IT人材のためのキャリアライフスタイルマガジン

「身の引き締まる思い」の意味と使い方・例文や類語・メールでの例

メール

皆さんは「身の引き締まる思い」という言葉を日常でよく耳にするでしょう。しかし、正しい意味や使い方をしている方は少ないのではないでしょうか。今回はそんな「身の引き締まる思い」の意味や使い方、類義語の紹介や実際にどのように使用するかなど、詳しくご紹介していきます。

更新日時:

「身の引き締まる思い」の意味と使い方

新たな門出で「身の引き締まる思い」

昇進した人や、新天地に引越して行く人などが、「身の引き締まる思い」という表現を使って挨拶をすることがあります。この「身の引き締まる思い」とはどんな思いなんでしょうか?「身の引き締まる思い」だから痩せる思い?なんていう勘違いをしている方もいるかもしれませんが、正しい意味は「気持ちを新たにする」「より一層真剣に取り組むもうと決意する」という意味です。 前向きにまた新たな気持ちで頑張ろう、という表現ですので、新年度や昇進・栄転をする人が使うことが多い言葉です。新しいことをするときには、緊張して痩せる思いをする人もいるかもしれませんが、「身の引き締まる思い」というのは、そんな気持ちを表しています。

結婚式でも「身の引き締まる思い」

「前向きな気持ちで新たに頑張ろう」と思うといったら、昇進のほかにも、人生の一大事・結婚式があります。実は「身の引き締まる思い」は結婚式でもとてもよく使われる言葉です。ことに披露宴では、新郎からお招きしたお客様に挨拶のスピーチをすることがありますが、この挨拶でお祝いをいただいたお客様に「身の引き締まる思いがいたします」と謝意を述べることが多いです。もし結婚式に招待されたら、新郎のスピーチに耳をかたむけてみるといいかもしれません。

「身の引き締まる思い」の例文

昇進して「身の引き締まる思い」

・私のような若輩者がこのような大役を仰せつかりまして、嬉しい反面、身の引き締まる思いがいたします。 →昇進というのは本人にも嬉しいものですが、同時に責任も重くなるものなので、やはり緊張感もあるものです。喜んでばかりではなく、更なる精進も望まれますので、この緊張感を「身の引き締まる思い」と表現するのはよくあることです。

栄転して「身の引き締まる思い」

・転任先では、皆さまの教えを胸に、より一層の努力をお約束いたしますとともに、あたたかい励ましのお言葉を賜り、身の引き締まる思いでおります。みなさまのご健康とご活躍を心よりお祈りいたします。 →それまで勤めたいたところから新たな赴任地に向かう時は、たいてい送別会が開かれます。送られる側は送別会を開いてくださった方々に挨拶をするのが通例なので、このような挨拶を考えておくといいでしょう。

「身の引き締まる思い」の類語

「身の引き締まる思い」とは、どんな意味なのか?

「身の引き締まる思い」とは、新たな気持ちで、という意味ですあり、この言葉を別の言葉で言い表すとしたら、「初心に返って」「思いを新たにする」「決意を改める」「気持ちが引き締まる」といった言葉になるでしょう。 ビジネスの世界では、新たな部を新設したり、新店を出店したり、転任したり、ということが多いものです。また、それに伴って、人も動くものです。このような会社の異動で再出発をするときには、また新たな気持ちで、という意味で「身の引き締まる思い」という言葉で言い表すことができます。

新入社員の「身の引き締まる思い」

入社式や歓迎会では、新人が挨拶をすることがよくあります。新入社員が多い会社では、代表が一人だけ挨拶をする場合もあります。今まで学生だった方が社会人になるのですから、当然生活が大きく変わります。また心構えも一新するものです。何もかもが新しい中に飛び込んでいくのですから、緊張もします。このようなときの挨拶にも「身の引き締まる思い」はたいへん良く使われます。 類義語として上に挙げた「初心に返って」はどちらかというと、ある程度同じ環境で過ごしてきた方が違う環境に飛び込んでいくときに使われることが多い言葉ですが、社会人一年生となるときに、大学一年生となったときの気持ちを思いだして、あのときの気持ちを忘れずに初心に返って、と言うのはよくあることです。このときの気持ちは「身の引き締まる思い」と表現することもできます。

「身の引き締まる思い」の敬語表現

目上に決意表明をするなら敬語で

「身の引き締まる思い」は目上にも目下にも使う言葉です。しかし目上に使うときには、丁寧な敬語を使うことになるので、「身の引き締まる思い」という言葉とともに定型のフレーズとして覚えておくと便利でしょう。「身の引き締まる思いがいたします」と「身の引き締まる思いでおります」は非常によく使われるフレーズです。どちらも謙譲語ですので、目上の方にも使えます。たとえば送別会で上司から激励の言葉を頂いたとします。そんなとき、やはり送られる側もしっかりとお礼の挨拶をしたいものです。 例)ただいま○○部長からあたたかい激励のお言葉を賜りましたが、私が新入社員だったころ、社会人としての基本から指導してくださったのも、当時課長だった○○部長でした。私は育ててくださった△△支社を旅立ち、新たに●●支社で頑張ることになりましたが、初めての土地で新しい業務に就くことになるので、身の引き締まる思いがいたします。新天地でも支社の皆さまに教えを請いながら、力を尽くしてまいりたいと思います。

取引先への転任・新任挨拶も敬語を使う

異動どで担当を離れる時や新たに担当となったときは、異動まで日数がなかったり先方も異動で忙しかったりで、なかなか直接会って挨拶するのは難しいことがあります。このようなとき、顧客に直接会えなくても、挨拶状ぐらいは送りたいものです。丁寧な挨拶状を送ることで、取引先と後任の担当者のビジネスがスムーズになる効果が期待できます。 例)私事ですが、4月より札幌支社に異動することになりました。初めての土地なので身の引き締まる思いがいたしますが、△△様から頂いた教えを胸に、頑張ってまいりたいと存じます。後任には同じ営業三課の□□が担当させていただくことになりました。改めて□□がご挨拶に伺わせていただきますので、今後とも□□にご指導賜りますようお願い申しあげます。

メールで使う場合の「身の引き締まる思い」とは

内定通知が届いたら

内定通知が届いたら、その会社に就職が決まったということになります。所属部署が決まっていない場合は直属の上司はまだわかりませんが、面接で顔を合わせたことがある人事担当者には、お礼のメールを送ることがあります。入社前に少しやり取りをしておくと、緊張がほぐれますので、できれば内定通知が届いたら、お礼を兼ねて挨拶をしておきたいものです。ここでも「身の引き締まる思い」がよく使われます。 例)採用のご連絡を頂き、有難うございます。今から入社日を待ち遠しく思うとともに、身の引き締まる思いを強く感じております。

新任挨拶のメール

前任から担当する顧客を引き継いだら、なるべく早く挨拶をしたいものです。最近では書状ではなく、メールで挨拶をするところも多くなりました。メールでも第一印象となる挨拶は大切なものなので、きちんとした言葉づかいで書くようにしましょう。 例)このたび株式会社▼▼様を担当させていただくことになりました営業担当の●●でございます。弊社と長くお取引頂いている株式会社▼▼様を担当させていただくことは、重責に身が引き締まる思いがいたします。今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

環境が変わったら「身の引き締まる思い」で頑張る

いかがでしたでしょうか?今回は「身の引き締まる思い」について、例文を用いて意味や用例をご紹介してきました。「新たな気持ちで頑張ります」という気持ちを伝えるのに、この「身の引き締まる思い」はたいへん便利なフレーズだといえます。 社会人になるとあらゆるところで転機があり、新入社員として入社したとき、歓迎会を開いてもらったとき、送別会で送りだすとき、昇進したとき、転勤になったとき、使用する場面は、さまざまありますが、挨拶をする機会があったら、ぜひ「身の引き締まる思い」を使ってみてください。意味のわからないまま使うということがないように、しっかり理解しましょう。 今回の記事が読者の方のお役に少しでも立てれば幸いです。

もっと詳しく知りたい方はこちらをオススメ

はじめましてから使えるビジネスシーンの基本をわかりやすくまとめたおススメの本です。

入社1年目ビジネスマナーの教科書
入社1年目ビジネスマナーの教科書

関連タグ

アクセスランキング