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「医療機器営業」の仕事内容と役立つ資格|やりがいや平均年収は?

更新日:2022年08月01日

職種研究

営業は営業でも医療機器営業と言われると、専門性が高そうなイメージに敷居が高いと感じる人もいるのではないでしょうか。医療機器営業とは実際、どのような仕事なのか?未経験者でもできるものなのか?年収や仕事の内容まで詳しくご紹介していきます。

【2】医療機器営業への転職に有利な経験、資格

(1)営業職の経験

医療機器営業も営業職の1つと考えればやはり、営業経験を持つ人は有利と言えるでしょう。実績があるならば、その過程や結果をアピールすることで採用担当者に高く評価される可能性があります。

(2)臨床工学技士の資格

人工呼吸器や人工心肺、人工透析器などの医療機器を病院で取り扱うために必要な資格です。特に、手術室に入って機器を操作しなければならない場合、国家資格である臨床工学技士の資格を持つ医療機器営業の担当者がいれば、医療機関側も安心でしょう。 また、医療機器について熟知しているべき人材ですから、機器の性能や効果を専門的な立場からアドバイスしてくれる人材として重宝されます。

(3)メンテナンスエンジニアの経験や、工学系の専門知識

使い捨ての消耗品に関しては、電気を使うものはあまり多くありません。しかし検査機器など電気やパソコンを使う機器も多いのが医療機器の現実です。本格的な修理は専門のサービスエンジニアに任せることになりますが、修理が必要か否かの見極めは医療機器営業の担当者として必要な場面が出てくるはずです。 このため医療機器営業を行うのであれば、ある程度電子機器にも明るい方が便利だと言えます。就職時にはもちろん、実際に仕事を始めてからも助かる知識の1つです。これらの経験や資格は、一長一短に取得できるものではないだけに、持っている人の数は限られるかもしれません。運転免許以外に使える資格はなかったと思っている人もいることでしょう。 しかし、医療機器営業の仕事を始めてから取得すれば、その後の仕事に役立つ資格というものもあります。例えば医療機器の品質や安全性確保、安全な使用方法についての情報を提供する「医療機器情報コミュニケータ(MDIC)」があります。 知識やスキルを向上させるために、またその後の仕事を円滑に行うために、取得を考えてみてはいかがでしょうか。就職後に資格を取得したいという意志を面接で見せれば、積極性を買われる可能性もあります。なお、医療機器営業への転職を考えているのであれば、転職エージェントを利用するのも良い方法です。 運転免許以外に売り込める部分がないと思っていても、転職のプロである転職エージェントの目から医療機器営業に適した強みを見つけてくれるでしょう。未経験だから自信がない、と躊躇しているのであれば、プロの手を借りるのが近道と言えます。

【3】求められる人材像

①担当する機器に対して、きめ細かい管理ができる。 ②向上心がある。 患者さんの命にかかわる機器を扱う職業ですから、発注や納品のミスによって「数が足りない」、「使えない」などの事態が起きては困ります。どのような分野の営業においても商品のきめ細かい管理は必要とされますが、医療機器営業の場においては特にきめ細かい管理が必要とされるのです。 仕事に対して常に、適度な緊張感と注意力を持った人が向いている職業と言えます。 また、何度も登場している通り常に扱う医療機器に対する勉強を深める必要のある職業です。向上心のない人や、できうる限り勉強はしたくないと考える人には向かない職業と言えるでしょう。逆にどんどん勉強を重ねて、周囲からも頼れる人間に成長したいと考えている人にとっては最適の職業かもしれません。      

医療機器営業の仕事内容、転職する際の注意点とは?

医療機器営業とはどのような仕事か、未経験でも転職できる職業なのかなど詳しく見てきました。ここでもう1度、医療機器営業の仕事とはどのようなものだったか振り返っておきましょう。転職する際のポイントについてもまとめているので、医療機器営業への転職を考えた際はぜひ参考にしてください。

【1】仕事内容

①消耗品から検査機器まで、幅広い分野にわたる医療機器の営業。 ②消耗品等の医療機関への補充。 ③手術への立ち合い(場合によっては機器の操作)。 ④販売価格の交渉・決定 機器の営業活動に限らず、手術への立ち合いや機器操作や販売価格の決定など、幅広い業務を行うのが医療機器営業の特徴です。

【2】求められる人材像

        ①担当する機器に対してきめ細かい管理ができる。    ②向上心がある。    ③勉強し続けられる。 (扱う機器に対する勉強だけでなく、資格取得などを通してスキルアップを図る意志も大切。)

【3】待遇や繁忙期

(1)待遇

①平均年収は約530万円。 ②ボーナスは50~60万円。 ③インセンティブがつく企業もある。 ④残業は1~3時間程度。 ⑤医療機器メーカーの医療機器営業職に就くと休日出勤がある。 (担当する専門領域によって頻度は変わる。) ⑥専門領域によっては、緊急手術への立ち合いを求められることがある。 (脳外科や循環器科など、緊急手術の頻度が多い専門領域に就いた場合。) ⑦ノルマは企業規模にもよる。 (中小企業は軽く、大企業は重い傾向にある。) ⑧常に勉強していないと、仕事にならない。

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初回公開日:2017年06月16日

記載されている内容は2017年06月16日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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