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【履歴書】本籍の書き方と例・本籍の記載が必要な理由

更新日:2024年11月02日

書類選考・ES

面接に行くときは必ず作成する履歴書。その履歴書の記載項目の中に「現住所」と「本籍地」という欄がありますよね。現住所だけで良さそうなのに・・・なんでいるのでしょうか。ここでは「履歴書の本籍の書き方などに関してお伝えしていきます。

戸籍の原本内容の一部のみ抜粋したものを写している書面で、戸籍に入っている一個人の事項のみを抜粋して写したものです。戸籍抄本は「個人事項証明書」と最近では名称変更しています。 使用する時 ・パスポート申請時 ・生命保険請求時 ・年金受給時

履歴書に本籍ってなんで書くの?

履歴書・エントリーシートに家族構成、家族の職業の記入欄がある場合、またそのような面接がある場合、本人の生まれた地、家族構成、職業を尋ねるのは好ましくないとされています。 厚生労働省により就職機会均等を確保するため、応募者の基本的人権を尊重した公正な採用選考を実施するように雇用主に対し指導がされています。

普通の企業では必要ない

履歴書には現住所が書いてれば良いはずではと、そう考えてしまうのはあなただけではありません。最近の履歴書には本籍地を書かなくても良い書式も多くあります。また面接時にもわざわざ本籍地を聞いたりしません。

一般的な企業では本籍地は、会社内で必要がないため記入しなくても良いです。しかし、公務員、金融業となると本籍地が必要になる場合もあります。 また企業の安全・管理を守る警備員にも本籍地を求められることがあります。警備会社の場合は住民票のほかに、身分証明書が必要であり、パスポートやクレジットカード、運転免許証などではなく、本籍地で発行している身分証明書が必要なのです。警備会社の場合は企業から大事な財産やセキュリティー情報を握っているわけですので厳しいようです。 履歴書の書き方で悩んだり、上手な履歴書の書き方に関して知りたいという方は是非エージェントを活用しましょう。複数のエージェントを評判別でご紹介している記事がありますので、自分の理想に近いエージェントを探してみましょう。

会社を見定める一つのポイントにもなる?

履歴書によって、また会社・職業により「本籍地」を求められるかは異なってきますが、 最近ではプライバシーの関係上本籍地は記入しないことが多いのです。本来の目的では「雇用機会の均等」「人権の尊重」など、基本的人権を守る意味であると言われています。しかし、悪い企業によって本籍地によって差別することがあるのです。

もし会社側で本籍について聞かれた場合は、少し疑うことも大切かもしれません。コンプライアンス研修がしっかりされている先端の企業では本籍を求めることは一切ないのです。

人権問題にもなる

結婚・就職

婚姻届、履歴書で本籍を調べ、在日韓国人・朝鮮人、アイヌ、被差別部落、琉球王国出身者と思われるような場合、不当なことをされる事例が残念ながらあるようです。 このような人権差別が起きないように、個人情報保護法、人権全般の観点から安易に本籍地記載や戸籍謄本の提出を求めないようになっています。

運転免許証

運転免許所もICチップを投入したことによって本籍の表示が無くなったのはご存知であると思います。表示されないことで、不当に扱われないように留意されています。

ここで簡単に!履歴書を書くポイント

履歴書を書くときには以下にポイントをしっかり押さえておけば問題ないです。

履歴書を書くときはキレイな字で書く

面接で話を始める前に、面接官が「あなた」というものを知ることができるのが 履歴書です。字が汚い人でも「誠意」がこもっていれば、真剣さと熱意は伝わるものです。丁寧に、キレイに書くことを心がけましょう。また空欄がないようにしっかり埋めていきましょう。本籍地の記載も忘れないようにしましょう。

次のページ:履歴書の本籍の書き方と書き方例
初回公開日:2017年05月24日

記載されている内容は2017年05月24日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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