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更新日:2024年07月09日
大学職員は、給料が高く、定時で帰れる仕事として人気があります。そのためライバルも多く、自己PRがぱっとしなければ書類審査すら通りません。目に止まる自己PRはどう書けばいいでしょうか。ここでは、大学職員に応募する際の自己PRの書き方について紹介します。
目次
大学職員に応募する自己PR文を書くなら、その大学のことをよく調べて、自分の経験や得意なことを中心にまとめることになります。次からは、具体的な例を使って自己PRの書き方を紹介します。
貴校が、他大学に先駆けてキャリア教育に取り組まれてきた点に共感し、応募しました。特に、貴校に合格した高校生に向けて、入学前にキャリアについてのセミナーを行うなど、学生生活への意識を高めてもらう取り組みに魅力を感じています。前職でもキャリアセンターで継続的な学生支援を行い、就職率のアップに貢献してきました。この経験を生かして、学生が将来を見据えた学生生活を送れるように支援していきたいと思います。
近年、大学には社会に貢献できる人材を供給する教育機関としての役割が期待されています。大学にとって、就職率は重要な指標の1つであり、就職率のアップはどの大学も力を入れています。そこにフォーカスして自分の経験と、就職した後の活躍について、上手くアピールできています。文章の量も丁度良く、具体性があるうえ、アピール点が解りやすい良い例と言えるでしょう。
貴校の「自ら考える人材を育てる」という教育理念や、幅広い業務に携われることに魅力を感じ、志望しました。この貴校の教育理念は、私のモットーとも一致しています。社員の教育研修を担当する中で、「自分で考える・自ら働きかける人材育成」を軸としたプログラムを企画するなどし、成果を出してきました。この経験を生かし、学生が4年間の学生生活を通して自ら考える人材になれるよう、支援していきたいと思っています。
今の大学には、授業を通じて「何が身に付いたか」といった学習成果を評価する仕組みを導入しています。また、「自ら考える人材」というのは、どんな会社でも求められる人材であり、就職にも有利になります。そして、そういった教育に関わり実績をあげたという経験は、大学にとっても貴重な人材と映ります。うまく自分の経歴を大学のニーズに合わせた、いい例と言えるでしょう。
採用担当者の目に止まる自己PRの文章は、できるだけ短い文書で、具体的でなおかつ明確な主張が書かれていなければなりません。そんな文章を書くのは、誰にとっても難しいことです。とにかく主張したいことを書き出して、冗長な箇所を書き換え、短い表現に置き換え、さらに、分かりにくい箇所を別の表現に変えるなどの推敲作業が必要となります。次の例は、まだまだ冗長な文章が残る、推敲前の例です。せめてこれくらいに書き出して、さらにいい文章にしていきましょう。
昨今の大学改革により、従来とは違う大学職員が求められています。そのため、この大学改革に沿って、自分がいかに活躍できるかを中心に自己PRするのも1つの手です。大学職員とは全く違う経験が生かせる可能性を、うまく自己PRで主張しましょう。また、学生時代の経験でも、新しい視点や新しい考え方が注目されれば、十分採用のチャンスがあります。 次に、転職の場合の自己PRの例と新卒の場合の自己PRの例を紹介します。
経験が無い、実績が無い、からと言っても、学生生活の中でもいろいろなことを経験できます。そんな経験で、ハッとする体験がきっとあったはずです。それが、大学に関することなら、積極的に使っていくといい自己PRが書けるはずです。未経験だからそこ、大学職員には見えていない点が見えることがあります。そして、そんな視点を持てる、ということは改革の推進役として大きな力になってもらえる期待が持てます。そんな、前向きな自己PRが採用担当者の目に止まるはずです。
近年のグローバル化に伴い、従来のような暗記中心の教育ではなく、自分で考えて問題解決に導けるような優秀な人材の確保が大学には求められています。少子化に伴う問題など、解決しなければいけない問題は山ほどありますが、こういう状況だからこそ大学教育の抜本的な改革に貢献したいと感じました。実用的な外国語教育に力を入れている貴校だからこそ、自身のスキルを発揮できると信じています。
大学職員とは全く縁のない、外国語に関する職業からの未経験分野への転職での自己PRの例です。できれば、もっと前向きな言葉が入った方がいいし、もっと具体的な課題の解決に自分の経験が役立つ、という表現がいいと思います。しかし、今の大学の問題点をよく調べたうえで、書かれた自己PR文です。
記載されている内容は2017年07月13日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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