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「経験を活かす」と「経験を生かす」の使い分け・志望動機の例4つ

更新日:2024年03月15日

言葉の違い

履歴書での「経験を活かす」という事についてご紹介します。履歴書や志望動機では、経験をアピールできると有利とされています。経験があると有利になるものですが、「経験を活かす」という事がうまくアピールできていなければ、今までの貴重な経験も台無しになってしまいます。

例2:ボランティアの経験を活かす

「私は、学生時代はボランティア部に所属しており、多くの人とかかわることで、あらゆる年代の方でも、人と話をすることで気持ちが楽になるということを学びました。その経験から、私もいつでも他人の話に耳を傾けられる人間でありたいと思います。 私は、この経験を誰かの助けを必要としている人が多くいる御社の仕事で活かして、今後も誰かのお役に立ちたいと思い志望いたしました。

例3:バードウォッチングの経験を活かす

「私はバードウォッチングが趣味です。高校生のころから地元のバードウォッチングの同好会に入って活動をしていますが、私が所属している同好会では、半数以上が定年退職を迎えた方です。定年退職を迎えた方々が多いですが、共通の話題は無限にあるので、あらためて世代は関係ないと感じました。 私は、この経験を高齢者の方々と接する機会が多い仕事で生かしたいと考え、御社へ志望いたしました。

例4:部活のキャプテンとしての経験を活かす

「私は学生時代、野球部に所属をしており、中学生から大学の現在に至るまで最終学年ではキャプテンを務めてきました。チームで問題が起きたときは、問題解決に向けて、仲間を助けることを心がけ、自分に何か起きたときや仲間に何か起きたときには、真っ先に助けるということの大切さを学びました。 私は、この経験をチームワークが必要な仕事で生かしたいと考え、御社へ志望いたしました。

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「経験を活かす」と似た表現

「経験を生かす」という使い方は、今までの経験を対象のことがらに対し力になれるようにという意味合いで使われる言葉です。今までに育ててきた経験という観点から、似たような表現もあります。

「培った経験」

「培った経験」という言葉は、今までの部活動などの自分の行動を元に育まれた経験という意味で使われている言葉です。 例えば、「アルバイトでの経験を生かす」という文章と「アルバイトで培った経験」という文章はどちらも、アルバイトで育てられた経験ということから、似たような意味になります。 培った経験を生かすというこの2つの言葉を足した文章は、育まれた経験をあなたに使いたいという意思の表れです。

「培う」の意味

培うは、長い時間をかけて育てるという意味の言葉です。経験を活かすために、部活動やサークルなどの活動をすることによって、経験自体を育てているという意味になります。

培うとは、Weblio辞書によると、長い時間をかけて育てるという意味

履歴書には「活かす」も「生かす」も使える

志望動機には「活かす」も「生かす」も使えます。「経験を活かす」というときに、「生かす」「活かす」どちらも使います。 実は厳密にいえば、「経験を活かす」は常用外の使い方です。しかし学校では「経験を活かす」も「経験を生かす」も両方教えていますので、志望動機に書くときは、どちらの字を書いても問題ないでしょう。

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初回公開日:2017年05月31日

記載されている内容は2017年05月31日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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