業種には年齢の壁があり、40歳台を超えると請け負う業務量が激減します。 さらに個人事業主のSE業種は、個人事業主の開業届(初年だけです)と所得税の青色申告申請が必要になります。確定申告は1月1日~12月31日までの報酬や経費を計算して、個人事業主が税務申告をしなければなりません。SE業種知識はもちろんですが、確定申告する簿記会計の知識を要します。
個人事業主のSE業種は、確定申告をして前年の納税額が決まります。所得税決算申告書の1ページ目には、「業種名」「屋号」を記載する欄があります。国税庁の参考例ではSE業種系列の業種名が無く「医師」「薬剤師」「弁護士」「弁理士」「公認会計士」など国家資格を有する業種が掲載されています。 所得税決算申告書の「業種名」には正直にSE業種の「システムエンジニア」「システムアナリスト」「スマートフォンエンジニア」「ゲームクリエーター」などを記載します。また、所得税決算申告書の「屋号」には屋号をお持ちであれば、そのまま記載しますが、多くの技術者は持ち合わせていませんので、未記入で問題ありません。 確定申告には、白色申告と青色申告があります。白色申告は報酬や経費を合算して簡単に確定申告が可能です。対して、青色申告は報酬や経費などを日毎に記帳する、取引銀行の入出金明細及び残高が記帳した帳簿と合致しないと確定申告が出来ません。しかし、特典があり、特別控除や赤字決算が認められています。
SE業種は、花形業種と称されますが、「きつい、帰れない、給料が安い、休暇取れない、結婚できない、子供作れない」などの3K、5Kの業種です。昔の3K「きつい」「汚い」「危険」と言われましたが、「きつい」業種である事に変わりありません。40歳の壁と称される暗黙の勇退時期があり、年齢を重ねる毎に求人数が激減されます。今まで就業していた人脈を基にして起業するか、企業内の社内システムのSE業種を選択する事をお勧めします。(おわり)
記載されている内容は2017年07月13日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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