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転職/退職時に離職票は必要?離職票がいらないケースとその理由

初回公開日:2017年05月30日

更新日:2020年02月13日

記載されている内容は2017年05月30日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

退職ノウハウ

退職すると、退職した会社から「離職票」が送られてきます。辞めた会社から送られてきたものなんて、いらないから捨ててしまおう…と思うかもしれませんが、ちょっと待って!離職票はいらないと思っている方、とてももったいないことをしていませんか?

転職や退職の際に離職票はいる?いらない?

離職票とは

「離職票」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。普段はあまり耳にする機会がありませんが、退職する人にとっては、離職票はとても重要な書類です。なぜなら、退職後に「失業手当」を受給するには、離職票が必ず必要になるからです。辞めた会社から送られてきたものなんて、今更いらないと思って捨ててしまったり放置してしまうと、せっかく失業手当を受給できるのに、申請手続きができなくなってしまいます。 では、この離職票には、どういう意味があるのでしょうか。 離職票は、在職中に雇用保険に加入していた人が「雇用保険に加入していましたよ。失業手当をもらう資格がありますよ」ということを証明する書類です。退職後に失業手当をもらうためのものですから、在職中にはこの書類とほとんど関わることがないのです。離職票には、在職中の賃金や就職していた会社の名称や所在地、退職理由などが書いてあります。受給できる失業手当は、この離職票に書いてある内容をもとに算定されますので、離職票が届いたら、必ずきちんと目を通して事実と相違がないか確認しましょう。

退職が決まったら離職票がいつもらえるのか確認しよう

退職したあとに離職票をもらうのは面倒だ。辞める最後の日にもらえないの。と思う方もいるでしょう。しかし離職票は、在籍している最終日までの賃金を記入しなければなりませんので、最終日に離職票を渡すことはできないのです。 たいていは離職票は本人が希望しなくても、退職後に自宅に郵送してもらえますが、まれに会社側が忘れていたり、いらないだろう、と思っていたりといった理由で、送られてこないというトラブルもあります。退職が決まったら、必ず社内の手続きを担当する人に、「離職票はいつごろもらえますか?」と確認しておきましょう。もし離職票がいるかいらないかを聞かれたら、「いる」と答えておきましょう。「いらない」と答えてしまうと、あとあと困ることがないとも限りません。

離職票と一緒に届くもの

離職票は、「離職票1」と「離職票2」の2種類があります。この2枚がセットになって届きます。どちらか1枚だけでは手続きができないので、必ず2枚セットにして保管してください。 そのほか、一般的に離職票と一緒に届くものとしては、「雇用保険被保険者証」があります。これには雇用保険に加入したときの被保険者番号が書いてあります。被保険者番号は、就職先が変わっても番号は変わることがありません。1人につき生涯1つの番号となるので、再就職した時には、再就職する会社に雇用保険被保険者証を提出して、自分の被保険者番号を会社に知らせる必要があります。離職票と同様、なくさないように注意してください。 退職する会社によっては、失業手当を受給するための資料を同封してくれることがあります。失業手当はハローワークで申請手続きをしますが、その詳細が書いてある場合は、資料をよく読んでいつ何をどうすべきなのか頭の中で整理しておくことをお勧めします。もし疑問があれば、失業手当や離職票、雇用保険についての相談はハローワークでできます。

雇用保険手続きに離職票はいらない?

退職した時の雇用保険手続きに離職票はいらないのか?

退職したときには、加入していた雇用保険から抜けることになるので、「資格喪失」という手続きをします。しかしこれは会社側で手続きをするので、退職する人がすることはありません。退職した人は、会社で資格喪失手続きをして作成された「離職票」を持参してハローワークで失業手当の受給をするための手続きをすることになります。一部例外として離職票がいらない場合もありますが(詳細については次の項目で詳しく解説します)、退職したら離職票は必ず要るものだと思ってください。離職票は、あって困ることはありませんが、なくて困ることはあります。

就職したときの雇用保険手続きに離職票はいらないのか?

再就職したときには、また新たに雇用保険に加入する手続きをします。この加入の手続きは再就職した会社側でする手続きなので、再就職した人が直接手続きをすることはありません。しかし加入の手続きをしてもらうためには、自分の雇用保険被保険者番号を知らせなければなりません。「あなたの雇用保険被保険者番号は何番ですか?」と聞かれてその場ですぐに答えられる人はほとんどいませんが、被保険者番号は、「雇用保険被保険者証」に書いてあります。 「雇用保険被保険者証」は多くの場合、離職票と一緒に届きますので、届いたら大切に保管してください。もしすぐに就職が決まって離職票が手元にある方は、離職票にも被保険者番号が記載してあるので、離職票を新しい会社に提出して手続きをしてもらうことも可能です。次の就職先が決まっているので離職票はいらない、と言って離職票をもらっていない人は、雇用保険被保険者証を大切に保管しておいてください。

退職や転職時に離職票がいらないケースとその理由

退職前に再就職先が決まっている人は離職票はいらない

退職後起業する人は離職票はいらない

離職票は失業手当を受給するために必要なものですが、失業手当は再就職を目指す人に支給されるものです。退職後、独立して起業する人は、「就職」するわけではないので、失業手当はもらえません。退職して起業することが決まっている人は、離職票はいらないと言えます。最初から起業するつもりで退職したのに、就職先を探しているふりをして受給すると、不正受給となりますので、この点は注意が必要です。なお、受給している人が就職活動をしていくなかで、途中で起業を決心した場合は、4週間に1度ハローワークで求職活動をする認定日があるので、このときに正直に申告してください。

結婚や妊娠を理由に退職する人は離職票はいる?いらない?

結婚・妊娠で退職する女性は珍しくありません。結婚しても働きたい、という方は通常の求職者と同じですので、離職票を持ってハローワークで手続きをすれば失業手当を受給できます。しかし専業主婦となって家事に専念する場合は、失業手当はもらえないので、離職票はいらないことになります。 また、妊娠を理由に退職する人は、すぐに就職をすることはできないので、出産後育児に専念するのか、就職するのかでかわってきます。出産後育児に専念し、就職する意思がない人は離職票はいらないことになります。しかし出産後は働きたい、という方は、通常、受給可能期間は離職後1年のところを、3年プラスした期間が受給可能期間になります。申請すれば出産後働きたい方には失業手当が受給できるので、離職票がいらないと思った方も、早めに受給期間の延長手続きをしましょう。

定年退職する人は離職票はいらない?

定年退職する人は、退職したら趣味を楽しみながらのんびり過ごす、という方もいると思います。定年後は就職しないのであれば、離職票はいらないことになります。しかし定年退職後も働きたい、という就労意欲がある方は、失業手当を受給しながら再就職先を探すことが可能です。この場合は、離職票は必要です。健康ですぐ働ける状態であり、65歳未満の方で、定年後も働きたいと思っている方は、離職票はいらない、と思いがちですが、定年後も働く意欲があれば離職票はもらっておきましょう。

離職票はいらないと思ってもあったほうがいい

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