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[未経験/転職/新卒]大学職員の自己PRの書き方/例文を詳しく説明!

更新日:2024年07月09日

書類選考・ES

大学職員は、給料が高く、定時で帰れる仕事として人気があります。そのためライバルも多く、自己PRがぱっとしなければ書類審査すら通りません。目に止まる自己PRはどう書けばいいでしょうか。ここでは、大学職員に応募する際の自己PRの書き方について紹介します。

大学の事務職員は、高い給料が貰えて、しかも、定時に帰れる、そんな人気のある職種の1つです。有名私立大学では、わずか10人の求人に多数の応募があるそうです。そのためか、大学職員が他の仕事に転職する、というケースはかなり少ないそうです。その代わり、役員などになれるのはごく一部で、キャリアが描きにくい職種といえます。有名私立大学や国立大学などは、文部科学省などを退職された人が、部長職以上で採用されるケースもあるので、上を目指す方には向かない仕事かもしれません。

大学職員へのルート

大学職員の求人情報は、国立大学の場合は職員統一採用試験があり、まずはこれを受験するのが基本です。一方、公立大学や私立大学は、独自に求人を行っています。そして、それらの求人は、大学の公式Webサイトなど誰でも見れる場所に掲示されます。このような情報はネットで広がるので、日本全国から応募がある大学もあるそうです。 大学では正社員の募集の他に、パートタイムの大学職員の募集も行っています。正社員じゃないからといって無視してはいけません。パートタイムの事務職員なら大学職員の仕事をすぐ目の前で学べます。そして、この経験がそのまま自己PRとなるのです。パート社員から正社員になった大学職員もかなりの人数がいるようです。 また、転職エージェントを活用するのも1つの方法です。僅かな募集に対して、日本全国から応募があった場合、採用担当者はその人たちの履歴書を精査し、見込みのある人と面接を行うことになり、かなりの負担です。そのため、転職エージェントに外注して、大学が希望する人を紹介してもらう、ということもあるそうです。

大学職員の仕事に応募する際の自己PRの書き方

大学職員を目指すなら

大学職員を目指す場合は、自己PRが大事になります。少ない求人に多くの希望者が殺到する大学職員だけに、書類選考でかなり絞られてしまいます。まずは、ここを突破しなければなりません。そのためには、採用担当者の目に止まる自己PRが必要です。また、読みやすく、自己PRのポイントがはっきりした文章が求められます。 もし、文章を書くのは苦手だから、面接で自分の魅力を知ってほしい、と思っているような人がもし求人に応募したら、ここで必ず落とされます。そんな人は大学職員には向いていません。自分より賢い教授や学生を相手に提案したり、説得したりする必要があります。文章をまとめられない人には、自分の考えをうまく相手に伝えることはできません。自分自身を見つめなおし、納得のいく自己PRの文章を書きましょう。

事前調査が大事

新卒で就職するにも転職するにも、求人に応募する会社の調査は欠かせません。大学職員を目指すなら、その大学についての事前調査に時間をかけてください。大学では、受験してくれる学生を募集するため、公式Webサイトに力をいれています。大学の理念やカリキュラムといった基本的なことから、学生生活の実際や、対外活動など多くの情報を掲載しています。 また、大学のある地元のニュースも検索してみてください。大学は、テレビ局など多くのメディアと付き合いがあり、大学の活動を取材してもらい、広く一般の人に知ってもらう広報活動に力を入れています。面白い活動や、興味深い活動などのニュースがヒットするかもしれません。そのニュースから、公式サイトだけでは解らない大学のいい面が見えたりすると思います。

自分の自己PRを見つめなおす

採用担当者の目に止まる履歴書にするには、自己PRの文章が解りやすく、大学の専門分野や教育方針に合致している必要があります。そして、そんな自己PRの文章を書くためには、自分のメリットが何かを明確にしなければなりません。自分のこれまでの実績を振り返り、自分が得意とするのは何か、自分は何をしたいのかを検討するのは、就職する際の基本です。これも絶対におろそかにはできません。

大学と自分との繋がりを自己PRに

多くの求職者の中から自分を選んでもらうには、他の人との差別化が避けられません。大学を調べていて、自分なりにその大学の良い点が見つけたら、ぜひ、それを題材にして自己PRを書きましょう。具体的に大学の良い点を書くと、必ず採用担当者の目に止まりやすくなります。また、大学の活動と自分との接点があれば、それを元に自己PRを組み立てるのもいいでしょう。なお、面接では自己PRについて色々聞かれるので、自己PRに書くのは自分の経験に合致したものでなければなりません。また、ネットで見つけた自己PRの文章をほぼそのまま書くのは絶対に止めてください。そんな付け焼刃は面接で絶対にばれてしまいます。

大学側のメリットもしっかりと

また、自己PRには、自分がその大学の事務職員になることで、どんなメリットがあるかも書きましょう。どんな会社でも言えることですが、会社は真面目に勤めてくれる、優秀な人を採用したいと思っています。そして、その人が会社の一員になってどんなメリットがあるかが、優秀かどうかを判断する重要な材料となります。明確なメリットがある人なら、他の求職者に差別化ができ、採用してもらえる可能性が高まります。

前向きな姿勢と熱意を自己PRに

一般的に履歴書に書くべき自己PRでは、ネガティブなことは絶対にNGです。これは、大学職員に応募する履歴書でも当てはまります。必ず前向きな内容にしてください。大学職員になったら、「こんなことをやりたい」とか、「こうやって貢献したい」といった内容が良いでしょう。さらに、熱意が伝わる自己PRの文章なら尚いいと思います。また、変に敬語にこだわらず、自分の言葉で話すように書くのが良いでしょう。

エピソードを用いた自己PR方法

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初回公開日:2017年07月13日

記載されている内容は2017年07月13日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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