仕事で当事者意識と危機感が欠如している人の特徴・持たせる方法

部下や同僚に当事者意識や危機感のない人がいる。その人に変わってほしい、変えたい、変わってもらえないと会社が大変なことになる!」と思っている人、もしくは「当事者意識や危機感がないと言われている人」「仕事が充実していない人」にお勧めする少し長めの記事です。

当事者意識もしくは危機感のない人いませんか?

この記事は、仕事での当事者意識や危機感がない人の特徴を読み解き、当事者意識を持たせる方法について書きました。「部下や同僚に当事者意識や危機感のない人がいる。その人に変わってほしい、変えたい、変わってもらえないと会社が大変なことになる!」と思っている人、もしくは「当事者意識や危機感がないと言われている人」「仕事が充実していない人」にお勧めです。


次の項目で当事者意識を改めて意味を知ろう!

当事者意識は、直接関係していると自覚を持っている気持ち

当事者意識とは、当事者「その事柄に直接関係している人」が持つ意識、「その事柄に直接関係しているということを理解している意識」という意味です。

職場で、「仕事を与えられたものであり自分の仕事と思っていない人」や「上司の仕事を手伝っている」と思っている人は当事者意識がないです。


当事者意識を持つことは、どれだけ大切なのか見ていきましょう!

当事者意識を持つと行動が良い方向へ変わる

当事者意識を持つと行動が良い方向へ向かいます。良い方向、それは本人も周りも幸せになれる行動のことです。当事者意識を持てると、より良くするために自分の頭で考えられるようになります。今まで言われなければやらなかったことを自分で行動してしまえます。


自分の頭で考えられるようになると、どんな変化をもたらすのでしょうか。見ていきましょう!

自分で決めた時、成長し結果が出る

自ら意思の決定を行えれば、後の取り組みに献身的になります。それは、本人が考えて決めて「そうしたい」と切に願っているからです。願えば、方法を考えようとします。意識しなくても、無意識で情報を見つけ出し取捨選択します。


次は、視点を変えて「当事者意識」が必要な人、なぜ必要か見ていきましょう!

「生活が充実していない」と思うのは、当事者意識を持つべき人

当事者意識を持てない人は、本人でも気づかぬうちに逃げ道を作り、やり遂げて成功することを知らずに仕事を終えます。成果が出なければ何のために生活しているの分からなくなり、生きる意欲が無くなります。

「成果を出したい」「生活を充実させたい」「生きてる意味が分からない」人こそ当事者意識を持てると、幸せになります。幸せになることは、誰かを幸せにできることです。


当事者意識を持たせる必要性を感じられましたでしょうか。
次は具体的にどういう人に当事者意識がないのか見ていきましょう!

当事者意識のない人の特徴 9つ

当事者意識のない人とはどんな人か9つの項目を確認しましょう!

・誰かが何とかしてくれると思っている
・問題に対して自分のせいじゃないと思っている
・失敗しても何とかなると思っている
・自分にはできないと思っている
・最後までやりきらない
・他責批判を行うが提案しない
・責任逃れをする

こう思っている原因は、なんでしょうか。見ていきましょう!

原因は、「無力感」「現実逃避」「自己正当化」の3つ

成功体験の少ない人は何をやっても無駄という「無力感」に襲われますし、自分のせいじゃない、何とかなるを言い訳に「現実逃避」します。これはあの人が悪い、自分は間違っていないと「自己を正当化」し、問題に向き合いません。


当事者意識を持たない人の原因がわかりましたでしょうか。
何をすれば当事者意識を持てたせれるのか、次の項目を見ていきましょう!

当事者意識の前段階の意識「問題を把握する自覚すること」

問題意識を持って仕事に取り組めば、興味の幅が広がり問題を解決していこうとするので当事者意識が自然と持てるようになります。

「今の自分に問題がある」と思えると自分の仕事のやり方を見つめなおし、改善すべきところを見つけけ改め、より最善を求めて取り組みます。そうすれば「自分に関係のない問題」が無くなり「他人が起こしたミスを見過ごす」ことが無くなります。


問題意識を持てる人はどんなことに気をつけているのでしょうか。見ていきましょう!

常に疑問を持っている

問題意識が持てる人は、「なぜこうなるの?」「なんでうまくいかないの」と自分で問い直すことで、問題への把握と自覚を得てます。物事を問い直すことで「自分ごと・主体的」に考える癖がつきます。

自分ごとにできること、当事者意識にも繋がっていると思えませんか?

他の答え、考え方を探す

問題意識を持てる人は、1度考えて答えが出たことでも、違う方法や手段、工程がないかを考えます。考えることで、視野が広がり他の人より多い気づきを得ているので、対応ができるようになり、できる仕事の幅が広がるのです。


そろそろ、具体的に当事者意識を持たせる方法を見ていきましょう!

当事者意識のない人への手立ては、たったの4つ

具体的な手立てを紹介します。注力することは4つあります。

・関係性を示す(相関図)
・明確な指示をする(目的時間業務)
・良好なフィードバック(褒める)
・責任を明確にする(記録に残す)

詳しく見ていきましょう!

関係性を示す

会社での本人や指示をした業務がどの位置あるのか、本人レベルまで落とし込んで説明しましょう。
勤務歴が浅い人や無自覚で生きてきた人には、仕事に対する責任を説明することで、組織の一端を担っていることを自覚するようになります。「あなたにはこういう役割があるので、こうしてもらえないとこんな風に困るんだ」という説明は、責任を持とうとしない人に有効です。

明確な指示をする

業務の内容、目的、必要な時間を簡潔に説明してから業務に取り組ませます。目的を見失ったり、内容を理解していなかったり、時間について把握せずに取り組ませると失敗しやすくなります。失敗させてしまえば、当事者意識を持てない3つの原因を生んでしまうことになり、本人を悲しませますし自分も困ってしまいます。

良好なフィードバック

業務を終えたら終えてくれたことをねぎらい、良いところがあれば褒めます。無理矢理褒めるのは相手のためになりません。褒めるところがない時は、できなかった理由を見つけさせます。見つかりそうにない、本人が悩んでいる場合は助言します。「また頼む」「次回はこうすれば、良くなるんじゃないか」と声をかけたり、次回に「君じゃないとできないんだ、よろしく」と期待をかけることで相手に当事者意識を持てない原因を植え付けずに仕事をしてもらえます。

全く聞く耳を持たない人には「あなたがこうしたから、このようになった」とハッキリ伝えます。そうすることで危機感を持つようになるかもしれません。危機感については後述します。

責任を明確にする

個別の指示と仕事のパーツごとに担当を決めることで、今の業務の責任があるところを明確にします。企画書や遂行書にまとめて名前を記載しておき、当該者全員に把握させるとより有効です。「関係ないと思った」「知らなかった」などの言い訳をなくす方法です。


次は、危機感について見ていきましょう。
実は、当事者意識を持たせるキッカケとなることが危機感を持たせることなんです。

危機感を持つことは、当事者意識を持つキッカケ

危機感は、不安と同じく人間に備わった「必要な機能」で、感じることで行動を起こすきっかけになります。ある程度の危機感を持っておかなければ、仕事や人生の様々な場面でミスや失敗を招いてしまいます。


なぜ、危機感が人間に必要な機能と言えるのでしょうか。見ていきましょう!

変化は生き延びること、その変化には危機感が必要

「最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。唯一生き残ることが出来るのは、変化できる者である。」生物学者のダーウィンさんが言いました。

今を生きている生物は、過去から進化し生き残った生物です。「自分たちは変化しなければ、この先どうも生き残ることができなさそうだ」という危機感があったから進化しました。

危機感は生きる意欲を与えてくれる

危機感は私たちに生きる意欲を与えます。危機感を持つ状況が続くと生きていけないからです。

危機感を持つ状況を見ていきましょう。5点あります。

(1)努力や苦労をし得た物を失う:積み上げてきたからできた仕事、今まで作り上げた人間関係を失うとなれば、危機感が生まれます。

(2)自分だけ取り残される:本人の周りが努力し上にいけば「このままだと他人に仕事を取られるかもしれない」と危機感が生まれます

(3)大事な気持ちが失われる:例えば「この仕事を長く続けたい」「おいしいものが食べたい」「親は大事にしたい」このような希望あるイメージが崩れることです。自分の大事な気持ちが自分です。

(4)当たり前の権利がなくなる:例えば「会社に行って自分の存在が認められている」「名前で呼ばれる」などです。

(5)自己や生命が脅かされる:自分の生活・健康・幸福を脅かされた時に命の危機を感じます。



危機感のある状況にすればいいのでしょうか。ちょっと違います。
危機感の持てない人には特徴があるからです。次の項目で特徴を見て対策を講じましょう!

危機感がない人に見られる特徴 5つ

危機感がない人の特徴は5つあります。

・性格に楽観的な部分がある
・自分を正しく把握していない
・将来について考えらていない
・養うことや守ることがない
・変化を恐れる

詳しく見ていきましょう!

性格的に楽観的な部分がある

自分ならできるだろうといった楽観的な考えを持っています。そんな風に自分の能力を過信し、自分を疑いません。正確な判断ができず「どうにかなる」と考え、判断の正確性を低下させています。

自分を正しく把握してない

自分の能力を過信することなく把握すれば、改善の余地があるのですが、そうできません。今まで自分がやってきた事を見直し現状はどうなっているのかを把握できれば仕事の仕方に変化が現れます。

自分に出来ることは一体何なのかをしっかりと知れば、したことがないことに対して失敗する可能性が下がります。失敗してしまったとしても、自分のできる能力を使って、次にどういう行動を取れば失敗を取り返せるのか考えられますが把握していないと気づけません。

将来について考えられていない

将来のことをじっくりと考えていけば、徐々に不安や危機感などが生まれます。現状維持は進まなければできません。時間は動いているからです。そのために現状の捉え方を変え、「今はあるけど、明日にはなくなるかもしれない」と危機感を持てるといいですね。

養うことや守ることがない

誰にも何にも責任を持てないので養えたり、守ろうとする意識がありません。危機感の持てない人は、自分に対してもそう思っているのかもしれません。

変化を恐れている

これ以上変わる活力がない、諦めている、なぜこうなったのか分からない、考える気力がなく変化できません。危機感を持ってしまうと行動に移らなくてはいけないので、思考停止状態です。


さて、このような特徴がある人にどうやって危機感を持たせればいいのでしょうか。次の項目で見ていきましょう!

危機感のない人への手立て 7つ

危機感が持てない人への手立ては 7つあります。

・プレッシャーをかける
・不安を伝える
・疑う習慣を身につけさせる
・失敗した場合を伝える/考えさせる
・理想と現状の差を自覚させ、今やることを把握させる

詳細をみていきましょう!

プレッシャーをかける

周囲からのプレッシャーをかけられたときのほうが危機感を持ちます。

就業時間や業務締め切り時間に遅れたらそっけない態度を取ってみます。「遅れたから嫌われたかもしれない」といったプレッシャーをかけられます。新しい業務を任せたり、「君しかできないんだよ」と言った声かけをすることで周囲からの重圧で危機感につながります。

些細なことであってもプレッシャーをかけましょう。

不安を伝える

本人に危機感がない時、自分が不安であることを伝えます。根拠のない考え方で危機感を持っていないのなら「本当に大丈夫?」と、ともかく不安であるという事を伝えましょう。

自覚することによって、危機感は生まれますし「そういう考え方もあるのか」「世の中には色々な見方があるな」と受け止めてくれます。

この成果として、物事の対処法には何通りものパターンがあることがわかり常に予備を蓄えておくこともできるようになります。

疑う習慣を身につけさせる

「この考え方は本当に正しい?」「今のペースで間に合う?」「怠けている時間が多すぎない?」こうした声かけを行い、自分で自分を見つめるキッカケを作ります。「危機感がないことの危険性」を把握することで「今の状態がいつまでも続かない」と最悪の状況を考えるようになります。

失敗した場合を伝える / 考えさせる

「仕事が失敗したらどうなるか」「どれだけ多くの人に迷惑をかけることになるか」を伝えます。悪意があってやっているわけではなく本人が自覚していないので、失敗するイメージを伝えれば想像できるので、危機感を持ちやすくなり、行動が変わります。失敗した場合のことを考えることが出来るようになれば、失敗しないようにどうすればいいかにも意識を向けることができます。習慣になれば複数の失敗パターンを想定できるので確実に成長します。

理想と現状の差を自覚させ、今やるべきことを考えさせる

本人になりたい姿を聞いてみましょう。「それを実現させるために今はどうなっていたいか」を考えるよう仕向けます。理想と現状を知るために、自分の理想とそれに対しての現状がどうなっているかを書き出させます。「今やるべきこと」が浮かび上がれば、実行できていない自分に気づき「達成できないかもしれない」という危機感を待たせられます。

当事者意識や危機感は本人次第

仕事のモチベーション、やるべき理由、自分で見つけることそれが当事者意識。本人の「やりたい!」というはっきりした目的があれば、自然に身につくものです。

本人にとってやりたいことばかりではないと思います。そこで工夫し、苦手な作業をこなせる人、楽しめる人、「他人ごと」を「自分ごと」にできる人、与えられた課題に当事者意識を持てる人それが当事者意識のある人です。

そんな時にヒントと解決策を与え、楽しめるようにしていくことが上司の仕事です。

どれだけ目の前のものごとについて、「自分ごと」として考えられるか。それが危機感を持てるかどうか。本人が自分ごとにできれば「何とかしなければ」と思うはず。本人自身が自気づき、習慣化すればこっちのものです。理想が現実となり、より良い未来が得られます。

そのためのヒントを与え、習慣化を促すことも上司の仕事です。

当事者意識を持つことは自分だけでなく、周囲のことも心地よくするために持つものといえます。

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