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ゼネコンの仕事は激務なのか?|ゼネコンの職種別の激務度の違い

更新日:2024年10月28日

職種研究

ゼネコンと呼ばれる総合建設業は、若者たちにとって、仕事としてトライしたい職業の1つ。でも、仕事内容は「激務」と聞いています。実際には、どうなのでしょうか?本当に激務ですか?就職活動をしているあなたに向けて、ゼネコンの現実を経験者である私がお伝えします!

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ゼネコンとは何?

ゼネコンは建設業者!

ゼネコンは、土木そして建築工事すべてを請負契約で行う建設業者です。まず仕事を引き受けます。そして決められた日付までに仕事を終わらせるという約束をした上で、それに対する報酬を受け取ります。 「スーパーゼネコン」と呼ばれるゼネコンの中でも大手企業は、大型の施設を手掛けています。手がける仕事の中には超高層ビルがあります。それだけでなく、ダムや橋、娯楽施設の建設も行います。そう考えると、若者にとっては、夢が膨らむのではないでしょうか?「地図や歴史に残る建築物を建てたい!」という気持ちになるのも、不思議ではありません。

チャンスが多いゼネコン!

とりわけ、今は就活中の人にとって、建設業で働くことはチャンスの時期と言えます。なぜなら、リーマンショック以降、ゼネコンを含む建設業の仕事量は深く落ち込んでいました。しかし最近は、大型イベントの開催や公共事業の活性化などにより、建設が盛んに行われています。その結果、人手不足が深刻になるほどの大忙しとなっています。 2020年には東京オリンピックが控えています。ですので、「建てるものがない!仕事がない!」ということにはならないでしょう。しかし、「ゼネコン」で働いてよいのでしょうか?かなりの激務で、仕事を続けることはおろか、始めることさえできないと感じるかもしれません。 では、ゼネコンの中で行われている様々な職種を調べ、どれほどの激務なのか、ゼネコンについてよく知っている「私の個人の視点」からご紹介します。 ゼネコンの職種は下記です。 ・営業 ・設計 ・現場職(現場監督・施工管理・設備) ・事務 ・研究開発

①営業!激務度60%

コミュニケーションが大事!

どの営業職もそうですが、発注者とよく話し合い、要望を理解する必要があります。要望を聞きながら、こちらからも提案して、仕事に取り組むためのスタート部分を作ります。営業するスタッフが仕事を取れなければ、他の部門に仕事が行かないので、重要な部分の1つといえます。 ゼネコンの営業職は、色々な意味で「激務」といえます。発注者の願いを聞きながらも、しっかりとした線引きをする必要があります。こちらの言い分も含めないといけません。また、相手先と仲が良くないと仕事が得られません。それで人付き合いが重要になります。 打ち合わせは、他の業界に比べて多いです。打ち合わせだけでなく、接待も必要になるでしょう。打ち合わせに関して言えば、話し合うその日だけでなく、事前に書類を作成しなければならないのです。よく考えて見積もりや提案書を作らなければなりません。

人付き合いも仕事の一部!激務の原因に

依頼主との「接待」に関しては、何と言えるでしょうか?土日や祝日を使いながら、ゴルフなどの接待が必要な時があります。面倒に感じることもあるかもしれませんが、依頼主の機嫌を損ねるとすべての仕事を失ってしまいます。実際の仕事だけでなく、その他でも依頼主と接する必要があるので、体力的にも厳しいことがあるかもしれません。 とはいえ、ゼネコンの営業職はやりがいがあります。大きなお金が「動くか・動かないか」が関係する重要な部署なので、仕事が得られた時の達成感は人一倍といえます。人間付き合いに疲れることもあるかもしれません。でも、諦めず辛抱強く営業をして、仕事が取れたときの嬉しさは計り知れません。

設計!激務度70%

激務で倒れそう!案件を複数同時に作成!

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初回公開日:2017年05月27日

記載されている内容は2017年05月27日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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