手取り12 万円の生活|一人暮らし・家賃・貯金・子ども育児の実態

結論として、手取り12万円で一人暮らしは可能ですが、かなりギリギリの生活になります。家賃は3万5千円前後くらいが上限で、貯金は節約によって捻出する必要があります。手取り12万円では結婚も難しいですし、二人ともフルタイムで働くと家事や子育てもかなり大変です。

手取り12万円だと月収、時給はいくらくらい?

この記事では、手取り12万円のケースの生活実態についてくわしく取り上げていきます。まず、手取り12万円というのは月収12万円とは違います。手取り12万円とは、法定控除(所得税・住民税・健康保険・厚生年金・雇用保険など)を引かれた、実際に銀行口座に振り込まれる金額のことを言います。

法定控除の合計額が仮に3万円だとすると、手取り12万円の人の月収は15万円になります。月に20日間働いたとして、時給は概算で950円ほどになります。

手取り12万円の仕事にはどんなものがある?

手取り12万円の仕事にはどんなものがあるでしょうか。具体例を挙げていくと、コンビニ・スーパーなどの店舗スタッフ、ファーストフード・ファミレスなどの飲食店スタッフ、試験監督、居酒屋のホールスタッフ、コンサート・テレビ・展示会などのイベントスタッフ、ショッピングモールやデパートなどの店舗スタッフなどがあります。そのほとんどがアルバイト採用で、正社員ではない非正規雇用というケースが圧倒的です。

手取り12万円で生活はできる?

実際のところ、手取り12万円で生活はできるものなのでしょうか。一人暮らしなのか家族がいるのかなどでも状況は大きく変わってきます。ここでは、一人暮らし・家賃・貯金・子どもを持てるかに焦点を当て、かかってくる生活費と比較しながら検証していきます。

手取り12万円で生活可能?「一人暮らし編」

生活するのに必ずかかるお金として、家賃、食費、税金、交通・通信費、光熱費、日用品費、医療費などが挙げられます。手取り12万円の場合、各出費にどのくらいまでお金をかけられるのかを考えていくと、ひとつの例として大体下記のような形になります。

例:一人暮らしのケースの出費内訳(1ヶ月間)

・家賃 約3万5千円
・食費 約3万円
・税金 約1万円
・交通・通信費 約1万5千円
・光熱費・水道代 約7千円
・日用品費 約1万3千円
・医療費 約1万円

これらを合計するとちょうど12万円になり、ここから節約をするなどして、娯楽費や貯金、その他諸々のお金を捻出していくことになります。

一人暮らしは可能だが厳しい

数字が示す通り、手取り12万円では一人暮らしでもかなり厳しい生活になりますので、家族を養って生活していくことはほぼ不可能に近いです。節約やちょっとした副業などを取り入れながら、うまくやりくりしていくことで一人暮らしすることは可能ですが、それでも生活が厳しいことに変わりはなく、現状より高い給料をもらえる仕事を、根気強く探した方がやはり良さそうです。

手取り12万円で生活可能?「貯金編」

一人暮らし編で示した通り、通常の場合、手取り12万円では貯金はほぼできません。どうしても貯金をしたければ、今よりも高い給料の仕事に就くか、もしくは節約をするしかありません。

節約について

高い給料の仕事に就くアドバイスについては転職支援サイトに譲るとして、ここでは、節約についてできる限り触れていきます。

節約は、すぐに始められて、なおかつ節約額が大きいものから行って行くと効率的で効果的です。逆に税金や交通費など、節約しようとしてもできない出費もありますので、そういった出費はお金として見ないであらかじめ別にしておくことで、可処分所得額が分かりやすくなります。

すぐに始められて、なおかつ節約額が大きい出費とは?

すぐに始められて、なおかつ節約額が大きい出費にはどんなものがあるでしょうか。順に紹介していくと、まず、新聞などの定期購読を、ネットで無料で読めるYahoo!ニュースなどで済ませて、解約してしまうことが挙げられます。

次に、契約しているスマホや携帯電話の月額プランが、自分の求める条件で一番安いものになっているかを確認し、そうでなかったら一番安いプランに変更します。また普段インターネットを利用しているのなら、プロバイダ契約もその携帯キャリアで行ってしまい、そこで割引特典を受けて節約をします。

そのほか、不要な保険に入っていたら解約をしたり、年会費のかからないクレジットカードだけを所有し、年会費のかかるクレジットカードを解約するなどが行えます。

食費も削ることが可能!

次に、食費も削ることができます。もっとも節約しやすいのは、仕事の時に食べる食事です。例えば、日勤の方であれば、昼食を仕事先で摂るでしょうが、外食やコンビニなどを利用した場合、飲み物代も入れると安くても1回あたり700円くらいはかかってしまいます。

これを弁当と水筒に切り替えます。手間はかかってしまいますが、毎日のことですので、これができるようになると家計は大助かりです。

フードコンテナやレトルト食品を活用!

今ではフードコンテナと言った、冬でも温かいまま食べられる商品容器も充実しています。白米用、おかず用、味噌汁用として3つ用意すれば、かなりしっかりとした食事を摂ることができます。白米は自宅で炊いたものを、おかずと味噌汁はレトルト食品やインスタントのものを活用すれば、簡単かつ食費を安く抑えることが可能です。

1食あたり300円で食べられれば、1日あたり400円、1ヶ月に20日働けば8,000円もの節約になります。

工夫次第で、可能性はぐんと広がる。


これまでに挙げた方法だけを試しても、月に1万円の節約にはなります。あとは工夫次第で、可能性はぐんと広がります。

手取り12万円で生活可能?「子ども編」

一人暮らし編で示した通り、手取り12万円では、貯金に回せるお金も娯楽費もほとんど残らないので、結婚、ましてや子どもを養うということはかなりハードルが高いと言えます。

パートナーにも働いてもらうことで、結婚は可能かも知れませんが、生活のために二人ともフルタイムで働いてしまうと、家のことまで手が回らなくなってしまい、子どもを育てることはかなり大変になることが予想されます。

結婚・子育てには、ある程度のお金と時間の両方が不可欠

結婚・子育てには、ある程度のお金と時間の両方が不可欠です。手取り12万円より高い給料の仕事を探すなど、それを満たす方法を模索する必要がありそうです。

労働条件への不満が転職理由になることも

「収入を上げたい」「残業を減らしたい」という気持ちは、転職理由としても上位に上がります。

■転職理由3位:「給与に不満がある」
■転職理由4位:「残業が多い/休日が少ない」
■転職理由11位:「会社の評価方法に不満がある」
■転職理由18位:「人間関係が上手くいかない」
(出典:DODA2016年データ)

企業の社風によっては、交渉をしても労働条件が変わらないことも。交渉をしにくい、不満を言いにくい空気が漂う職場もあると思います。自分の力で職場の制度や風土を変えることは難しい。だからこそ、他の職場に身を移す決断をするようです。

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