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国立大学法人職員の志望動機の書き方|志望動機例文(新卒・中途採用)

更新日:2023年12月02日

書類の書き方

国立大学法人職員の志望動機についてまとめます。国立大学法人職員の仕事内容、志望動機の重要性、国立大学法人職員の書き方のポイント、そして新卒、中途の例文もご紹介します。しっかり作りこんだ志望動機で、スムーズに採用を勝ち取りましょう!

自分のことは自分が一番良く知っていると思いがちですが、真剣に考える機会がないものです。自分の長所・短所をすぐに答えることができますか? 自己分析は、シンプルな方法ですすめます。まず、自分の今までの経験、つまり部活動・受験勉強・習い事・得意科目・不得意科目・資格・アルバイト経験などを、時系列で紙に書き出します。そこから、自分の長所・短所は何であるのか客観的に分析します。

自己分析の例

たとえば、高校時代、バレーボール部に所属していたが、部活動と勉強の両立ができなくなり、最後まで部活動を続けることができなかったとします。しかし、部活動を辞めてからは、毎日勉強に励み、志望校に合格することが出来たという結果を出せたとしましょう。 すると、長所は「1つのことを熱心に続け、努力することが出来る」、短所は「同時にいくつかの事を器用にこなすことは苦手」と自己分析できます。

ポイント1:自分と国立大学法人職員との結びつきを考える

体験やスキル・資格、性格や価値観などから、どうして「その大学」の職員でなければいけないのかを考えましょう。 大学法人は地域貢献もひとつの目的になっているので、その地域出身であれば、そこから自分と大学を結びつけることもできます。出身でない場合には、大学の方針や最近の研究成果などと自分のスキルや専門分野を結びつけるのも有効です。

ポイント2:なぜ国立大学法人職員になりたいのか

ポイント1をベースに、国立大学法人職員を志望するきっかけを書きましょう。 しっかりと具体的に書くことが重要です。安定性など自分の欲求をみたす理由ではなく、社会や地域、大学に貢献したい思いを伝える「なぜ」を意識した志望動機になるようにしてください。

ポイント3:国立大学法人職員になった後の目標は何か

自分が国立大学法人職員になった後、どのような事に取り組んでいきたいのか、またはどのように活躍したいのか、具体的なビジョンを書きましょう。ポイント2では一般的な貢献が中心でしたが、ここではその先、国立大学法人職員としてのキャリアパスを書くとすすめやすいでしょう。 志望する大学が目指している方向性とずれが生じないように、その大学の理念や方針などもしっかりと調べた上で考えます。また、過去の経験などを通して、自分がそのキャリアパスにこだわる理由も考えておくと、より具体的で採用担当者に伝わりやすくなります。

国立大学法人の志望動機例文(新卒・中途採用)

上に書いたポイントを参考にして、国立大学職員の志望動機をまとめます。 以下に、新卒向け、途中採用向けの例文をあげます。どうしても国立大学職員の志望動機を書き進められない時の参考にしてください。

新卒生の場合

「私が国立大学法人職員になりたいと思ったきっかけは、大学職員の仕事内容に広報の仕事があると知ったことからです。 私は大学受験生の時、パンフレットを見てとても魅力的に感じたことから母校を受験することに決めました。受験生にとって、大学のパンフレットは志望校を決める際にとても重要な物である、と私は考えています。そのパンフレットを作製するのは、大学職員であることを知り、私も広報の仕事に携わりたいと思いました。 また、近年少子化が進み、貴学にとっても学生確保が課題のひとつになっていると伺いました。私は大学時代、軽音楽サークルに所属しており、その際はバンドやイベントの広報担当をしていました。ライブイベントの集客のため、練習風景の動画や写真をSNSにアップすることや、ライブイベントのチラシ作成などを行っていました。最初はなかなか集客が上手くいかず苦戦しましたが、徐々に知名度を上げることができ、大学4年生の卒業ライブを行う頃には、チケットを完売させることができました。私が大学職員になることが出来たら、大学時代の経験を生かし、広報として貴学の魅力を広めていきたいと思っています。 生まれ育った土地でアカデミックな活動をしている貴学で、地域でに貢献できるようなイベント開催なども企画して、私も少しでも地域に貢献できればと考えます。」

中途採用の場合

「現職で接客だけでなく、店舗運営や売上、在庫などの管理業務、報告書作成や発注書の入力などの業務をこなしています。接客とはまた違う、お店を支える事務的な仕事に楽しさを感じるようになりました。もちろん、接客業務でお客様とコミュニケーションを取りながら商品を提案していくことも、とてもやりがいがあります。双方の業務を現職で学べた今、私は専門性を極める事務の仕事をしたいと思う様になりました。 学校事務に興味を持った理由は、夢を持って学ぶ生徒さんを支えてたい、また彼らが学ぶ姿からは私自身も日々刺激を頂けるのではないかと考えたからです。また、貴校は地域の人とのイベントを多く開催し、学生さんの就職相談には親身に相談にのっているとうかがったので、接客業務で培った笑顔やコミュニケーションスキルを発揮できるのではないかと思っています。 アカデミックな雰囲気の職場でスキルを活かすだけでなく、さらに事務の専門性を高めて、貴校に貢献します。」

しっかりした志望動機は国立大学法人職員への道を切り開く!

国立大学法人職員の受験の申し込みをする際に、志望動機を記入しなければなりません。筆記試験の前に志望動機を書く必要があり、面接まで進んだ際にも面接カード等に志望動機を記入する場合もあります。申し込みの段階から面接に至るまで、少し期間がありますので、申し込みの際の国立大学職員の志望動機と差がないように気をつけましょう。 この記事を参考に、ポイントをおさえて、国立大学職員への志望の熱意を伝えれば、説得力がある志望動機で、採用担当者の印象にのこるものになります。国立大学職員の採用決定をスムーズにもらいましょう。

初回公開日:2017年09月01日

記載されている内容は2017年09月01日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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