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更新日:2024年07月30日
皆さんは「身の引き締まる思い」という言葉を日常でよく耳にするでしょう。しかし、正しい意味や使い方をしている方は少ないのではないでしょうか。今回はそんな「身の引き締まる思い」の意味や使い方、類義語の紹介や実際にどのように使用するかなど、詳しくご紹介していきます。
目次
昇進した人や、新天地に引越して行く人などが、「身の引き締まる思い」という表現を使って挨拶をすることがあります。この「身の引き締まる思い」とはどんな思いなんでしょうか?正しい意味は「気持ちを新たにする」「より一層真剣に取り組むもうと決意する」という意味です。 前向きにまた新たな気持ちで頑張ろう、という表現ですので、新年度や昇進・栄転をする人が使うことが多い言葉です。
「前向きな気持ちで新たに頑張ろう」と思うといったら、昇進のほかにも、人生の一大事・結婚式があります。実は「身の引き締まる思い」は結婚式でもとてもよく使われる言葉です。ことに披露宴では、新郎からお招きしたお客様に挨拶のスピーチをすることがありますが、この挨拶でお祝いをいただいたお客様に「身の引き締まる思いがいたします」と謝意を述べることが多いです。もし結婚式に招待されたら、新郎のスピーチに耳をかたむけてみるといいかもしれません。
・私のような若輩者がこのような大役を仰せつかりまして、嬉しい反面、身の引き締まる思いがいたします。 →昇進というのは本人にも嬉しいものですが、同時に責任も重くなるものなので、やはり緊張感もあるものです。喜んでばかりではなく、更なる精進も望まれますので、この緊張感を「身の引き締まる思い」と表現するのはよくあることです。
・転任先では、皆さまの教えを胸に、より一層の努力をお約束いたしますとともに、あたたかい励ましのお言葉を賜り、身の引き締まる思いでおります。みなさまのご健康とご活躍を心よりお祈りいたします。 →それまで勤めたいたところから新たな赴任地に向かう時は、たいてい送別会が開かれます。送られる側は送別会を開いてくださった方々に挨拶をするのが通例なので、このような挨拶を考えておくといいでしょう。
「身の引き締まる思い」とは、新たな気持ちで、という意味ですあり、この言葉を別の言葉で言い表すとしたら、「初心に返って」「思いを新たにする」「決意を改める」「気持ちが引き締まる」といった言葉になるでしょう。 ビジネスの世界では、新たな部を新設したり、新店を出店したり、転任したり、ということが多いものです。また、それに伴って、人も動くものです。このような会社の異動で再出発をするときには、また新たな気持ちで、という意味で「身の引き締まる思い」という言葉で言い表すことができます。
入社式や歓迎会では、新人が挨拶をすることがよくあります。新入社員が多い会社では、代表が一人だけ挨拶をする場合もあります。今まで学生だった方が社会人になるのですから、当然生活が大きく変わります。また心構えも一新するものです。何もかもが新しい中に飛び込んでいくのですから、緊張もします。このようなときの挨拶にも「身の引き締まる思い」はたいへん良く使われます。 類義語として上に挙げた「初心に返って」はどちらかというと、ある程度同じ環境で過ごしてきた方が違う環境に飛び込んでいくときに使われることが多い言葉ですが、社会人一年生となるときに、大学一年生となったときの気持ちを思いだして、あのときの気持ちを忘れずに初心に返って、と言うのはよくあることです。このときの気持ちは「身の引き締まる思い」と表現することもできます。
記載されている内容は2017年05月31日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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