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「内定辞退」は怒られる?怒られたときの事例と対処法

更新日:2024年09月24日

内定後

内定辞退をするときに怒られることは、就職活動をするときに一番怖い事態です。それのために内定辞退を躊躇して、内定辞退をしない方も多いです。しかし、夢のためには内定辞退をする必要も必要になってきます。今回は、内定辞退で怒られるときの対処法などをご紹介します。

内定辞退の連絡をすると、罵声を浴びせられて怒られる場合も多々あります。採用担当者側からの威圧に対して委縮をして内定辞退を撤回する方も中にはいます。また、怒られるだけではなく、採用担当者からの泣き落としで内定辞退を撤回させるような方法を取る場合もあります。 例えば、「これ以上内定辞退が出たら自分の立場が危うい」や「人員計画に狂いが出て、企業の存続にかかわる」や「選考に落ちた方から泣いて電話が来た」などと、採用担当者から泣き落としを食らい、罪悪感を増幅させて、内定辞退を撤回させるような場合もあります。 これらの泣き落としや怒られる場合の対処法は、あなた自身が内定辞退を撤回しない強い意志を持っておく必要があります。企業もあなたの内定辞退を撤回させるためにあの手この手で手を回してくるため、それらに対しても絶対に挫けない、内定辞退の意思を持つ必要があります。

内定辞退で怒られる事例とは?

最後に内定辞退の連絡で採用担当者から怒られる事例についていくつかエピソードを通じてご紹介します。

内定辞退の連絡をして喫茶店に呼ばれたら

ある企業に内定を得た学生が、内定辞退の連絡を採用担当者にした場合に、「穏便に、一度喫茶店で話そう」といわれました。その学生も、一度話せば穏便に済ませることができると思い、それに応じて喫茶店で会うことにしました。喫茶店で合流すると、採用担当者から罵声を浴びせられて、最後に水をかけられて、採用担当者は帰っていきました。

本社で一時間正座をさせられ怒られる

ある学生が内定辞退の連絡をしたら、採用担当者は電話口で怒り心頭で怒られました。そして、その学生は採用担当者から本社に呼ばれました。学生は、行きたくはなかったのですが、採用担当者の怒りも納まらないため、その学生は本社に行くことになりました。本社に行くと、採用担当者と人事部長が座っていて、まずその学生に対して、採用担当者は「正座で座るように」と言いました。 そして、そのあと、「落ちた学生の気持ちを考えろ」や「君のためにいくらのお金と時間をかけたのか」や「今日呼び出したために仕事を中断しているどうするのだ」などと一時間近く罵声を浴びせられました。

泣き落としをされる場合もある

ある学生は、内定辞退の連絡をした後に、本社に呼び出されました。電話口でも採用担当者も非常に穏便で怒られることもなく、その学生も何か事務処理をするだけだと考えていました。そして、本社に行っても内定辞退の署名をして、終わるかのように見えました。ですが、採用担当者から「君が内定辞退をしたおかげで、僕は降格か左遷になるだろう。そうなれば、結婚して子供ができたばかりなのに単身赴任になる。だから、もう一度考えてほしい」と言われました。このような、泣き落としで内定辞退を止めるような方もいます。

内定辞退は「誠心誠意の謝罪」と「堅い意思を持つこと」が大切

内定辞退をする際に絶対にやってはいけないことは、怒られると思って内定辞退の連絡をせずにフェードアウトすることです。これは、あなた自身の信頼にも関わりますしあなたの大学に対する信頼を落とすことにもなりかねませんので、これだけはやってはいけません。内定辞退の連絡は、確かに勇気のいる事ですしせっかく内定を出していただいているのにそれを辞退することに対して罪悪感を抱く方も多いでしょう。 しかし、あなたにも職業を選ぶ権利は人権としてあり、内定辞退も歴とした権利の一つと言うことができます。そのため、内定辞退をすることに罪はありません。しかし、内定をもらうということは、その企業の採用担当者はあなたに期待をしています。そして、あなたの内定獲得の裏には多くの学生が涙していることを肝に銘じて、内定辞退の際には、謝罪の気持ちをもって行いましょう。 業種等が全く関係なくても、何かでその企業の担当者と仕事で出会う場合もないとも言い切れません。その時に軋轢を残さないためにも、円満な内定辞退を目指すことをお勧めします。

初回公開日:2017年05月29日

記載されている内容は2017年05月29日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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