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「どういたしまして」は正しい敬語?代わりの表現4つ

初回公開日:2017年04月29日

更新日:2020年06月10日

記載されている内容は2017年04月29日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

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敬語

どういたしまして、という言葉は、ありがとうに対しての返事として、認識されていると思います。その「どういたしまして」本当はどういう意味なのでしょうか。また、どういった成り立ちなのか、敬語として使えるのか、正しい使い方は、などについてをご紹介します。

「どういたしまして」の意味

「どういたしまして」は、「大したことは何もしていません」という意味の言葉です。 相手の方から感謝の言葉を頂いた時に、相手の感謝の気持ちに対して、謙遜の意をあらわすために「大したことありませんよ」という軽い否定を示す言葉であり、感謝を表してくれた方に対して、気にしないで下さいね、という意味をこめて使われる言葉です。

文法的な成り立ち

では、「どういたしまして」の文法的な成り立ちを見てみましょう。 「どう」…「こそあど」の不定称で様子(態様)を表す言葉 「致す」…動詞「する」の謙譲語 「ます」…丁寧語の助動詞 「て」…質問の終助詞 ~ですって?などの「て」、反語の意を含む 以上のような説が有力です。『(私が)いったいどんな事をしましたか?(いえ、なにもしていません)』という形の反語表現的な意味をもつ言葉です。

「どういたしまして」は敬語として正しい?

「どういたしまして」を敬語として使えるのか。実はあまり親しくない目上の方には「避けるべき」というのが答えです。 その理由は、「どういたしまして」はそんなに「大したことはしていません」という意味の言葉で、それは軽い否定の意味をともないます。裏を返せば、「少しはやってあげた」のニュアンスが含まれてきます。 やってあげた、という事がやや上から目線な立場に立ってしまった表現となります。また、場合によっては、やってあげたことを遠回しに伝える、皮肉を含んだ表現になったりするので注意が必要です。

心のあらわれとして

立場や状況、心情によって、表現は変わります。失礼に当たらない敬語的表現は勿論大切ですが、それに付け加え感謝の意に返す、心の表現として「どういたしまして」やその他の表現を使い分けていけるという事が大切です。

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正しい日本語の使い方
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