転職して年収がアップするエンジニアと、ダウンするエンジニア

今回は、「転職と年収」をテーマにして、転職することで年収が上がるケースと転職をして年収が下がるケースをご紹介していきます。転職を検討しているエンジニアの皆さんは、ぜひご参考にしてみてください。

年収がアップする転職とダウンする転職がある

転職をすることで、年収がアップするケースもあれば、下がってしまう場合もあります。では、どのくらいの割合で、転職によって年収がアップしたりダウンしたりするのでしょうか。

「リクナビNEXT(※3)」が転職経験のあるエンジニア187人にアンケートを取ったところ、転職して年収が下がった人の割合は、58%だったそうです。反対に年収が上がった人は25%、特に変わらなかった人は17%でした。約6割のエンジニアが、転職によって年収が下がり、転職で年収が上がった人は、約2.5割程しかいないと考えられます。

転職によって、年収が上がるエンジニアと、下がるエンジニア。一体どこに、差があるのでしょうか。

転職で年収が上がるのはこんなエンジニア

「リクナビNEXT(※1)」によると、転職によって年収がアップしたエンジニアは、転職活動の時点で、年収アップが確実そうな企業のみを選んで、応募や面接をしていたそうです。そして、実際に内定を獲得した後、現在の企業への入社を決めた理由も、68%の人が「年収アップや待遇環境の改善」だったようですね。

この結果から、転職による年収アップを実現する為には「年収がアップしそうな企業」 にターゲットを絞って、転職活動をするのも1つの方法と言えそうです。

また、転職をするタイミングにも、年収アップの鍵が隠されていました。「DODA(※2)」の行った調査によると、28歳で転職したエンジニアは、他の年齢と比較して、年収アップの成功率が最も高かったそうです。また、27歳・29歳も年収アップの確立が高かったことから、20代後半という年齢は、転職による年収アップが成功しやすいタイミングと言えそうですね。q

転職で年収ダウンするのはこんなエンジニア

「リクナビNEXT(※3)」によると、転職の際に年収の交渉をする人の割合は、41%だそうです。そして、年収に関する交渉を行った人の場合は、転職後に年収が下がった割合が50%、年収の交渉をしなかった人の場合は、63%の人が年収が下がったというデータがあります。交渉をした場合もしなかった場合も、転職後に年収アップしたエンジニアの割合は、25%だったことから、年収の交渉が直接年収アップに繋がっているわけでは、ないかもしれません。しかし、交渉の有無で、転職後の年収ダウンの確立は13%程変わってくるので、年収の交渉をしなかったばかりに、転職後に年収が下がってしまう可能性もあるかもしれませんね。

また、20代前半の転職は、収入がダウンするケースも多いそうです。大手企業や外資系で若手SEなどとして働いている場合、入社時の年収が高く設定されていることがあります。その為、20代前半では、自分の実力や経験以上の年収を稼いでいる可能性があるのです。その状態で転職をした場合、前職の企業のように入社時の年収を高めに設定している企業でないと、年収がダウンしてしまう場合があります。そのような背景を知りつつ、現在の業務内容や職場などに不満や問題を感じ、転職を決意する若手エンジニアも、存在するそうです。年収がダウンする転職の例として、「年収よりも他の部分を重視する為の転職」が考えられそうですね。

転職で大切なのは、何を重視するか

いかがでしたでしょうか?転職によって、年収がアップするかダウンするかの差には、さまざまな原因が考えられますが、「何の為の転職なのか」という点も、影響しているように考えられます。年収アップの為に転職を考えているエンジニアは、最初から年収が上がりそうな企業のみを選んで活動していますし、業務内容に不満がある方は、例え年収が下がっても希望の職種に就けそうな企業を選んでいるように感じられます。何を重視するか、自分の転職活動の目的や譲れない部分を振り返って、年収アップや環境の改善などの目標が達成できる転職活動をしていきましょう。

[参考資料]