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更新日:2024年08月22日
インターンシップを志望する大学生の学びたいこととは一体何なのでしょうか?インターンシップとは実際にその企業での学びたいことを体験することですが具体的にはどのようなことが出来るのでしょうか?また申し込む際の志望動機の書き方もご紹介します。
目次
学びたいことが決まっていればインターンシップの志望動機も書き易くなるのですが、学びたいことが決まっていない人はどのように志望動機を書けばいいのでしょうか。ここでは明確な志望動機は無いけどとにかくインターンシップに参加したいという人向けの志望動機の考え方をご紹介します。 明確な志望動機が無い人の考え方は「とにかく成長したい」「学生の内に社会を体験したい」「就職活動のきっかけにしたい」というものがあります。その次はなぜ自分がそう思うのか?という視点で自分の学びたいことを掘り下げて行きます。成長したいのであれば何故成長したいのか?社会を体験したいのであれば何故学生の内に体験したいのか?と考えを掘り下げることで自ずと自分の根底に眠っている本当に学びたいことが出て来るはずです。 そして最終的には自分が将来どうなりたいのか?という考えに結び付けて下さい。とは言っても自分の将来について中々イメージできない人もいるでしょう。その場合は有名なビジネスマン等をイメージして「〇〇の様になりたい」という視点を持つことも良いでしょう。
ここまでインターンシップをする際の志望動機の考え方についてご紹介しましたが、なぜこうまでして明確に学びたいことを考えなければいけないのでしょうか?それはインターンシップを始める前に明確に学びたいことを考えておかないと取り返しのつかない失敗に繋がりかねないからです。
学びたいことが分かっていないとたとえインターンシップに参加したとしても自分が何を得て、何を達成したのかが分からなくなてしまいます。また学びたいことが分からないとただ漠然と作業をするだけになってしまうのでインターンシップ内で何を優先すべきかという適切な判断が出来なくなってしまいます。さらに学びたいことも無くインターンシップをしてしまうと時間だけを浪費してしまい軌道修正が出来ずに行き当たりばったりな就職活動になってしまう恐れがあります。 例えば自分を成長させるためという目的があるとしてもそれだけではインターンシップに参加するには理由が漠然とし過ぎています。そのため成長したいのであればインターンシップを通してどのように成長したいのかを考える必要があります。デザイナー志望であれば「イラストレーターやフォトショップを駆使してホームページにデザインが出来るようになるため」や、営業職を希望するならば「即戦力として扱ってもらえるだけのスキルを身に着けるため」などの一歩踏み込んだ考えを導き出す必要があります。 漠然とした理由でがむしゃらにインターンシップに参加した場合でも良い経験をすることは出来るでしょう。ただしインターンシップに対する明確な目的を持っていた方が企業側への高評価にも繋がりますし、そもそも明確な目的が無い人はインターンシップに参加できないこともあります。
インターンシップへ参加するに当たって明確な志望動機を用意することが出来たら、次はエントリーシートに志望動機を書くための準備をしましょう。ほとんどの場合インターンシップに参加する際にエントリーシートに志望動機を記入する必要があります。そこでインターンシップのエントリーシートに記入する志望動機の書き方をご紹介します。まずは細かい解説をする前にインターンシップの志望動機の例文をご紹介します。この例文をベースにして正しいインターンシップの志望動機の書き方を解説していきます。
私はバンカーの仕事に興味があり、貴行のインターンシップに参加し、銀行の業務をより深く理解したいと考えております。 経済・金融に興味があり、学部は経済学部に進学し、ゼミでは金融学を中心に専攻しております。学業を進める中で、経済の信用創造を担い、経済に血を送り出す「銀行」の重要性を実感し、将来はバンカーとして働きたいと考えるようになりました。 しかし、実際に業務を経験したことがないため、どのようなやりがいがあるのか?どんな能力が求められるのか?が見えない状況です。 そこで、貴社の「バンカーの仕事をまるごと体験できる」というインターンシップ内容に興味を持ち、銀行の業務の一端を少しでも体感したいと想い、この度、応募致しました。
例文を見てもらえれば分かる通り、まず最初に「なぜこのインターンシップに参加したいのか?」から書き出していきます。これは他のビジネス文書にも言えることですが最初に結論を書くことによって自分のメッセージを手っ取り早く伝えることが出来ます。よくあるパターンとしてインターンシップの志望動機を書く際に「映像制作に興味があり学生時代はこんな活動をしてきて~」や「○○をしていたから△△に興味があり~」というふうに志望動機のプロセスから書き出してしまうことがあります。このような書き方をすると自分の言いたいことを伝えるのに時間がかかってしまいます。 志望動機は長々と長文を書けばいいというわけではないので自分の伝えたいことを簡潔にまとめる必要があります。そのために一番最初に結論を明記する必要があります。志望動機の経緯やその他の細かい話はその後に書きます。志望動機で重要なのは「自分が何に興味があるか」と「インターンシップを通して何をしたいか」を示すことです。そのため志望動機の出だしとしては「私は○○に興味があり、貴社のインターンシップを通じて△△を学びたい」というふうに書くと自分のメッセージをしっかり盛り込めて、尚且つスッキリとした文章に仕上げることが出来ます。
出だしで結論を明記したらその次は志望動機のプロセスを書きます。ただ単に「○○に興味があるから△△をしたい」というだけでは文章として弱いので具体性を表現する必要があります。書くことは自分がその企業・業種に興味を持つようになったきっかけなので自分の体験談を交えながら書いていきましょう。 例文では経済学部で金融学を専攻しているため銀行の仕事に興味を持ったと明記しています。このような大学での経験を活かせば説得力のある文章に仕上げることが出来ます。またアルバイトの経験を用いても良いでしょう。アルバイトとはいえ仕事を通して得た経験なのでそれだけの説得力が生まれます。
志望動機へのプロセスを明記したら次にインターンシップに参加する目的を書きます。その企業・業種の志望動機だけを書いたのであればインターンシップを参加する必要性が伝わらない文章になってしまいます。せっかくインターンシップに参加するのですから「なぜインターンシップに参加したいのか?」も伝える必要があります。 例文では「実際に業務を経験したことがないから金融業界の実態が分からない。」「そのため、このインターンシップを通して少しでも業務を体感したい」というふうに明記されています。このようにインターンシップそのものへの参加目的を明記する必要があります。文章を構成する際のポイントとしては「実際の業務を経験したことがないので実態が分からない」と「インターンシップを通して○○を体験したい」という書き方をすると簡潔に上手くまとめることが出来ます。
インターンシップの志望動機を書く際のポイントは3つです。「出だしは結論を書く」「企業・業種への志望動機を示す」「インターンシップへの参加目的を示す」という順番で書きます。この3つのポイントを押さえておけば読みやすくて中身の詰まった志望動機に仕上げることが出来るでしょう。
記載されている内容は2022年11月16日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。
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