IT人材のためのキャリアライフスタイルマガジン

「滞りなく」の意味と使い方・例文5コ・「つつがなく」との違い

更新日:2024年02月13日

言葉の意味・例文

皆さんは「滞りなく」という言葉を日常でよく耳にするでしょう。しかし、正しい意味や使い方をしている方は少ないのではないでしょうか。今回はそんな「滞りなく」の意味や使い方、類義語の紹介や実際にどのように使用するかなど、「滞りなく」に関して詳しくご紹介していきます。

「スムーズに」という言葉も「滞りなく」と同じ意味を持ちます。「スムーズ」は見てのとおりカタカナ語であり、語源は英語です。 英語の「smooth」は、物理的な「滑らかさ」や「摩擦のなさ」を表す意味が代表的です。日本語の「スムーズ」もおなじように「なめらか」「つるつるした」という意味もありますが、「ものごとが差し障りなく」という意味で使うことも多々あります。

「予定通りに」

「予定どおりに」という言葉も「滞りなく」と同じような意味を持ちます。「滞りなく」の用法の中の1つである「滞りなく進行している」と同じニュアンスです。 「予定どおり」は、文字のとおり、「予定に従って」「予定から外れずに」という言葉です。したがって、「滞りなく」が意味するところの「スケジュールのとおりに順調に」という意味で言い換えることができます。

「順調に」

「順調に」という言葉も「滞りなく」と同じように使うことができる言葉です。「順調に」のほうが日常生活でも用いることができるようなカジュアルな言葉となります。 「順調」の「順」は、「正しい方向で」「前進する向きで」というような意味がある漢字です。このことから、「順調」は「常に前に進むような調子で」ということになり、「滞りなく」の言い換えとして使うことができます。

「問題なく」

「問題なく」という表現は、「滞りなく」をよりカジュアルに、噛み砕いてわかりやすくした表現と言えます。日常生活でも頻繁に用いられる言葉です。 「滞り」が生じる原因はどこかに何らかの「問題」があるからに他なりません。この「問題」がないのだから、「滞りなく」事態は進んでいくことになります。

「滞りなく」の意味を理解して、正しく使おう

上記のように、「滞りなく」は幅広い場面で使うことのできる言葉です。さらに、フォーマルなニュアンスを含む言葉でもあるため、使うことでぐっと評価が高くなるでしょう。 ただし、「滞りなく」を使うときは、本当に何事もなく順調に、ものごとが進んでいるときに限られます。何でもかんでも使えばいいというわけではありませんので、口癖のように乱発するのは控えましょう。

上手な段取り方法を学ぼう

「滞りなく」という言葉を使うためには、まずはものごとを順調に進めなければなりません。「滞りなく」という言葉の意味だけでなく、ものごとを「滞りなく」進める技術を学びましょう。 てきぱきと仕事をする能力は、生まれもった才能ではなく、生活をしていくうちに徐々に身に付く物です。些細なことを気にするところから始めましょう。

初回公開日:2017年05月31日

記載されている内容は2017年05月31日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

関連タグ

アクセスランキング