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1年目看護師の転職理由!気をつける事は?|理由例・選ぶべき転職先

転職事情

実習も国試も乗り越えてやっと憧れの看護師になったのに毎日が辛い、そんな気持ちから転職を考える1年目看護師も多いようです。1年目看護師はどのような理由から転職したいと思うのか?転職するならばどんなポイントを押さえれば良いのか、詳しく探っていきます。

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これが本音看護師1年目で転職を考える理由

日本看護協会によると、新卒看護師の離職率は7.5%と言われています。同期が10人いた場合、1人は新卒の1年間の間に辞めているという計算です。「1年目で辞めるなんて早すぎるかも」と考えていた人にとっては、少し意外な結果かもしれません。では1年目の看護師はどのような理由から辞めたい、転職したいと考えるのか見ていきましょう。

看護師の1年目での転職 人間関係の悩み

(1)看護師1年目 スタッフとの人間関係

「先輩看護師が怖い。」 「プリセプターと合わない。」 「嫌味、悪口を言われる。」 「患者さんの前で罵倒される。」 「先輩看護師からいじめられていた。」 ただ単に「厳しい指導」と言うだけならば、「2年目3年目になれば楽になる」と耐えられる看護師も多いかもしれません。しかし「もはやいじめや嫌がらせではないのか?」と思えるような指導を受けて、限界を感じる1年目の看護師も少なくはないようです。いじめや嫌がらせを受けていると思うと、たとえ相手が頼るべきプリセプターでも話しかけづらくなり、業務で必要なことすら気軽に聞けないという事態になりかねません。こうなると業務にも支障が出ますから、ますますその職場で看護師を続けることは難しくなるでしょう。転職や辞職に気持ちが傾いても不思議ではありません。せっかく志を持って就職したのに内部の人間関係を理由に転職や辞職を考える、辛い現実ではありますが1年目看護師だからこそ抱く、辞めたい理由といえそうです。ただし本人に原因がない場合は、転職によって解消される可能性の高い悩みのため、前向きに転職を考えられる悩みでもあります。   

(2)看護師1年目患者さんとの人間関係

「信用できないから、ベテランの看護師さんに代わって欲しいと言われた。」 「1年目は嫌だとはっきり言われた。」 「採血や注射など、患者さんに直接行う手技で失敗してしまった。」   昔のように何十年と同じ病院に入院している、いわゆる「古参の患者さん」は入院制度の改革もあり、少なくなっています。しかし、外来には何十年と通っている、入退院を繰り返しているなどの事情でベテランの看護師と顔なじみという患者さんがいるのは事実です。こういった患者さんに「あの人と変わってほしい」、「1年目の新人なんか」と言われたら、自分に経験がないことは重々承知していても辛くなるのは当然でしょう。辛くなる、落ち込むまでで留まらず「患者さんは怖い!」と思ってしまったら、他の患者さんに接するときにも支障が出ることは想像に難くありません。転職したとしても「患者さん」と呼ばれる存在が怖いと思い続けてしまうようならば、事態は改善されないでしょう。転職に留まらず、看護師自体を辞めようと思いかねない悩みです。

看護師1年目 仕事の悩み

(1)看護師1年目 仕事についていけない

「力仕事が多くて、辛い。」 「命を預かる仕事の重圧に耐えられない。」 学生時代の臨床実習でも、体位交換や入浴介助などの力仕事は経験してきたはずです。しかし、現場に入ればスピードも要求されるため、学生時代とのギャップに驚く看護師も少なくはないでしょう。当然、体の疲れ具合も今までとは全く違うはずです。いくつもの慣れない仕事に追われて、気が付けば毎日残業、ということもあり得ます。そんな毎日に疲れ果ててしまい、体や心のリフレッシュもままならなければ、転職や退職に行き着くのも当然の流れといえるでしょう。一方、現場に入ってから改めて命を預かる仕事の重圧を感じる1年目看護師も存在します。現場に入るということは、誤投薬、転落、針刺し事故など今までは教科書の上でのみ接してきたことが、目の前の現実のこととして起こり得ることになるということです。特に、身近でそういったインシデントが起きた、自分がインシデントすれすれのミスを起こしたときなどは「自分は患者さんの命を預かれるだろうか?」と不安になってもおかしくありません。その不安が募った時や1回だけだけれど重大インシデントだったという場合には、もう辞めたいという気持ちに直結するのでしょう。「まだまだ1年目だから」と思えればいいのですが、こちらも転職のみならず看護師自体を辞めることに繋がりかねない悩みです。

(2)看護師1年目仕事がハードすぎる

「日勤、夜勤と不規則な勤務体系に体がついていかない。」 「帰宅してからも勉強をしなければならず、精神的に休まらなくて辛い。」 学生時代、実習レポートや卒業論文をまとめるための徹夜を経験した看護師は少なくないでしょう。しかし、それは追い込みの時期など限られた期間での話でした。常勤・夜勤ありの看護師になれば昼夜逆転の生活を繰り返すことも、日常茶飯事です。「体がついていかない」という意見は、不規則勤務に就いて初めて、辛さを実感する1年目の看護師が多いことも伺えます。慣れれば大丈夫と割り切って2年目へと突入していく看護師がいる一方、限界を感じてもっと楽な職場があればと転職に踏み切る1年目の看護師もいるでしょう。  帰宅後の生活に仕事を持ち込まなければならないだけではなく、夜勤明けや休日も勉強会に時間を取られて、精神的に休まらないというケースもあるようです。体も気持ちも休まらず、いつでもどこでも仕事中心という状況に疲れ果てた時、転職や退職へと気持ちが傾くのです。

(3)看護師1年目仕事のミスに落ち込む

「要領のいい同期の中で、自分ばかりがミスをして怒られている。」 「ミスを気にしすぎて、またミスをするという悪循環。」 看護職に限らず、ミスをしたら誰でも落ち込むはずです。ましてミスを重ねた場合は「向いていないかも」と悩むのも無理はありません。1年目ならば特に「向いていないからダメなのかも」と考え込んでしまうこともあるでしょう。そういった意味では、1年目ならば誰にでも起こり得る悩みといえそうです。しかし、看護師の場合は命を預かる仕事をしています。「仕事についていけない」の項でもご紹介した通り、ミスイコール命にかかわる事態ということが少なくありません。このため、1つのミスが「またミスをするのでは」という緊張感につながり、本当に次のミスを起こしてしまうこともあるのです。責任感が強ければ強いほど「向いていないかも」という気持ちが募り、転職だけでなく退職に繋がりかねません。こちらも「1年目だし」と思い切れない限り、本人にとっても周りにとってもかなり辛い事態を招きかねない悩みです。

【3】看護師1年目 環境・看護体制の悩み

「サービス残業が辛い。」 「長時間労働でキツイ。」 「配属先が自分の希望と違った。」 「自分のキャリアプランと就職先の病院の現実にギャップがありすぎた。」 サービス残業や長時間労働を理由に辞めたくなった時、転職すべきか迷った時には、注意が必要です。右も左も分からない1年目看護師ゆえに仕事の効率が上がらず残業になっているだけならば、経験を積めば改善される可能性はあります。しかし法定労働時間を大きく超えた残業を認めている、いわゆるブラック企業のような病院ならば、いくら経験を積んでも状況は改善されません。学生時代とは違う体と心の使い方をしているから疲れているだけなのか、抜け出した方が良い環境なのか見極めが必要です。抜け出した方がいいと判断できるのであれば、転職へと踏み出すのみでしょう。1年目だからと躊躇しても、同じ悩みに悩まされ続ける現実があるだけです。一方、理想と現実とのギャップに悩む1年目の看護師も少なくはないようです。初めて配属された現場で現実を目の当たりにし「私がやりたかったのはこれじゃない」と思う、その落胆や驚きが辞めたい気持ちを生み出すのでしょう。ただし理想と現実のギャップに悩むということは、その分理想やモチベーションが高いともいえます。在籍している現場でやりがいを見つける、あるいは転職に成功すれば看護師を長く続けられるタイプともいえるのではないでしょうか。

看護師1年目 転職を考えたら。 

現実的には、看護師1年目で転職をしても第二新卒者を対象とした求人はあります。しかし、今の職場が嫌だからと逃げるように転職し、2つ目の職場も実は最初の職場と似たようなものだった場合はどうなるでしょうか。1年目の間に2度3度と転職を繰り返している場合は、さすがに採用担当者の目も厳しくなるはずです。せっかく1年目にして再出発を誓ったのに、モチベーションも下がって看護師という職業自体を辞めるということにもなりかねません。「1年目だからまだ大丈夫」ではなく、「1年目で転職するからこそ、今度こそ長く勤められる職場を」という意識を持ちたいものです。転職活動を始める前に、まずは転職が最良の道なのか否かを吟味しましょう。結果として転職することになった場合、出足は遅れるかもしれませんが何も考えずに転職をした時よりも、自分の考えや気持ちに沿った転職が実現しやすくなるはずです。

看護師1年目転職を考えた時、チェックしておきたいポイント

①転職はどこへ行っても変わらない悩みか?

例えば「あの、態度のキツイ患者さんに当たりたくない」という理由で転職したとします。その患者さんと同じタイプの患者さんが転職先の病院に入院したとしたら、また転職することになるのでしょうか。このように「どこの病院に行っても起きうる悩み」を解決するために転職するのであれば、同じ失敗を繰り返すことになりかねません。1年目で誰にでも頼れる立場を生かして、在籍する病院で解決策を身に付けた方が看護師の仕事を長く続けられるでしょう。プリセプターや先輩看護師に相談を持ち掛けるのも1つの方法です。 プリセプターや先輩看護師と合わない、いじめまがいの指導を受けているという場合も、また同じようなスタッフのいる職場へ転職してしまう可能性は否めません。ただしこれは、転職前の下調べや情報収集である程度防げる問題です。いじめまがいの指導や、耐えられないほどの悪口や陰口の絶えない現状を放置している職場ならば、転属するか転職するかして抜け出した方が今後に役立つのではないでしょうか。かろうじて1年目を乗り切ったとしても、また違った理由で先輩看護師から攻撃を受ける可能性もあります。

②1年経てば、変わる可能性があるか

これは仕事内容に関する悩みなど、他の悩みについてもチェックしておきたい項目です。「1年目の今だから辛いのか?いつになっても辛いのか?」と言い換えても良いでしょう。人間関係に関しては、2年目の看護師になって職場に馴染んだら変わるのか?後輩ができてプリセプターに接する機会が減れば変わるのか?を中心に考えます。1年目を過ぎたら変わりそう、もう少し頑張ってみようと思うのであれば、様子を見るのも一案でしょう。1年目を過ぎても変わらなさそうと思うのであれば、対処方法を考えながら続けるか、転職するか、転属するかを考える段階に進みます。

③プリセプターや先輩看護師、あるいは同期に相談すれば変わるか

現場をよく分かっている先輩看護師に相談する、あるいは同じ境遇に置かれた同期に相談して変えられそうなことならば、転職せずに済むかもしれません。本来、1年目の看護師にとって精神的な支えになることもプリセプターの大切な仕事です。合わないのがそのプリセプター、という場合には、主任や師長など経験豊富な先輩看護師を頼ってみましょう。

仕事の悩みについて

①1年経てば、変わる可能性があるか

・自分が仕事に慣れればペース配分ができるか? ・気づけば仕事のことを考えているなど、ON/OFFの切り替えが曖昧になっていないか? ・心身ともに持ちこたえられるか? 要約すれば、「1年目でまだ慣れていないから起きていることではないか?」をチェックする内容です。 ペース配分や仕事とプライベートの切り替えができるようになれば問題なければ、転職や退職の必要はないと思えるのではないでしょうか。逆にこれが今週1週間だけならば何とかなるかもしれないけれど、20年30年と続くのは無理と思うのであれば転職のタイミングかもしれません。周りから指摘を受けるほどに疲れている、休んでも全く疲れが取れないといった状態も、吟味すべき事柄といえます。 特に大病を経験して看護師になった場合や、虚弱体質を押して看護師になった場合は、知らず知らずのうちに無理を重ねているかもしれません。この場合は、転職する以外にも外来への転属などで解決できるでしょう。1年目なのにぜいたくは言えないと無理をした結果、体を壊して働けなくなってしまっては、元も子もありません。1年目の今だからこそ、今後を含めてじっくり考えておきたいところです。

②ミスを防止する手立てを取っているか自分がここで成長できると思えるか

メモを取る、手技の練習をする、業務に取り掛かる前にプリセプターや先輩看護師に確認をする、こういった作業の積み重ねでミスは防止できますし、技術の向上にも繋がります。1年目の看護師であれば、ぜひ日常的に取り組みたいことです。ミスが怖い、命を預かることが不安という悩みを抱えている場合は、まずこういったところから始めてみると良いでしょう。ただし、プリセプターに充分な指導を受けられない、話すことすら辛いというのであれば、「人間関係について」の見直しも合わせてするとともに、転職を考えてみるのも一案です。教育制度に定評のある病院へ転職するという方法もあります。

環境、体制にかかわる悩みについて

①ブラック企業化している病院ではないか

・1年目の看護師だけでなく、先輩看護師もサービス残業が常態化していないか? ・長時間労働が「当たり前」、定時で帰れる方がおかしいとなっていないか? 先述した通り、ブラック企業化している病院は自分の努力だけではどうにもできません。むしろ1年目で待遇の良い職場に移った方が体調も保ちやすく、その後のキャリア形成もしやすくなるでしょう。これはどうにもならないと判断したら、転職への一歩を踏み出して良いケースといえます。ただし、判断はあくまで冷静に客観的に行うように心がけましょう。在籍している職場に対して悩みを抱えていると、ちょっとしたことも針小棒大に受け取ってしまいがちです。また、1年目の看護師だと自分が勤務する病院の福利厚生や待遇、実状しか知らないということも考えられます。ある程度経験を積んだ看護師であれば、自分自身の転職経験や友人知人、患者さんからの情報によって比較検討もできるのですが、1年目の看護師にとっては難しいことでしょう。近隣の病院に大学や専門学校時代の同期や知人が勤務しているのであれば、情報収集すると判断に役立つはずです。近隣に勤務している同期や知人がいなければ、看護師の転職を支援している転職エージェントに相談してみるのも1つの方法でしょう。

②理想と現実のギャップを埋められるか

・抱いている理想は在籍している職場でも実現可能なのか? ・在籍している職場で、新しいやりがいを見つけられるか? 要約すれば「絶対に転職しなければ、その理想は叶えられないのか?」ということになります。2年3年とキャリアを重ねる中で実現していける可能性のある理想なのか、この職場では決して実現できないことなのかを見極められれば、転職することが幸せへの一歩となるかどうかを見極められるはずです。希望する診療科とは違う診療科に配属され、理想と現実のギャップを感じている場合は、より理想への憧れが膨らんでいるかもしれません。逆に、2度と希望の診療科には配属されないかもしれないと危機感や落胆を募らせている場合もあるでしょう。このような場合は配属された診療科で新たなやりがいを見つけられるか、考えてみてはいかがでしょうか。やりがいを見つけて取り組むうちに、在籍している診療科でキャリアアップを目指すことになるかもしれません。 逆に、その診療科での経験が念願叶って希望していた診療科に配属された時、役立つかもしれません。様々な可能性があると思えることで、心持ちが変わることもあり得ます。ただし、どう考えても自分はこの診療科に向かないと思うのであれば、転属や希望する診療科単科の病院への転職を目指すのも一案でしょう。総合病院や大学病院へ転職した場合、またしても希望した診療科以外の科へ配属されることもあり得るので要注意です。1年目の看護師だからこそ現実を目の当たりにして、学生時代に抱いていたぼんやりとした看護観やキャリアプランが明確な「理想」に変わったという可能性もあります。悩みを持ったことに悲観するのではなく、自分がどうしたいのかを考えるきっかけだと捉えられれば、理想に向かってジャンプアップする機会を掴めるかもしれません。

転職すると決意したら 転職先探しのポイント

転職が最良の道か否かを吟味し、やっぱり転職しよう!と決意したのであれば、より良い転職を実現したい ものです。本項では「1年目で転職するならば避けたい職場」と「1年目で転職するならば選びたい職場」 を詳しく見ていきます。両者ともに具体的なイメージが浮かぶようになれば、自分に合った職場探しがしや すくなるでしょう。

1年目で転職するならば避けたい職場

教育体制のない職場

教育体制のない病院だと、何も分からない状態のまま現場に放り出されるリスクがあります。転職したとはいえ、1年目でまだまだ分からないことも多いのにどうしようと余分なストレスを感じてしまうようでは、転職が成功したとはいえません。また「とりあえず人が足りないから働いてくれればいい」という病院では、スキルアップは望めないでしょう。1年目であろうがなかろうが、即戦力として現場に放り込まれ、途方に暮れる事態になりかねません。看護師としての長い将来がある1年目での転職だからこそ、教育体制の充実した病院を選んで基礎的な技術や知識を身に付けることが重要です。

職員の年齢層と勤続年数に難あり!の職場

①勤続年数1~2年での退職者が多い

ある程度経験を積んでからの退職者が多いのであれば、あまり心配はいりません。スキルアップのための転職者や、結婚出産に伴う円満退職者が多い可能性が高いからです。しかし入職から1~2年での退職者が多い場合は、新卒看護師が育たない環境である可能性もあるため、注意が必要です。

②年配の看護師しかいない、若手の看護師しかいないなど年齢層に偏りがある

年配の看護師集団の中に、1年目の自分1人が入ると考えたら気まずさを覚えるのではないでしょうか。逆に自分と年齢の近い看護師しかいなければ、気軽に相談することはできても経験から学ぶことは望めません。可能な限り、幅広い年齢層の看護師が在籍する病院を選んだ方が、後々のためになるでしょう。 幅広い年齢層の看護師が在籍していない病院は、産休育休などの福利厚生が充実しておらず、転退職を余儀なくされる病院である可能性もあります。こちらも合わせてチェックしておくと良いでしょう。

独り立ちを求められる職場

①クリニック・個人医

看護師の人数自体が少なく、業務を分担して行うことが多いのが規模の小さいクリニックや個人医の特徴です。そのため1度や2度は手技の見学させてもらうことも可能でしょうが、大規模病院のように手取り足取り丁寧な指導を受けられることは見込めません。教育体制のない病院同様、看護師1年目のスキルアップには適さない環境ですし、早期の自立を求められて強いストレスを感じてしまう可能性もあります。ある程度の経験がある看護師にとっては夜勤がない、決まった日に休めるなどメリットも多い転職先ですが、1年目の看護師にはあまり適していない転職先です。

②訪問看護

1人で患者さんの自宅を訪問して、1人で処置をしなければならないのが訪問看護です。これだけでも1年目の看護師には荷が重いと感じるのではないでしょうか。患者さんが訪問看護を利用することになった主たる疾病の管理はもちろん、全身状態を看る必要もあるため、幅広い知識と経験を必要とされます。重篤な症状を見逃すことなく、緊急で搬送が必要か、自家用車での受診が必要かの決断もしなければなりません。つまり、独り立ちした看護師でなければできない分野といえるでしょう。3年目以上の経験がある看護師と条件を付けた求人が多いのもこのためです。訪問中はスタッフ間での人間関係を気にしなくていいからよさそうと転職先の候補に挙げる看護師もいるかもしれません。しかし、たとえ経験3年未満OKの求人があったとしても、経験の少ない1年目での転職先にはおすすめできない職場です。

③老人福祉施設、デイサービスなどの介護施設

自分は病院での業務に向かないと考えた時、候補に挙がりがちな転職先です。急性期の患者さんに接しないから安心と考える1年目の看護師もいるかもしれません。しかし、医師が常駐している介護施設は稀です。病院付属の施設でも決まった曜日、しかも日中にしか来所しないというケースがほとんどでしょう。そのうえ周りは介護職員ばかりで、医療職は看護師である自分1人という状況が一般的です。急変時やいつもと違った症状が出た際、1人で全て判断して処置しなければなりません。これが夜勤中ともなれば経験の少ない1年目の看護師にとって、不安はさらに大きくなるでしょう。デイサービスならば夜勤はありませんが、先輩看護師に頼れないのが当たり前という状況に変わりはありません。こちらも1年目の看護師にはストレスが募りやすい、避けた方が良い転職先の1つです。

看護より介護の多い職場

看護より介護の多い職場

①老人福祉施設、デイサービスなどの介護施設

前項に続いての登場です。医療行為がほとんどない現場のため「介護よりも看護がしたい」という意識を持っている看護師にとっては、物足りない職場となる可能性が高い職場です。1年目の途中で転職するとはいえ、看護師として長くキャリア形成したいと考えるならば避けたほうが無難でしょう。そのうえ、先輩看護師と共に仕事をする機会が少ない職場ですから、技術や知識はほとんど磨けません。特に看護師として長く働きたい、スキルを磨きたいと思うのであれば避けましょう。いつかは老人介護に携わりたいと思っているのであれば、教育制度のある病院で技術と知識を磨き、経験を積んでから転職することをおすすめします。

②回復期リハビリ病棟

病院ではありますが、やはり介護系の業務が多くなります。これは介護施設に関してもいえることですが急性期の患者さんの看護から離れるため、自分の技術や知識を磨く場、知見を広める場としてはあまり適していません。そのままずっと回復期リハビリ病棟で勤務し続けるならば問題はないでしょう。しかし転属があった際には身に付いている技術と求められる技術とのギャップや、多忙さのギャップに悩むことになるかもしれません。先の長い看護師1年目で転職するのですから、この先どこへ行っても大丈夫!と思える技術や知識の習得できる診療科がおすすめです。

③緩和ケア病棟

こちらも介護系の業務が多く、看護師としての手技や知識を学んでおきたい1年目での転職にはあまり、おすすめできない職場です。「看取り」というある程度経験を積んだ看護師にこそ向いた業務がメインになることも、おすすめできない理由の1つとなっています。また死期が迫っている患者さんと多く接する場であるため、精神的な重圧や無力感を覚えやすい職場でもあるのが現実です。肉体的な辛さだけでなく、精神的な辛さから転職を考えている場合には、とくにおすすめできません。1年目で転職するよりは、ある程度キャリアを積んでから転職した方が良い職場の1つです。いずれの職場も3年以上の経験ある看護師を求めていることが多いため、1年目で転職を考えている看護師が即候補にすることは珍しいかもしれません。 しかし、経験3年未満の看護師を全く受け入れていないとは言い切れないため、転職先を探す際には注意が必要です。特に夜勤や重労働を避けたいという場合にはいずれも魅力的な転職先に見えるでしょう。しかし特に介護施設や回復期リハビリ病棟の場合は介護系の業務が多くなるため、かえって重労働が増える可能性もあります。まずは、上記のような職場は除外して転職先を考えたほうが無難です。

1年目で転職するならば選びたい職場

1)人間関係の良い職場を探す 主な転職理由が人間関係ではなかったとしても、可能であれば人間関係の良い職場で働きたいと誰もが思うのではないでしょうか。そこでまずは、人間関係の良い職場を探すポイントをまとめました。

友人知人、家族を頼る

人間関係の良し悪しは表には出づらい情報です。自分が勤務できる可能性のある、近隣の病院に友人知人が勤務しているのであれば、現状を聞いてみるのが1番の近道といえます。友人が相手ならば病棟によっても違うのか、病院全体ではどうかなど深いところまで聞きやすいはずです。 なお、自分がどんな人となら合うかなど、人間関係における根本的な部分で悩んでいるならば家族に助言を求めるのも一案です。たとえ医療職や看護職に就いていない家族でも、転職を希望する本人の人間関係を1番身近で見てきた人ですから、思わぬアドバイスをもらえる可能性もあります。もちろん現役で医療職や看護職に就いている家族がいれば、積極的にアドバイスを求めましょう。

転職エージェントを頼る

数多くの看護師転職に携わり、数多くの医療機関を見ているプロに頼るのも良い方法です。友人の話だけでは信じきれない、腹を割って話せる関係の同業者が側にいないという場合には特に、有効な手立てとなるでしょう。自分の在籍している病院のどのような人間関係が辛いのか整理して具体的に話せれば、より自分に合った病院を探してくれるはずです。転職に関する情報を、自分で探すことは1年目の厳しい業務の中では難しいこともあるでしょう。そういった意味でも、転職エージェントを頼ることは良い方法の1つといえます。

人間関係の良い病院か、判断するポイント

先述した通り「看護師の勤続年数が短い」、「看護師の年齢層に偏りがある」病院は、新人が定着しづらい環境である可能性の高い病院です。また教育制度のない病院も、1年目の看護師に限らず新人を育てる風土がないと考えらえますので、避けた方が無難でしょう。

教育制度を確認

「避けたい職場」にも登場した通り、教育制度のない職場では何も教えてもらってないのに即戦力として働かなければならない可能性があります。無用なストレスを避けるためにも、今後のスキルアップのためにも、教育制度の充実した病院を選ぶのがおすすめです。特に個人経営の病院を候補に挙げた際は、教育制度があるかしっかり確認しておきましょう。規模の大きい病院でも個人経営だと、大学病院や公立病院程には教育・研修に手が回っていないこともあり得ます。以前の病院で教えてもらえなかった分、1年目のうちに覚えておきたいことが山程あったのに、などと後悔する前にきちんとチェックしておくことが後悔しない転職に繋がります。

 福利厚生・待遇を確認

福利厚生が充実した病院ならば、結婚や出産といった人生の一大イベントがあっても長く働ける可能性があります。長期的に働く気持ちがあるならばなおさら、確実にチェックしておきたいポイントです。 また、「1年目だから」では済まされない程の業務量や残業が辛くて転職したのに、またサービス残業が当たり前の職場に行っていては、転職した意味がありません。月平均残業が何時間あるかなど、細かいようですが確認しておくとよいでしょう。こちらも友人知人や転職エージェントの話が大きな情報源になります。 合わせて、給与体系も確認しておきたいポイントです。給与体系が曖昧な病院は、残業管理が曖昧なことも多いため、残業代が付かないなどのトラブルが起きやすくなります。こちらも前の職場の二の舞を防ぐために、チェックしておきましょう。

病院見学ができるか

病院見学をさせてくれるだけのオープンさがあるかどうかを判断できます。それすら躊躇する病院ならば、あまり新しい人材に対する受け入れ態勢ができていないのかもしれません。またわずかな時間でも現場を見させて頂くことで、雰囲気は把握できるでしょう。結局のところ相性は肌感覚でしかわかりませんから、短時間でも見学させて頂けば良い情報収集の機会になるはずです。

1年目で転職するならば選びたい職場、まとめ

1年目で転職するならば選びたい職場、まとめ

①在籍する友人、知人から人間関係が良いと評判の職場。 ②特に医療職、看護職に就く家族から人間関係が良いと評判の職場。 ③人間関係の悩みを打ち明け、分かってもらえたと思う転職エージェントから紹介された職場。 ④看護師の勤続年数が長い職場。 ⑤在籍看護師の年齢層が幅広い職場。 ⑥教育制度の充実した職場。 ⑦福利厚生・待遇が充実した職場。 ⑧見学をさせてもらえる職場。 自分のニーズと理想を踏まえたうえで、以上のような条件を備えた職場を探すことができれば、より良い転職ができるのではないでしょうか。最終的に決断するのは自分自身ですが、まだ看護師としての将来が長い1年目での転職です。振り返った時、大切な1年目をキャリアアップのために使えたと好意的に思えるよう、転職先は慎重に吟味しましょう。  

どう伝えるか退職理由の本音と建て前

いよいよ転職すると決まれば、在籍している職場に退職する旨を伝えなければなりません。転職する際には必ず通るべき道ではありますが、退職理由をどのように伝えるかは悩むところです。1年目の看護師にとってはこれも初めての経験ですから、戸惑うことも多いでしょう。特に、人間関係など「この職場だから辞めたくなった」という理由で辞める時は、言い出し辛いと悩むかもしれません。退職理由をどのように伝えれば良いか、見ていきましょう。

これは仕方ない本音を伝えざるを得ない時

①心身の不調

こればかりは、引き留められたからといってどうにかなる問題ではありません。1年目であろうがなかろうが、症状が出ているのに無理をして働いていれば更に悪化して、大きな問題にもなり得ます。特にうつや適応障害などの精神疾患を患った場合は「看護師なのに恥ずかしい」と隠したくなるかもしれません。しかし、嘘の理由を使って引き留めにあった場合、精神的な負担が増してしまうことも考えられます。正直に自分の状態や心境を話す方がスムーズに退職できるでしょう。 なお、心身の不調は引き留めに遭いづらい退職理由ではありますが、嘘の退職理由として使うのはあまり賢い方法とはいえません。診断書の提出を求められる場合もありますし、上司が懇意にしている他科の医師に受診を勧められる可能性もあります。案外、すぐにばれる嘘なので使わないほうが良いでしょう。転職後になんらかの繋がりから前の職場に嘘がばれた場合は、「1年目で辞めたうえに嘘までついた」というレッテルを貼られることになりかねません。ヘルニアなどの疾患にはなっていないけれど、強度の腰痛で今の勤務を続けるのは困難、といった場合も正直に告げてしまったほうが無難です。ひょっとしたら転職ではなく、外来への転属で済む話になるかもしれませんし、転職するにしても納得はしてもらいやすいでしょう。人間関係の悩みと並んで、1年目に抱えやすい転職理由の1つですが、小細工するよりストレートに伝えてしまったほうがスムーズに転職できる理由といえます。

②家族にかかわる理由

1年目の看護師が転職する理由としては、あまりないかもしれません。ただし、家族の介護や引っ越しというものは自分が1年目の看護師だから絶対に起きないとは言えないものです。想定外だったのですがという前置きは必要としても、ストレートに伝えざるを得ない退職理由といえるでしょう。この理由も嘘の退職理由に使うのはおすすめできません。介護しているはずのお父さんが軽い風邪で外来に来た、などということがあればすぐにばれてしまいます。特に退職を申告してから実際に退職できるまでの期間が長い場合は、下手な嘘は避けましょう。退職までの間、気まずい思いをすることにもなりかねません。寿退職も1年目で結婚する看護師は少ないですし、後からばれた時には心身の不調と嘘をついた時と同じく、悪い評判の原因となってしまいます。嘘には使わない方が良いでしょう。

③スキルアップを目的とした転職

1年目で転職するとはいえ決してネガティブな理由ではないため、報告しやすい理由でしょう。また、人間関係の悩みや環境・待遇の悩みと違って上司1人の力ではどうにもならないことが多いため、やはり「仕方ない」と思ってもらいやすい理由といえます。 ただし「ここでは充分に学べないから」などと、在籍する病院の体制を責めるようなことは言わないように注意しましょう。「1年目も終わっていない看護師に何が分かる!」と上司の反感を買ってしまいかねません。「ここでの経験を通して、この勉強をもっとしたいから」というように、ここでの経験があったからこそ欲が出たと、在籍する病院への感謝も盛り込むようにしましょう。事実でさえあれば「進学が理由です」と告げてしまうのも一案です。

本音をぼかした方がいいかもしれない時

①人間関係

師長や主任が配慮する、という理由から引き留められやすい退職理由としても挙げられる理由です。「まだ1年目なのだから、私たちももう少し配慮するから頑張ってみない?」と訴えられる可能性もあります。また、転職する側としては正直に話してしまったことが気まずくなり、その場にいることが余計に辛くなってしまうこともあり得るでしょう。辞めるのだからもういい!と割り切れるのであれば、人間関係の悩みだと告げてしまうのも方法かもしれませんが、別の理由を考えるのも一案です。 「他科に移りたい」だと、「1年は経験だと思って頑張ってみて」と引き留められる可能性が大きいでしょう。「やりたい分野ができた」でも同様です。「マイペースな私は、もっとゆっくりとした所で1から勉強したい」など、相手に非がある言い方は避けて、自分に原因があって辞めるという雰囲気で伝えると良いでしょう。

②環境や待遇の問題

長時間労働や休みが少ないことを理由として告げると、「看護師としての奉仕の精神はどこへ行った!」と上司の反感を買うことが考えられます。「皆、同じ条件で頑張っているのに」と悪印象を与えることもあるでしょう。「1年目の看護師にこんな職場批判をされたくない!」と上司に思われてしまったら、退職までの期間はますます気まずいものになってしまいます。あまりストレートに申告しないほうが良い場合の多い、退職理由の1つです。疾病レベルにはなっていないけれど、心身に不調が出ているならばそれを理由にするのも良いでしょう。ただし「仕事を始めてから眠れない」など、自己管理や医師の治療を受ければ現職を続けられると思われるような理由は、引き留められる可能性が大きくなります。腰痛が重くなりすぎて重労働は無理など、この職場では続けられない理由に限って使った方が無難です。どうしても他に理由を思いつかない場合は、「一身上の都合で」の一言で押し通してしまうのも一案といえます。 

③命を預かる重圧、プレッシャーに耐えられない

1年目だからこそ、現実を目の当たりにして辞めたくなる理由の1つといえるものです。しかし上司からは「まだ、1年目なのだから慣れれば大丈夫」、「1年目なのだから今、乗り越えなくてどうする」と引き止められかねません。正直に告げてしまうよりは建前を考えた方が、退職しやすくなるでしょう。 もし、比較的命にかかわる症状の患者さんを看ることが少ない外来専門病院への転勤を決意していたとしても、「スキルアップのため」と告げた方が、角は立ちづらいでしょう。「スキルアップを目的とした転職」の項を参考に、1年目なのにと思われない伝え方をするのがポイントです。

押さえておきたい、伝え方のポイント

押さえておきたい、伝え方のポイント

(1)退職しやすい「理由」

先の項を見て頂いて分かる通り、退職しやすい理由とそうでない理由があります。もう一度整理しなおしてみると、退職しやすい理由は以下の通りになります。 ①心身の不調 ②家族にかかわる理由 ③スキルアップ         どれも上司1人の力ではどうしようもないものだけに、引き留めづらく退職しやすい理由といえるものです。その中でも③のスキルアップは比較的前向きで、1年目の看護師が抱きやすい転職理由ですから「建前」としても使いやすいでしょう。環境や待遇に問題があって転職する場合も、転職先の職場にスキルアップできる要素が少しでもあれば、申告理由として使うのも一案です。

(2)「詳しく話さない」のも手

職業選択の自由は看護師自身にある、言いたくないことを無理に言う必要はないと考えれば「一身上の都合です」で通してしまうのも方法ではあります。「もう辞めると決意しました」と意志の固さを伝えるのも良いでしょう。ただし上司から「なぜ辞めるの?」と質問責めに遭った時に押し通す自信がないという場合には、建前を用意しておくのも自衛策です。

(3)人の力を借りる

転職エージェントの力を借りられるのは、転職先を探す時だけではありません。数多くの転職を支援して来た転職エージェントに、退職理由の伝え方を聞いてみるのも良い方法です。特に看護師1年目だと、まだ目上の人と話すだけでも緊張するということもあるでしょう。「こんな理由で引き留められるかもしれない」というところまでプロの力を借りて予習しておけば、上司との面談もしやすくなるのではないでしょうか。

(4)最終手段は全て正直に話す

1年目の看護師は社会経験も少なく、本音と建前の使い分けがまだまだ難しい時期といえます。もう辞める職場なのだし、嘘をついたり隠し事をしたりするのは嫌だという気持ちが強い看護師もいることでしょう。辞めたい理由を全て正直に話してしまうのも1つの方法です。ただし先述してきた通り「1年目なのに!」などと思われて、退職までの期間を辛い気持ちで過ごさなければならないリスクは発生します。話してしまったばかりに気まずい思いをする可能性もあるでしょう。それでも良いか否かの吟味だけは慎重にしておくことをおすすめします。 法律上では、退職を希望する日の2週間前までに退職を申告すれば良いことになっていますが、シフトなどの関係で最短では退職できない事態も起きるかもしれません。雇用契約書を確認し、定められた期間は現在の職場で働くことを覚悟しましょう。1か月以上になるかもしれません。転職理由を正直に話すのであれば、こういった点の考慮も必要です。転職する際に最後にして最大の難関となり得る退職希望の申告ですが、様々な方法で対策を講じることができます。でき得る限り円満退職を目指して、新天地への第一歩を踏み出しましょう。

看護師1年目での失敗しない転職のコツ、総括

1年目で転職を考えた時に見直しておきたいポイントと、転職活動におけるポイントや注意点を探ってきま した。ここでは重要なポイントをもう1度まとめていきます。転職を考え始めた1年目の看護師も、転職を 決意した1年目の看護師も、改めて振り返ってみてください。より良い転職へのヒントに気付けるかもしれ ません。

1年目で転職を考え始めた時に見直しておきたいポイント

①1年目を過ぎれば状況、環境は変わるのか? ・プリセプターや先輩看護師との人間関係が変わるか? ・忙しさや残業の量が変わる見込みはあるか? ②1年目を過ぎれば慣れる、解消できる悩みか? ・看護師としての生活に慣れ、自己管理ができるようになるか? ・サービス残業が常態化している職場か? ③転職しなければ、解消できない悩みか?(叶えられない理想か?) ・教育体制がない病院か? ・自分からプリセプターや先輩看護師に相談するだけでも状況が変わる見込みがあるか? ・在籍する職場で、新たなやりがいは見つけられないか? ④転職しても起きうる、普遍的な悩みか? ・患者さんとの人間関係の悩みか? ・プリセプターや先輩看護師など、スタッフ間での人間関係の悩みか? ・ERやHICU、慢性期病棟など、この病棟だからこそ抱える悩みか? ⑤看護師を辞めた方が良い悩みなのか?看護師を続ける前提での悩みなのか? ・看護師という業務が耐えられないのか、今の状況が耐えられないのか? ・1年目だからという、割り切りで解決することではないか? ・(割り切りと並行して)ミスを防ぐ手立てをすることで解消できる悩みではないか?  

転職を決意したら、転職先を探す際に気を付けたいポイント

①人間関係は良好か? ・看護師の年齢層は幅広いか? ・看護師の在籍期間が短期間ではないか? ・友人知人、家族からの評判は良いか? ・転職エージェントからの評判は良いか? ②1年目で転職しても、独り立ちを求められるような職場ではないか? ・クリニックや介護施設など、分担して仕事をする職場や看護師が1人のみの職場ではないか? ・1年目であろうがなかろうが、即戦力として即座に現場へ放り出される職場ではないか? ③自分が理想とする仕事とのギャップが大きな職場ではないか? ・看護をやりたいのに、介護が多い職場ではないか? ・希望とする科以外に配属される可能性がある、大規模病院ではないか? ④教育体制は充実しているか? ・看護師1年目だからこそ身に付けておきたい、知識や技術を身に付けられる職場か? ・スキルアップの見込める職場か? ⑤福利厚生・待遇は充実しているか? ・福利厚生制度は納得いくものか? ・福利厚生制度は人生の一大イベントにも対応しているか? ・残業時間はどの程度あるか? ・給与体系はしっかりしているか? ⑥キャリアプランを考えた時、ニーズや理想に合った職場か? ・休みや教育制度など、自分のニーズを満たす条件が揃った職場といえるか? ・1年目にして明確になった理想を、叶えられる公算が大きいか?   

退職理由を申告する時のポイント

①退職しやすい理由かどうか? ・事情を正直に打ち明けやすい理由か? ・上司に引き留められ辛い理由か? (転職なり退職なりしなければ仕方ないと思われる理由か?) ②嘘になっていないかどうか? ・本当は転職するのに、心身の不調や結婚などで退職すると言っていないか? ・引っ越しや介護など、実際にないことを理由にしようとしていないか? ③建前を用意するか?  ・上司や先輩看護師から質問責めにあっても、詳細を話さない自信があるか? (1年目だから上司や先輩看護師にはやっぱり逆らえないという思いが強いか?) ・退職を申告してから転職するまでの期間、正直な理由を話して後悔しないか?   (反感を買いやすい理由を話したら、嫌がらせに遭うなどの可能性が高いか?) ・正直に話したら「1年目なのに!」「まだ1年目だから」と思われるような理由でないか? ※建前を用意するのであれば、①と②に沿ってもう1度チェックをしてみましょう。転職エージェントに相談して、申告理由を考えるのも一案です。

自身に繋げよう!

自身に繋げよう!

看護師として期待に胸を膨らませて就職したのに、1年目で転職を決意するとなったら落ち込むことも多い かもしれません。しかし1年目にして自分のキャリアを真剣に見つめ、方向転換する機会を得られたと考え たらどうでしょうか。転職に成功すれば、自分のキャリアにとって良き転換期だったと胸を張っていえるは ずです。1年目でその決断をできたことは将来、大きな自信につながるかもしれません。周囲の力を借りつ つ、より良い看護師としてのキャリアを積めるよう、前向きな転職活動を行いましょう。

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