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更新日:2024年08月27日
上記は会社に所属して設計や監理に携わる場合の話ですが、一級建築士の資格を持って仕事をする多くの人は「いずれは独立して自分の設計事務所を開きたい」という夢を持っているのではないでしょうか。 会社からの給料が上司の査定で決まるのに対し、独立した場合は、自分で設定した設計料から必要経費を差し引いた金額が、そのまま収入になります。 実力が上がり、世間に認められてコネクションが増えてくれば、設計料を上げても仕事が来るようになっていきますから、収入の増加が望めます。一級建築士として会社に勤めていても年収1000万を達成するのは簡単ではありませんが、建築家として独立して有名になった日には、数千万円の年収を得ることも決して夢ではありません。
しかし独立すれば、当然ながら仕事が来ない限りお金は1円も入ってきません。最初のうちは仕事ができたとしても、実力不足で顧客の満足する結果を出せなければ、すぐに全くの無収入となってしまいます。 独立を考えるなら、自分の能力や人脈の広さを冷静に把握し、見通しを立てた上で判断することが大切です。
現代の日本を代表する建築家といえばこの人。 工業高校卒から設計事務所でのアルバイト経験と独学のみで建築士資格を取り、2度にわたって世界を放浪するなどして建築的感性に磨きをかけた後に「安藤忠雄建築研究所」設立。まさに自らの力だけを頼りにキャリアを築き上げてきた、建築界の巨人的存在です。代表作は「住吉の長屋」「光の教会」など。最近では、物議をかもした新国立競技場のデザインコンペにおいて審査員を務めました。
その新国立競技場コンペで、一度勝利しながらのちに不採用となったザハ・ハディド案に代わり採用されたのが、この隈研吾氏のプランです。 東京大学大学院卒業後、当時「気鋭の若手建築家」として活躍していた安藤忠雄氏に同級生の多くが憧れるのを見て、「自分はあえてその逆を行こう」と決意し、大手の日本設計に就職。その後戸田建設、コロンビア大学の客員研究員などを経て自身の設計事務所を設立し、現在も世界中で活動を続けています。 木などの自然素材を積極的に用いた、自己主張せず周囲の環境に溶け込む作風が特徴です。代表作は「サントリー美術館」「水/ガラス」など。
長年建築家として活躍し数々の受賞歴を誇る著者が、建築家として生きるためのノウハウを分かりやすく説明した指南書。 設計コンセプトの立て方やプレゼン資料作成のポイントなど実践的なことから、より学びを深めるために読むべき書籍まで紹介されています。 建築を学ぶ学生や新入社員にとって、「仕事の基礎」を身につけその先へ進んでいくための優れた自己啓発本です。
上でも触れた世界的建築家、安藤忠雄氏が語る自らの「敗戦」の記録。 才能溢れる建築家が労力をかけて練り上げたアイデアでも、コンペに勝利する確立はせいぜい1割か2割。苦しみ抜いて作り上げた数々の建築原案は、そのほぼ全てが実現されずに終わるのです。けれどもそんな絶望的な闘いの中にこそ本当の創造があり、そこから学べるものがあるといいます。 建築家としての心構えを学ぶために、必ず読むべき本のひとつです。
記載されている内容は2022年11月19日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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