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更新日:2024年07月31日
ビジネスシーンでよく使われる「判断を仰ぐ」という言葉ですが、正しい意味や使い方を理解している方は少ないのではないでしょうか。今回はそんな「判断を仰ぐ」の意味や使い方を例文を交えてご紹介していきます。もう「判断を仰ぐ」を使うときに迷う必要はありません。
目次
メール文の例として、 ・「来週、本案件につきまして判断を仰ぎに伺いたいと存じますが、来週中のご都合はいかがでしょうか」 ・「月末までに判断を仰ぐことがもし可能でしたら、弊行のスタッフが来週以降のどの平日にも参ります。どうぞ日時をご一報ください」 ・「この度は、先生の判断を仰ぐことが適いまして、弊社スタッフ一同、深く感謝しております」 などです。 これら三例からも、会話と変わりなく使用していることが理解できるでしょう。判断を仰ぐに続く表現が、相手を敬い、自分についてはへりくだる、という鉄則も、三例に共通して守られていることも、わかります。
敬語には、目上の人を敬う尊敬語、です、ますに代表される丁寧語、そして話者である自分をへりくだる謙譲語の三種類があります。これらの三種類をうまく使い分けることができれば、ビジネスシーンでの会話や、メールでのやりとりも、怖くはありません。最近では、社内での情報の共有に価値が置かれ、目の前にいる相手に対してのメッセージであっても、後に他のメンバーが情報を共有できるように、メールでやり取りを行う形態が増加傾向にあります。 数あるビジネス用語のメール上での使用法を理解しておくことの重要性は、今後もますます強まるでしょう。「判断を仰ぐ」のように、会話で使える言葉がそのままメールにも使えるケースとは別に、話し言葉では多用されても、メールでの書き言葉には使わないといった表現もあります。これらの違いを体得するコツは、こわがらずにビジネスシーンでの発話やメールに積極的になることです。 また、よく言われることですが、言葉は生き物です。間違えてしまうことを気にするよりも、相手に伝えたいというその気持ちを大事にすることで、相手には話の要は伝わるものです。多少の間違えは気にせずにビジネスシーンでの会話を体得していこうとする、前向きな姿勢は、言葉やマナー面で注意をされることがあっても、やがてはあなたの評価を上げていくでしょう。敬語の使い方に迷った時は、身近な先輩に正誤の判断を仰ぐことを、マイルールと決めておくのも、一案かもしれません。
いかがでしたでしょうか。今回はビジネスシーンでの「判断を仰ぐ」についてご紹介してきました。なかなか使い方が難しい「判断を仰ぐ」ですが社会人として適切な言葉を使うことはとても大切です。今回を機に「判断を仰ぐ」を正しく使用できるように気をつけましょう。 今回の記事が読者の皆様のお役に少しでも立てれば幸いです。
記載されている内容は2017年05月31日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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