ソフトウエア業界で人気の企業ランキング(業績・平均年収ランキング)

ソフトウエア業界で人気の企業ランキング(業績・平均年収ランキング)

インターネットやパソコンを利用したシステムやサービスを支えている「ソフトウエア業界」。どんな業界でも、デジタル化やネット化が進んでいる今、ソフトウエア業界はほとんどすべての産業と関わりがあります。

今回は、「ソフトウエア業界」にスポットを当てて、ソフトウエア業界企業に関する2つのランキングをご紹介していきます。1度は社名を耳にしたことがあるであろう、人気の大手企業や、技術力の高さが売りの中小企業まで登場するので、ぜひ業界研究にお役立て下さいね。

ソフトウエア業界企業の業績ランキング

最初にご紹介するのは、ソフトウエア業界企業の業績ランキングです。就職活動をするにあたって、企業の人気や評判と共に把握しておきたいステータスの1つだと思います。各企業の業績を把握することで、ソフトウエア業界全体の動向や将来性も読み取れるためです。

ソフトウエア業界企業の場合は、業績の高さは技術力や製品の人気の高さを物語っているとも考えられます。パソコンなどのセキュリティソフトやシステムを取り扱っている企業であれば、業績の高さが消費者や企業からの信頼の高さの証拠とも言えそうですね。

以下は、平成25年~平成26年のソフトウエア業界企業の売上高を元にしたランキングです。

1位:日本オラクル
2位:トレンドマイクロ
3位:オービック
4位:オービックビジネスコンサルタント
5位:ジャストシステム
6位:エヌ・デーソフトウェア
7位:クレオ
8位:ACCESS
9位:ピー・ジー・エー
10位:ソースネクスト
11位:サイボウズ
12位:ソフトブレーン
13位:システム・テクノロジー・アイ
引用元:「業界動向.SEARCH.COM(売上高ランキング)(※1)」

普段、仕事をしたりパソコンをいじったりしていると、よく見聞きする企業名が上位に並びました。上位3位の詳しい業績については、後程ご紹介していきますが、1位・2位で市場を独占する結果となっています。

3位~9位の売上高は、104憶円~550憶円と比較的僅差。1位・2位の企業が業界全体の市場の大半を占めており、3位以下の企業で残りの市場を取り合っている印象を受けます。

ソフトウエア業界は、他の業界や産業と比べると、新しい産業です。その為、市場規模や労働者数、企業数も少なめ。平成25年~平成26年のソフトウエア業界の市場規模は、4167憶円でした(※2)。今後は、日常生活及びビジネスのデジタル化・ネット化は更に進んでいくと考えられます。それに伴い、ソフトウエア業界の需要もより高くなっていくと思います。今後の成長が期待できる産業の1つと言えるでしょう。

業績ランキング1位:日本オラクル

ソフトウエア業界の業績ランキングで首位に輝いたのは、日本オラクルでした。売上高は1549憶円で、ソフトウエア業界全体の市場が4167憶円(※2)であることを考えると、いかに高シェアかが窺える金額ですね。日本オラクルは、米国企業であるオラクル社の日本法人です。(※3)

業績ランキング2位:トレンドマイクロ

続いて、業績ランキング2位に輝いたのは、トレンドマイクロです。売上高は1083憶円となっており、2位という順位ですが、こちらも高シェアと言える高い業績をおさめています。トレンドマイクロは、セキュリティソフトの分野で国内首位を獲得しています。総合セキュリティ対策ソフト「ウイルスバスター」は特に人気が高く、日本だけでなく、北米・欧州・アジアでも展開しています。ウイルスバスターの開発・販売を主力事業としている企業です。(※4)

業績ランキング3位:オービック

業績ランキング3位のオービックの売上高は、550憶円でした。1位・2位には差をつけられている印象を受けますが、オービックの業績もまた、業界全体の市場の1割以上を占める高い業績です。オービックは、独立系システムインテグレーターです。システムインテグレーションなどの仕入・販売を主な事業としています。(※5)

ソフトウエア業界企業ランキング:平均年収ランキング

次に、ソフトウエア業界企業の平均年収ランキングをご紹介していきます。業界の収入の相場を把握しておくと、労働条件が適性なものか、ブラック企業でないかどうかなどを調べる際に、便利です。

以下は、平成25年~平成26年のソフトウエア業界各社の平均年収を元にしたランキングです。業績ランキングの結果と比較をしてみると、新しく企業の特徴や調べるべき点が見えてくるでしょう。

1位:日本オラクル
2位:ジャストシステム
3位:オービック
4位:トレンドマイクロ
5位:ACCESS
6位:ソースネクスト
7位:ピー・シー・エー
8位:サイボウズ
9位:オービックビジネスコンサルタント
10位:エヌ・デーソフトウェア
11位:システム・テクノロジー・アイ
12位:ソフトブレーン
引用元:「業界動向.SEARCH.COM(平均年収ランキング)(※6)」

ソフトウエア業界企業の平均年収ランキングは、業績ランキングの結果と比較して、若干の順位の変動はあるものの、上位はほぼ同じ顔ぶれとなりました。

ちなみに、2015年に統計された労働者の平均年収は440万円(※7)。今回は、この金額を標準的な年収として考えます。ソフトウエア業界企業では、12位のソフトブレーンの平均年収が568万円となっており、ランキングに登場した12社全てが、標準的年収よりも120万円以上も高額な収入を得ていることになりますね。

平均年収ランキング1位:日本オラクル

業績ランキングで首位だった日本オラクルは、平均年収ランキングでも1位に輝きました。平均年収は、1010万円と、大変高い金額です。日本オラクルは、データべース管理システムを中心に、ハード・ミドル・ソフトウエアの開発を手掛けている企業。また、コンサルティングや教育事業などの分野でも活躍しています。(※3)

平均年収ランキング2位:ジャストシステム

続いて、ランキング2位に輝いたのは、ジャストシステム。平均年収は、827万円でした。こちらも、上記で標準としてご紹介した440万円という金額を大幅に上回っています。ジャストシステムは、日本のソフトウエア開発会社で、本社は徳島県徳島市に置かれています。「一太郎」や「ホームページ・ビルダー」なども、ジャストシステムが開発したものです。(※8)

平均年収ランキング3位:オービック

業績ランキングと同じく、平均年収ランキングでも3位を獲得したオービックの平均年収は、773万円でした。オービックは、主力事業であるシステムインテグレーションの他に、サポートやOA機器などの仕入・販売も行っています。(※5)

変化の激しいソフトウエア業界

IT業界は変化が激しい業界だと言われていますが、そんなIT業界に対応するソフトやシステム、サービスなどを開発・管理しているソフトウエア業界もまた、変化が激しい業界です。ソフトウエア業界において大切なのは、常に変化の流れを読み取り、新しいものや知識・技術を取り入れていくことです。

ソフトウエア業界への就職を考えている方は、これからも業界研究・情報収集を続けて、最新の動向や変化をチェックしていって下さいね。

ソフトウェア業界の動向や課題を研究したい方はこちらの記事も確認しましょう。

記事:ソフトウエア業界の現状・今後の動向・将来性

[参考資料・引用元]
※1「業界動向.SEARCH.COM(売上高ランキング)」
※2「業界動向.SEARCH.COM(ソフトウエア業界)」
※3「年収ラボ(日本オラクル)」
※4「年収ラボ(トレンドマイクロ)」
※5「年収ラボ(オービック)」
※6「業界動向.SEARCH.COM(平均年収ランキング)」
※7「DODA 平均年収ランキング2015」
※8「年収ラボ(ジャストシステム)」