A3の大きさはどのくらいか・A3の大きさ比較とA3の大きさのもの

A3やB4。これらの言葉を聞いてピンときますか?そうです紙の大きさです。よく耳にするものの、A3と言われてどれぐらいの大きさかすぐに想像できるでしょうか?この記事ではA3サイズををもとにした、用紙の大きさや比較についてご紹介してみましょう。

知ってるようで知らない、用紙の大きさ。

A4やB5。学生時代に使用した馴染みのある用紙サイズ。この二つなら結構、どれぐらいの大きさかピンとくる方も多いのではないでしょうか?しかしここでA3の大きさは?と尋ねられた場合、さっと「○○ぐらいの大きさです」と答えられますか?

通販で何かを購入したいとき、A3やA6のようしか記載されていない場合、どれぐらいの大きさかなのか分からずに困ってしまうはず。また、電話で説明をするときも同様です。目で見て説明が出来ない、分からない時に役に立つ、用紙サイズについて詳しくご紹介いたします。

用紙の大きさを決める『A』判と『B』判。違いは何?

用紙の大きさは『A』と『B』の二つに分類されます。この二つの大きさに分類されたのち、さらに細分化されていくのです。

『A』は19世紀末に『オズワルド』という物理学者によって提案されたもので、ドイツの規格として世に広まりました。現在では国際規格サイズとなっており、一般的に使用されています。オズワルドは、面積が1平方メートルの『ルート長方形』を『A0』と定義としました。

『B』は、日本独自の用紙の大きさの規格です。徳川時代に徳川将軍家の御用紙として扱われていた『美濃紙(みのがみ)』の大きさが『B』判のルーツとなっています。明治政府が『公文書』の大きさを『美濃紙』のサイズで引継ぎ、戦後には『JIS規格』によって帳簿の寸法を『B』判を原則とするとと定めてました。なので1980年代頃まで、日本の文書のおよそ9割が『B』判となっていました。『A』判とは違い『B』判は面積が1.5平方メートルの『ルート長方形』を『B0』と定めました。

『ルート長方形』とは?

『ルート長方形』とは、縦と横の比率が『白銀比』と呼ばれている『縦:横=1:√2』のことを指しています。これはなんど半分に折り曲げても同じ形になる『相似形』の長方形だということになります。

『A』判と『B』判はもとになる用紙の大きさが違う

『A』判と『B』判の違いは『元になる紙の大きさ』の違いということが、お分かりいただけたでしょうか?簡単に覚えるならば、A3とB3の場合、『B』判のほうが基準となる用紙の大きさが一回り大きいことになりますので、B3のほうが大きいということになります。

用紙の大きさをを表すサイズ表記はこんなにもある

それではここからは、用紙の大きさを表す表記についてお話ししていきましょう。用紙の大きさを表す表記は『0』サイズを除いて、『A』は全部で8種類、『B』は7種類。少し前まではAもBも『7種類』と言われていましたが、最近になって『A』に小さい大きさが増えてきたため、今はAは8種類となっています。

『A』判の種類と大きさ

A1サイズ……594×841mm
A2サイズ……420×594mm
A3サイズ……297×420mm
A4サイズ……210×297mm
A5サイズ……148×210mm
A6サイズ……105×148mm
A7サイズ……74×105mm
A8サイズ……52x74mm

『B』判の種類と大きさ

B1サイズ……728×1030mm
B2サイズ……8515×728mm
B3サイズ……364×515mm
B4サイズ……257×364mm
B5サイズ……182×257mm
B6サイズ……128×182mm
B7サイズ……91×128mm

『A0』と『B0』

上記の大きさ表示とは比べると、あまり馴染みがないのが基本となる『0』サイズ。一般家庭などでは見ることがほぼないものでありますが、ビジネスのシーンではデザインや広告などで使用されることもありますので、覚えておいて損はないでしょう。

A0サイズ……841×1189mm
B0サイズ……1030x1456mm

cmやmmと、ピクセルの違い

デザイン関係の方にはなじみの多い『ピクセル』という大きさの単位。cmとはどう違うのでしょう?ピクセルというのはcmやmmのような単位と同様に思われがちですが、少し異なります。

ピクセルとは、PCなどのディスプレイ装置の画面に表示される色情報の最小単位を指します。『画素』という言葉に聞き覚えはありませんか?デジカメや画像でよく出てきますね。その『画素』のことを指した名称の事を『ピクセル』と呼びます。テレビやディスプレイをよく見ると、小さな光の粒の集まりで出来ているのが、見て取れるでしょう。この小さな光の粒、1つ1つが『ピクセル』なのです。

1ピクセル=○cm?

ここまでの説明では少しわかりにくいかもしれませんが、『cm』や『mm』のような、大きさを表す単位と、画素の数を表す単位である『ピクセル』は同一にすることはできません。そもそも1ピクセルという表記は、一定の基準が定められているものではないため、ディスプイイなどの機種によって設定が異なるのです。なので、一概に1ピクセル=○cmとするのは難しいでしょう。

一般的には、パソコンのモニターの場合、1ピクセルは0.28~0.35mmと言われています。しかし高精細化が進んできたため、最新のものになると、1ピクセルが以前の物より小さく細かくなってきています。モニターよりも高精細と言われているプリンターなどは、1ピクセル、約0.02~0.04mm程度が一般的となっています。

A3サイズをピクセルで表した場合

先ほどご紹介した通り、1ピクセル=○cmという、はっきりとした明確な基準がないので、何を目安にしたらよいか、分かりにくいですよね。そんな時は『dpi』という『解像度』の単位を目安としましょう。A3サイズ(297×420mm)をベースとし、解像度の違いでどのように変化するかを見てみましょう。

72dpi……842×1191Pixel
144dpi……1684×2381Pixel
200dpi……2339×3307Pixel
300dpi……3508×4961Pixel
400dpi……4677×6614Pixel
600dpi……7016×9921Pixel

A3やB4、どのくらいの大きさ?主な用途は?

数字で大きさを紹介してみましたが、ピンと来ないかもしれません。また冒頭でお話しした通り、電話などで大きさを伝えたい場合、目安となる物を上げたほうが、口頭でも伝えやすいですよね。そこで各サイズがどのくらいの大きさかという目安をご紹介してみましょう。

『A0』『A1』『A2』の主な用途は『ポスター』

とてもサイズが大きいことことから、街中で見かけるような広告で使用されるポスターなどが主な使用用途となります。『A1』は新聞紙を見開きにした大きさと覚えましょう。『A2』については、その半分となりますので、新聞の見開きを閉じたサイズが丁度それに当たります。『A0』に至っては、単純に『A1』を二つ並べたサイズとなりますので、かなり大きなものと容易に想像がつくでしょう。

『A3』の主な用途は『設計図』

設計図でよく使われる用紙サイズの『A3』を分かりやすく説明すると、選挙ポスターのサイズです。思ったよりは大きくない印象ですね。もう少し手元にあるようなもので『A3』の大きさを分かりやすく説明すると、『A4』のノートを広げた見開きのサイズが『A3』の大きさとなります。これなら電話などの口頭でも伝えやすいですね。

『A4』の主な用途は『ノート』

A4の大きさを的確に表現すると『ノート』か『コピー用紙』でしょう。この二つはA判とB判がありますが、オフィスなどには大抵あるものなので、説明が容易にできます。2つ並べてもらえば『A3』や『B3』の大きさ説明もできるので、重宝するでしょう。ビジネスシーンでは契約書や履歴書などの、重要な書類もA4サイズで統一されていることが多いです。

『A5』の主な用途は『書籍』・『教科書』

教科書や、ハードカバーの書籍などに多く使用されているのが『A5』サイズです。学校などから配布されるプリントにもよく使われている大きさです。書店などで見かける小さめのサイズの雑誌などもA5サイズのものがおおいのですが、口頭で説明する場合は『A4』の半分と伝えるほうが相手も分かりやすくスマートでしょう。

『A6』の主な用途は『文庫本』

お子さんがおられる方ならA6サイズはなじみがあるはず。『母子手帳』の一般的な大きさが『A6』とされています。それ以外に分かりやすく大きさを説明するとすれば、文庫本のサイズと覚えておくといいでしょう。

『A7』の主な用途は『ポケットノート』

片手に治まる小さなメモ。それがA7サイズの『ポケットノート』と呼ばれるノートです。手のひらに収まりかさばりにくいことから、ビジネスマンには大変重宝されています。ポケットにしまえて、メモを取りたいときにさっと取り出せるのがいいですね。

『A8』の主な用途は『ブロックメモ』

最近増えてきたのがこの『A8』サイズのブロックメモです。『ロディア』というフランスの文具ブランドが販売しているものが主流です。最近になって日本でも取り扱いが増えてきたため、A8とい大きさの表記の知名度も高くなりつつあります。

『B0』『B1』『B2』の主な用途は『ポスター』

A0~A2同様、その大きさから街角で見かけるようなポスターなどが主な使用用途となります。駅のホームに貼られている横長の大きなポスター、あれが『B0』サイズとなります。その半分となる『B1』は映画館やコンサート会場などで掲示されている大きめのポスター。さらに小さくなる『B2』はお部屋などに貼るにはちょうど良いサイズのポスターとイメージするといいでしょう。

『B3』の主な用途は『電車中吊りポスター』

『A3』とはイメージが異なるのが『B3』の大きさです。ビジネスのシーンでは『A3』はよく見かけるサイズなのですが、『B3』の大きさをイメージするなら、電車のつり広告が最適です。電車のつり広告は2枚で一セットとなりますので、片側1枚が『B3』サイズということになります。

『B4』の主な用途は『美術書』や『新聞折込チラシ』

新聞を購読されている方には馴染みがある『B4』サイズ。この大きさの目安は、新聞に入っている折り込み広告のサイズとイメージしてください。そのほかですと、400字詰め原稿用紙も『B4』サイズが主流です。

『B5』の主な用途は『辞典』や『教科書』

週刊マンガ雑誌のおおよそがこの『B5』サイズを採用しています。教科書や辞書にも多くこのサイズが適用されています。小さめのフライヤーとしても重宝されていますね。A4サイズで登場したノートにもB5サイズがあります。

『B6』の主な用途は『単行本』

書店に行くと見かける、少し大きめの漫画の単行本、これらに多く採用されているのが『B6』サイズです。

『B7』の主な用途は『手帳』

『B7』サイズといえば、一番明瞭なのが『パスポート』です。ポケットサイズの小さな手帳にも『B7』が採用されていることが多いです。

サイズをしっかり覚えておこう

A3やA4、B5やB6。よく耳にするのに、漠然としか知らない事が多いですよね。いざ口頭で説明したり、記載されている表記から大きさを読み取る時に、知っていると大変便利な用紙サイズについてご紹介してみました。参考にしてみてくださいね!